前回同様、ワールドメイトの特集記事を掲載した週刊誌を読んでの感想を少し。
今回は東洋経済にも、週刊ダイヤモンドにも、天啓によって・・という言葉がいくつか出てくる。
普通の人が聞くと、天啓ってなに?て感じかもね。辞書などには、天の啓示、天の導き、神の教え、神のお告げみたいなことが書かれている。そして、さまざまな宗教の開祖は天啓を受けてその宗教を始めたようなことも書かれている。
深見東州、風変わりな広告の教祖が激白「うさんくさく見られていい」- 週刊ダイヤモンド
──深見さんの顔写真入りの新聞広告を数多く出していますね。
“天啓”によって60歳から新聞広告を出すことにしました。その一番のメリットは、ワールドメイトの存在を多くの人に知ってもらえたことです。新会員が大幅に増えたわけではありませんが、会員の親の反対が減り、退会者も少なくなりました。
深見東州「奇抜な広告の狙いは戦略的なマーケティング」- 週刊東洋経済
──実業家と宗教家は、ご自身の中では一体なのですか?
いや、予備校で教えているのは普通の受験勉強だし、腕時計の販売事業も宗教とは切り離されている。
一方で私の頭の中では、ビジネスの判断をする際、論理的に考える以上に、天啓を重んじるようにしている、という点はある。たとえば1987年、37歳のときに私はオーストラリア・パースの家具屋を買収した。その後、ヨットのマリーナや観光会社、牧場も買収した。家具屋はその後売却したが、最初の買収では3日くらい悩みに悩んで、神様にも問いかけた。ワールドメイト開祖の植松愛子(橘カオル)先生にも尋ねたら、「(パースとおぼしき)水辺に赤い松が根を張っているのが天然色で見えた。あなたはここに根差すのよ」と言われて吹っ切れた。「おまえが日本の一霊能者で終わるか、世界に仕組する人になるか。二つに一つの分かれ目だ、飛び込め!」という天啓に基づいて、海外に進出した。
しかし、最初は大変だった。現地は労働組合が強いから、ろくに働いてもくれない。どこの馬の骨かわからないアジア人ということで、私も最初は見下された。しかし、現地の一等地に立派な家を買って、会社を持ち、現地の白人を従業員として雇った。家具屋、ヨットのマリーナ、観光会社、牧場を経営していると、だんだん尊敬されるようになった。そういうことを30年続けて、ようやく地位を築いた。清水の舞台からウルトラCで、月面宙返りで着地成功という感じだ。今ではパース、メルボルン、シドニーの名誉市民で、名誉博士号も4つくらいもらっている。
このM&A(企業の合併・買収)は、よい訓練になった。弾みがついて、39歳のときに英国・サリー州の一等地に家を買った。さらに観光会社を2つ、小さなホテルも買い取り、イギリス人を雇った。そうやって信用を積んで、英国王立盲人協会(RNIB)の副総裁にもなった。英国のしっかりした慈善団体には、だいたい王室が関与している。エリザベス女王やヘンリー王子など多くの王室の方とも親しくなった。
天啓と聞くと、怪しいし胡散臭いと思う人も多いと思うけど、確かにそういうケースも多いからね。
巷でも、いろんな人が天啓とかお告げを受けたとか書いているようだけど、けっこう怪しいな思うものが多いし。
だけど本物の天啓もあるからそんな言葉があるのだろうし、本物の天啓は、やはり後世まで残って行くように思う。
日蓮にしても、親鸞にしても、そうやって天啓で導かれた宗教家たちは、たとえその時代は不遇な環境で苦労したとしても、後々までその事績が残っていくようにね。
そして、何らかの大きな影響を人々に与え続けるのだろうと思う。
そういうものは、本物の天啓だったんだなと信じても良いと思う。
で、ワールドメイトも天啓の宗教と言えるけど、それは深見東州先生が、やはり天啓を受けられているからだと思う。
特に節目節目での、のるかそるかの時とか、一生を左右するような大きな指針とかが、そのようだ。
その内容もほとんど聞いてきたけど、長い年月をかけて不思議なくらい良い結果へと繋がっていくから、やはりその天啓が本当のものだったんだなってことがわかるけどね。
まぁ、一番最大のものは、これからなんだろうけど。
それは、週刊ダイヤモンドのインタビューでもさらっと触れられていた。
「ワールドメイトの目指す究極は、真善美によって日本を中心とした世界平和を実現することです。そのゆえ、宗教以外の普遍的宗教活動も積極的に行なっています。」
ちょっとばかり時間がかかりそうだけど。でも、本気で取り組まれていると思うから。
それで真善美というのは、簡単にいうと真が科学や経営などの合理的なもの、善が宗教、福祉、スポーツ、教育など。そして美は芸術になるよね。
神様には、真善美の3つの局面があるそうなので、宗教も神の一部ではあるけど、神の全てではないよね。神 ≧ 宗教、科学、経営、芸術、スポーツ、という感じなのかな。
そこでワールドメイトも、その神様の3つの局面を大事にしている。と言っても、ワールドメイトは宗教活動を行うところだけど。
でも宗教活動ではないけど、人類愛にもとずいた活動や、社会に貢献するような活動も支援している。それが、布施業としての福祉活動であり、芸術活動であり、スポーツの支援であり、国際協力であったりする。
そういう3つの局面をバランスよく行わないと、やはり、本当の神様はわからないのだろうし、偏った理解になってしまうと、宗教の良い面が悪い方向に行ってしまったり、何かと軋轢を生んでしまうように思う。
例えば、深見先生のことを巷では胡散臭いなんて言う人もいるようだけど、実際には国内外のびっくりするようなVIPな人たちから敬意を持たれていたり、信用されている。
