ウクライナ国内での、ロシア軍による残虐行為のニュースを見るたびに、胸が痛む。
なぜ、こんな酷いことを平気でやれるんだろうと、つくづく可哀想で胸が詰まってしまう。これがロシアが行う軍事行動の実態なんだろうけど。
ロシアの「戦争犯罪」糾弾、民間人多数殺害で和平交渉困難 https://t.co/NpyFwOJxcu
— ロイター (@ReutersJapan) April 4, 2022
ロシアに詳しい専門家の話では、ロシアは最近でもチェチェンやシリアでの軍事行動において、まったく同じような非人道的な行為をしてきたんですよと言っていた。
ただ、今回はヨーロッパの白人に対して、このようなことを行ったので、欧米のメディアもこれだけ大きく報道し問題にしているのだろうと、人種差別的な部分も感じるとの感想も言われていた。
そんな風に言われると、確かにその通りなんだろうなとは思う。
まだ、ロシアがソ連だった時代、終戦直前に一方的に不可侵条約を破棄して日本に参戦し、北方領土を奪ったことはみんな知っているけどね。
あわや北海道まで割譲を迫ったけど、それはアメリカの反対に合い阻止された。
でも、それだけで終わらず、そこでもやはり虐殺が行われ、さらに60万人の日本人をシベリアに強制連行して使役したという、とんでもない事実もあるから。
それに対しては、日本の国内でさえあまり大きくは取り上げられないけど、ましてや欧米のメディアは、これまで大きな問題にはしてこなかったからね。
まぁ、人種差別的なことは置いといても、今回のロシア軍の行為が理不尽で残虐であることに変わりないけど。
しかもロシアは国内においては虚偽の報道しか流せないようにしているし、先日は停戦交渉が進展しているかのように言いながらも、東部や南部への戦力集中へと作戦変更をしただけで、戦火が終わる気配はないようだ。
言ってることとやってることが違う、全く信じられない国なんだなとつくづく思う。
だからと言って、ロシアを嫌っても、恐れていても仕方がないけどね。
ワールドメイト会員の自分としては、そんなロシアだったとしても、いつか変わってもらわないと、未来永劫に世界に真の平和が訪れないと感じるから。
ドイツのメルケル前首相の軍事顧問を務めたエリッヒ・ファート氏がオンラインで時事通信のインタビューに応じました。https://t.co/Ws6grCvNvU
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) April 3, 2022
今回のロシアによるウクライナへの侵略は、すでに想像を超えるインパクトを世界に与えているよね。
この先もさらに大きな影響が現れ、日本や世界の安全保障の仕組みをはじめ、いろんなことがこれまでとは変わっていくことになるのだろう。
ロシアはこれから非常な苦境に陥るだろうけど、ロシアもこれを契機に良い方向に変わってほしいし、そうなるようにワールドメイトで祈りたいなと思う。
本当はロシアもだけど、ウィグルやモンゴル、チベットで民族を弾圧し、中華思想で世界の秩序を変えようとしている中国が、一番変わってほしい国の本命なんだけどね。
そうじゃないと世界は再び軍拡の方向へと走り、核を持とうとする国も増えるだろうし、相手よりも優位に立つために最新兵器の開発と配備に血眼を上げなくてはならなくなるだろうから。
ほんとうは世界の人々は、平和を望む人たちが圧倒的に多いはずなのにね。
なぜか国と国という立場になると、なかなか話し合いでは治まらなくて争いになってしまう。
そうなると、自国の平和を守るために軍備に多くの資源と国費を費やさなければならなくなる。
これが今の世界の安全保障の現実なんだなと理解はしているけどね。
それでも見せかけの平和にしかならない気もして。今回のプーチンに対して世界は四苦八苦し、十分に抑えきれない現状を見てしまったから。
万が一プーチンよりも恐ろしい、平気で核でも使いまくるような狂気の独裁者が軍事大国に出現でもしたら、平和の均衡は脆くも崩れて世界大戦にならないという保証はない気がする。
争いのない恒久的な平和が続き、貧困のない豊かな世界を築くと言う、世界の誰もが望むような理想から、遠ざかってしまいかねないよね。
とにかく今はウクライナでの残酷な戦火が1日でも早く終結し、ウクライナの人たちに平和が戻ることを願うばかりだけど。
そして世界がこれを契機に、かえって良い方向に向かうようにと、ワールドメイトで祈り続けたい。