ワールドメイトっぽい日々

民族や人種による差別を無くすことは当然のことだとは思うけど・・!!

米国の黒人差別に対するデモは、今や英国やフランスなどヨーロッパや、中南米などでも広がり続けているよね。

日本でも行われていたようだけど、時期が時期だけにコロナの感染拡大を心配するワールドメイト会員もいたけどね。

まぁ、それなりの感染対策もしつつ、コロナに対する恐れ以上に差別問題の根の深さに突き動かされ、デモを行っているんだろうなと思う。

ただ英国はじめとする警察官に対する無茶苦茶な暴行なども、各地でおきているようだ。

いろんな背景があるとは思うけと、さすがにやりすぎだとしか思えない。

どの国か忘れたけど、警官の背中に油をかけて火をつけたり、狂気の沙汰としか思えない行動も動画でアップされていた。すぐに削除されたけど。

日本では信じられないほど、米国の警官は強い行動にでることも、今回ネットでたくさん見ることができた。

銃社会という背景があるからだとは思うけど、黒人に対しては、特に厳しい態度をとるとも言われているよね。

それからコロナの影響で、生活に困っている人たちが増えたせいもあると思うけど、一部で激しい破壊略奪が行われている。これはどう見ても暴力だし犯罪だよね。

略奪を先導する人たちもいて、目的は、米国の現体制を揺るがすためとも噂されている。

その裏に中国人がいたことが、明らかにされていたけど、中国政府の関与も疑われはじめているようだ。

これまでもずっと行われてきた黒人への差別的な行動に対し、「Black Lives Matter」と、力強く声を上げたのはいいけど、それに乗じて略奪行為を行う人々が出てきたり、また、略奪や暴動を煽って政権へのダメージにしようという勢力らが入り混じって、複雑な様相を呈しているように感じられる。