新興宗教の教祖でありながら、そのような信頼関係を築けるのも、深見東州先生がビジネスマンとしての社会常識を踏まえたおつきあいができるからだと思う。
それに加えて芸術家として、あるいは学術面でも深い教養と知性を持たれているので、いろんな分野のトップの人たちとも、普通におつきあいができるんだろうと思う。
それからゴルフにしても贅沢なスポーツとか、サッカーにしても娯楽産業のように思われているけど、でも、そんなスポーツを振興する過程で、様々な若者たちへの教育に貢献できたり、アフリカでは青少年の犯罪を防ぐことにも貢献できている。
今後はもっと大きな次元で、スポーツの力が社会に良い影響を与えるのではないかと、国連や、カトリックのような世界宗教でも、スポーツの振興に力を入れているようだから。
深見東州先生が会長をされる国際スポーツ振興協会は、スポーツの力で社会をよりよくをモットーにされているけど、その実績に目をつけられたのか、国連「文明の同盟」が、同じ目的の推進のために提携することになった。
また、バチカン関連のスポーツ局で、SPORT AT THE SERVICE OF HUMANITY(SSHファウンデーション)というところも、スポーツは人生を豊かにし、社会の人々を結びつけ癒す力を持つという価値観を持っているそうで、昨年、国際スポーツ振興協会とパートナーシップを結んでいる。
そのように、スポーツの力で社会を良くしようという動きが、世界でも進んでいるんだなと思った。
芸術に関しては、もう説明するまでもないと思うけどね。最高に素敵な音楽には世界中の人たちの心を一つにするだけのパワーを感じることがあるしね。
でも、それだけではなく、今回の週刊ダイヤモンドのインタビューにもあるように、最高の霊能力のひとつは芸術になるそうだ。
──ところで、深見さんの著書によれば、六大神通力という霊能力を持っているそうですね。
25歳のときからね。何でもできますよ。あの世とこの世を行き来できますし。未来と過去も行き来できます。
──会員を連れていく霊界旅行もやっていると書かれていましたが。
短期間ですが、魂(奇魂)を外して、天界へ行って帰ってきます。天国も進化しています。昔のイメージと違って一流ホテルがあり、きれいなドレスを着ておいしい料理を食べたり、高級車に乗ったりできる。見過ぎると生きているのが嫌になってくるほどです。
──その霊能力で救霊をしている。
はい。人の霊が化身している蛇霊や犬神のたたりなど、いろんなものと戦ってきました。どんな霊とも話せますが、それは難しいことではありません。
では最高の霊能力は何かといえば、その一つは芸術です。私自身、ピアノやバイオリンなどの楽器演奏から、京劇、オペラ、能、西洋画まで多くの芸術活動を行えるのは、それらの霊と合体、つまり神人合一できるからです。レオナルド・ダ・ヴィンチが万能の天才といわれるのも、彼が高級神霊と一体となることを会得したからです。
という話が掲載されていた。だから深見東州先生も芸術活動を行い、創作活動が続いていくんだろうね。
そう言えば今年のバースデー書画展でも、ある有名な政治家さんの挨拶で、「深見さんに、なぜこんなに天才的なのかと聞いたことがあります。すると、天から才能の神様が降りてくるのです。書の神、絵の神がおりてくるのです、と言われました」と納得して話されていた。
ということで、ワールドメイトでは宗教活動をするけど、深見東州先生の活動としては、真善美のあらゆる活動がどんどん広がっている。そして、ワールドメイト会員も、できる範囲で応援している。
また、その活動資金に関しても、今回のインタビューでこのように言われていた。
──コンサートなどのイベントに力を入れている理由は。
ワールドメイトでは、「宗教的宗教活動」と「普遍的宗教活動」に分けて活動しています。
宗教的宗教活動は宗教法人としての宗教活動。普遍的宗教活動とは人類愛に基づく活動や社会貢献の活動、いわゆる布施行としてのスポーツ、芸術、福祉、国際協力などです。
神様は真・善・美の三つの面を持っています。真とは科学や経営などの合理的なもの。善とは宗教、福祉、スポーツ、教育など。そして美とは芸術です。つまり、宗教は真・善・美という神の一部分にすぎない。
──芸術や福祉などはもうかるものではないでしょう。
大赤字です。しかし、宗教活動などで寄付されたお金は浄財です。弱者救済や社会還元として使うので赤字でなければいけない。
──世界のVIPをイベントに呼ぶ資金は、ワールドメイト会員の寄付で賄っているのですか。
会員の寄付が一番多いですが、私が経営する国内6社や(その一社である経営コンサルティング会社の)菱研の会員企業からの寄付もあります。
──そうした普遍的宗教活動に使う金額はどれぐらいですか。
ワールドメイトの年間収入は大体100億~120億円で、運営費などを除く大半はそうした普遍的宗教活動に使っています。加えて、グループの収益事業からも約20年間で300億円ぐらい支出していると思います。
この辺りを理解すると、深見東州先生が、損得抜きの姿勢で社会に貢献していることがわかると思う。
もちろん、ビジネスに関しては損をすると会社が潰れてしまうから、堅実な経営をされていると思うけど。
でも、その事業で得た収益からも、多大な金額を持ち出して、社会に還元されていることがわかるよね。
もちろんお金がいくらあっても世界は平和にならないし、むしろ争いや犯罪につながることも多い。でも、お金がないと社会に貢献できないし、苦しむ人々も救えないよね。
だからそのようなお金の持つ特性もよく理解した上で、世界の平和につながるように、様々な方面からいろんな活動に取り組み、最終的にそこに行き着くよう、今後も天啓によって展開されて行くのだろうと思っている。