今月の下旬には、夜空に8惑星が同時に観測できる珍しい現象が起きるそうだ。
あまり聞いたことがないよね。さらに19日までなら月も一緒に見れるそうだ。ただ、肉眼では天王星と海王星は見えなさそう。
あと木星が14日に、土星が21日に、地球から見て太陽と真反対に来るので、いつもよりも明るく見えたり、見かけの大きさも大きく見えるそうだ。
ちなみに、金星も今月10日には明るさが最大なっているので、昼間でも見れるらしい。
8月くらいまでは、明けの明星をしっかりと楽しめるようだ。
【ほしぞら情報】2020年7月の星空―トピックス:月が木星・土星・火星に接近、金星が最大光度、木星と土星が見頃、惑星が勢ぞろい #国立天文台https://t.co/BSeqyEOGuV pic.twitter.com/2k9DgZkf8o
— 国立天文台 (@prcnaoj) June 29, 2020
惑星が夜空に勢揃いとは関係ないけど、昨日7月4日は、惑星直列ということがワールドメイトでも話題になっていた。
ただ、ネットを見ると今回の惑星直列の情報はデマと書かれていたので、よく調べてみた。
そもそも惑星直列とは、天文学の用語でもないので明確な定義がなく、かなりあやふやな言葉になるけどね。
イメージとしては、地球から見て惑星が同じ方角に固まっているか、少なくとも太陽側と太陽と反対側に別れてもいいから、ほぼ直線的に並んでいるような時に、惑星直列が起きたと言っていた気がする。
その意味で行くと、今回の現象は地球から見た、黄道においては、木星や土星だけなら直列したと言えても、火星や金星はどう見ても明後日の方角にあるし、直列とは言えないのでデマと言われているのだろう。
2020年7月4日、インデペンデンス・デイ、正午のホロスコープ。惑星直列が起こるというので、調べてみると取り立て直列が起こっているわけでもない。どういう事かというと、占星術とは地球を中心に見た場合の天球図だけれども、今回の直列は、太陽を中心としてみた直列らしいです。 pic.twitter.com/m6Lm776ZCG
— BLUEMOON 投資の部屋 (@BLUEMOO60984549) June 29, 2020
ただ今回の直列現象は、あくまで太陽から見て、かなり狭い扇型範囲に、水星、金星、地球、火星、木星、土星の6つの惑星と、準惑星の冥王星が集まっているものだよね。
その7月4日のイメージとしては、この図を見るとわかりやすいかも。
地球から見た場合は、一方向に集まってるわけではないので、全く直列しているようには見えないと思うけどね。
しかし太陽から見ると、およそ45度以内の扇形範囲に、6つの惑星と冥王星が入っているのがわかる。
ということで、惑星直列という意味の取り方のちがいによるものだよね。
そもそも地球から見ても、太陽から見ても、完全に8つの惑星が直列に並ぶことはあり得ないそうだ。
5度以内でもありえないそうで、太陽から見て、およそ90度以内に集まるものでも、この1000年間に8回しかなく、それも最小が39度の角度だったそうだ。
今回のは、海王星と天王星の2つの惑星は外れているものの、他の6つの惑星と、冥王星を入れた7つが、太陽から見て45度くらいのわりと狭い範囲に集まっているので、かなり珍しい天体現象になるのかもしれないよね。
最初に紹介した、夜空に8つの惑星が同時に見えるという天体現象も、この時期地球の一方の半球面側に8つの惑星が集まっているのが、上のイメージ画像からもわかるし、冥王星も入れると9つの星が同時に見える可能性があるよね。
ところでワールドメイトでは、星にはそれぞれの神霊界が存在していて、主宰する神々もいらっしゃると聞いた。
それぞれの星には働きや意味があり、ランクもあるそうだ。
たとえばホロスコープでは、木星は繁栄とか幸運とか、とても良い意味があるけどね。
深見東州先生も、その著書「強運」(184万部突破)で、木星は地上の願い事が聞き入れられ結実する星と書かれていた。
木星に限らず、星々には、それぞれ良い意味を持つ星が多いので、星からのパワーやエネルギーをいただくことができれば、今よりも、さらに強運になることは間違いないよね。
