ワールドメイトではゴールデンウィーク神業が目前だけど、ネパールでおきた大地震の被害が、おもいのほか凄まじいことになっている。
ネパールで1900人以上亡くなり、周辺国でもインドで50人が死亡するなど大きな被害がでている。
いまだに大きな余震も続いているようで、これ以上余震で被害が出ないことを祈るばかりだ。
世界最高峰エベレストでも、地震の影響で大規模な雪崩が起き、登山者に死者が出ている。IT企業グーグルの幹部も巻き込まれたとのことだ。
ところでネパール第2の都市・ポカラのツアーガイドによると、地震発生の前日に現地の野生動物園で、普段は森林の中で過ごすことを好む大型動物たちが開けた場所に続々とやって来たり、長年見られなかったベンガルトラも姿を見せたり、不思議なことがあったらしい。
やはり、ある種の動物たちは、人間と違って直前になるとなにかの危険を察知するんだろうね。
ついでに中国地震局地震予報部の責任者の話では、2000年以降世界では地震活動の活発期に入っており、陸地では中国での2001年チベット北部地震、08年の四川地震を含む3回の大地震が発生し、海溝部では南アジアの大津波(スマトラ島沖地震)、東日本大震災、チリ大地震の発生など、明らかに20世紀後半に比べて多くなっているとしている。
巨大地震は日本人にとって、他人事ではないし、先日も、30年以内にM6.8以上の地震が関東で起きる確率が発表されたばかり。
たしかに言われてみると、今世紀になって日本だけでなく、世界的に地震の活動期になっているのかもしれない。
それとあわせて、火山活動の活発化も気がかりだけどね。
今回のネパールの大地震は、インドオーストラリアプレートとユーラシアプレートの境目で起きている。
実は、琉球大学名誉教授の木村政昭氏が、「ミャンマーからネパールにかけては、長いあいだ地震がなく、危険だ」と2012年に言っていた。
インド・オーストラリアプレートでは、スマトラで巨大地震が多発しているものの、ミャンマー〜ネパールの地帯には空白域があるからだそうだ。
そして日本では、「伊豆から小笠原諸島にかけては長いあいだストレスが抜けていないので、特に警戒すべきだ」と強く言ってたそうだ。
小笠原諸島といえば、今年、ワールドメイトの話にも、出てきたような気がするけど・・・