黒人だけではなく、日本人をはじめアジア系の人たちも、米国や豪州などの欧米圏からは何らかの差別を受けてきた歴史もあるけどね。

だんだん少なくなってきたとはいえ、人種差別がなくなることは自体は、多くの人たちの共通の願いであると思う。

過去には日本人や、あるいは白人でも奴隷として売買されてきた歴史があるけど、中でも黒人の場合は奴隷売買の歴史が長いし規模も。

欧米中心に多くの国でおきた大規模なこともあって、それが根深く影響を残していることを、今回の報道でかなり理解できた。

今後、この問題が米中の覇権争いの道具に使われずに、暴力や略奪も行われずに、人道的な見地から改善されていくように、ワールドメイトで真剣に祈りたいと思った。

ところで欧米における人種間の差別とは違うけど、日本にも、比較的最近まで同和問題があったと言われているよね。

中学生の頃に、同和地区のことを大人から聞かされた時のことを、なぜか今でも思い出す。

当時は、よく意味がわかってなかったけど、日本国内にも差別を受けてきた人たちがいることくらいは、こども心に理解していた。

その地区から来た同級生もいたけど。

別に何かがちがうわけではないし、誰も差別する人もいなかった。みんな一緒になって遊んでいたけどね。

中には帰化していたと思うけど、親が朝鮮半島出身の2世(3世?)もいた。

普通に仲良くやっていたけどね。

国家とか、国の政治になってくると、国益やプライドがあるのか、いろいろややこしい問題になってくるけどね。

15年くらい前、映画「パッチギ」を見たけど、日本人と在日の人たちの間にある複雑な感情が描かれていたため、日韓関係や北朝鮮問題に関心を持つきっかけにはなった。

あの映画自体は反日的な映画と言われているけどね。

個人的には、映画の出来としてはすごく良いものだと思っている。喧嘩のシーンは好きではないけど。

麻薬所持で捕まったけど沢尻エリカの演技も良かった。イムジン河も曲としてはいいなと思った。

ただ、あの映画で表現されていた内容は、真実の部分もあるだろうけど、一部の負の部分だけを取り上げ、憎しみや悲しみの感情を表現している気がした。

当時の日本人に、差別的な感情のあるなしに関係なく、酷いことをする人がいたとは思うけどね。

でも多くはそうでは無かったと思っている。

本当は戦後の日韓関係にしても、政治決着で解決できていたはずなのに、今の韓国政府は過激な反日政策で、国民に本当の事実を知らせないのは残念なことだよね。

事実とは違う反日教育をやってきた歴史があり、お互い理解しあえる機会を失わせることばかりやっていては、この先良い未来は築けそうにない。

日本が韓国より優位にあるのがどうしても許せないみたいな感情があるのも、ちょっと引いてしまう。

最初の話になるけど、今回の黒人差別問題も、大統領選挙の政治的な対立の一つになっている間は、どちらが政権をとっても本質的な解決への道のりは険しい気がするけどね。

南アフリカのマンデラ大統領のように、政治的な対立に向かわせずに、融和を促進するやり方ができるといいんだろうけど。

国の規模や背景も違うから、困難も大きいんだろうけどね。

それから話は全然変わるけど、つい先日、北朝鮮による拉致問題を日本人に知らしめ、最後までこの問題解決に尽力されてきた横田滋さんが亡くなられた。

拉致問題には、実はあまり深く関心がないというか、相手が相手だけに、政体が変わらない限り、はなから完全な解決は無理だと諦めていた気がする。

でも、今回の横田滋さんの報道を機に、改めて詳しく内容を知ると、もっと早くから関心を持つべきだったと思った。

小学校の頃、海水浴に行くときに、北朝鮮に拉致されないように気をつけろよ、なんて言われたことがあったのを覚えているけどね。

拉致問題を政府が初めて認めたのは1988年だったそうだ。

すでにその10年前から拉致はおきていたけどね。

その後も政界やマスコミでは、そんな事実は無いかのごとく否定されたり、大きく取り上げられることもなく、1997年に横田滋さんが家族会を設立し、実名を公表して問題を広く知らしめるために動き始めてマスコミも政治家も動き始めた。

横田滋さんの長女めぐみさんが拉致されたのは13歳のときだったということで、国内での関心が高まった。

それでも拉致被害はなかったとする見解も出たりするけど、2002年に小泉首相が北朝鮮を訪問した時に、拉致の存在をついに認めた。

この時13人を拉致したと認め、8人は死亡し、5人が生存しているとして、その5人の人たちはその後帰国した。

ただ、実際に北朝鮮に拉致されたのは、それよりもはるかに多いと言われているよね。

東南アジアなど、世界12カ国以上の国でも拉致被害はおきていたし。

今から言っても遅いけど、もっと早くからこの問題に取り組んでいれば、違う結果になったのかも。

だからと言って、現政権のことを批判するつもりはないけどね。今回の横田滋さんの肉親による記者会見では、次のような言葉が語られていた。

「私たち横田家、横田両親をですね、本当にずっと長い間、そばにいて支援してくださった安倍総理。『本当に無念だ』とおっしゃっていただいております。私たちはこれからは安倍総理とともにですね、この問題解決を図っていきたいと思っております」

「マスコミの皆様方におかれましてもですね、イデオロギーに関係なくこの問題を我が事としてもっと取り上げてほしいと思っています。自分の子供ならどうしなきゃいけないかということを問い続けてほしいと思っています」

「この拉致問題を解決しないことに対して、ある、やはりジャーナリストやメディアの方なんかが、『安倍総理は何をやってるんだ』というようなことをおっしゃる方もいます。『北朝鮮問題が一丁目一番地で掲げていたのに、何も動いていないじゃないか』というような発言をここ2・3日のメディアを私も見て、耳にしておりますけれども、安倍総理・安倍政権が問題なのではなくって、40年以上も何もしてこなかった政治家や『北朝鮮なんて拉致なんかするはずないでしょ』と言ってきたメディアがあったから、ここまで安倍総理・安倍政権が苦しんでいるんです」

「安倍総理・安倍政権は動いてやってくださっています。なので、何もやってない方が政権批判をするのは卑怯だと思います。拉致問題に協力して、様々な角度で協力して動いてきた方がおっしゃるならまだ分かりますが、ちょっと的を射ていない発言をするのはこれからやめてほしいと思っております」

安倍父子として、1988年から、この問題に取り組みだしていたことも、今回知った。

そして、このような記者会見の発言を聞いて、多くの政治家や、メディアの対応が、あまりに遅すぎたことも、ここまで解決を困難にしてしまった原因の一つなのかなと感じた。

日本人の人権を揺るがす大問題なのに、自分も無関心な部類だったから、何も言えないけど。

核開発問題ばかりではなく、これからはワールドメイトで拉致問題の解決を祈りたい。祈ることしかできないけどね。

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