昔の人たちは星に祈りを込めていたみたいだし、星からインスピレーションを得て、世の中で活躍した人たちもいたようだ。
また、ホロスコープも、昔のシャーマンが星の意味や働きを知って、そこから発展してきたもののようだ。
なので、本当にホロスコープを詳しく見れる人ならば、日本では四柱推命になると思うけど、生まれ月から、その人の人生のいろんなことがわかるそうだ。まぁ、そこまで見れる人があまりいないようだけどね。
眠れる予言者のエドガーケーシーは、「ホロスコープは、人の未来をほぼ100%見通すことができるのだが、受け手である占星術師のレベルがまだ低いので、それを完全に読み取ることができないだけだ」と言っていたらしい。
映画を見ると、昔は王宮のお抱え占星術師なんかが出てきて、国家戦略などに影響を与えていたり、権力者になるほど、優秀な占い師を囲っているよね。
今でもタイとかでは、政治家でお抱えの占星術師を持つ人が多いらしい。また、仏教寺院内でも庶民の相談所があるそうだ。
まぁ、占いに頼る気持ちもわかるけど、運勢はその後の環境や努力によっても、大きく変えることができると言われている。
逆に生まれた時の運勢そのままの人生だと、何も努力してないことになるよね。占いを、前向きな努力につなげて活かせるのならいいと思うけどね。
話が少し逸れたけど、そのように星にはそれぞれ深い意味とはたらきがあるので、それらの星々の運行や、特異な配置によっても、何らかの意味があるのかもしれないよね。
よく惑星直列の時には、大地震が起きるとか、戦争が始まるとか、ネットでもいろんな噂が出てくるけどね。
惑星直列の意味は、必ずしも悪いことばかりでは無いと思いたいけど、去年の年末にVOGUE に掲載されていた世界の占星術師の大予測が少し興味深かったので、少しだけ紹介しようかな。
ちなみに惑星直列のことには知らなかったのか、触れてないけどね。
注目すべきは、2020年に入るとすぐに、今後10年でも最大クラスの星の動きが起きるそうで、これまでには、第1次世界大戦、第2次世界大戦、中国の文化大革命なんかが起きていたそうだ。
今回、実際の戦争は起きてないけど、感染症との戦争は起きたよね。
欧米各国の首脳が、第2次世界大戦以来の最大の試練とか危機とか、そんなことを言っていたからね。
ただ、今回の配置では、「さまざまな意味での権力のパラダイムシフトです。既存の勢力図が塗り替えられる時代になるでしょう」
「社会的なレベルでは、既存の政府や組織がもろくも崩れ去っていく時代となるでしょう。一方で、グローバル・コミュニティが気候危機に向き合い、対策に乗り出します。また、多くの人が団結して立ち上がり、抗議の声をあげるでしょう」
「複数の占星術師が、来たるべき2020年が男性中心の時代から女性中心の時代へのターニングポイントになると読んでいます」
などと予測しているそうだ。
500年に1度の奇跡!? 2020年を世界の占星術師3人が大予測。https://t.co/9NWp9unzzy
— VOGUE JAPAN (@voguejp) January 11, 2020
権力のパラダイムシフトと言うと、アメリカもEUも、今回のコロナによって、かなりのダメージを受けているけどね。
いろんな出来事や報道、次期大統領のことなどを見ていると、特にアメリカは、世界での影響力がどんどん低下していくような気がする。
中国も、逆に今回のコロナ対応の件や香港の件などで、共産党の実態が世界中の人々に広く認識されてきた。
国内でも、おそらく不満がかなり溜まっているだろうし、人民解放軍との関係も一枚岩とは思えないので、今後は波乱含みになっていきそうな気がする。
これまで世界をリードしてきたアメリカや、経済や政治力、軍事面でもアメリカを追いかけてきた中国も、民主主義と権威主義という違いはあるものの、ともに危うい要素や問題が山積みなので、安泰ではいられないと感じた。
日本も、決して良い状態では無いけどね。なんとかこの危機を切り抜けていけば、逆に国際的な影響力が高まり、政治力でも経済面でも躍進できるチャンスがあると予測する人もいるけどね。
とはいえ、日本だけが良ければ良い世界になるわけではないので、日本も世界も良い方向に向かうように、七夕も近いし、ワールドメイトで祈り続けようかな。