深見東州 コンサート情報

さいたまスーパーアリーナの熱い一夜

たまアリでの深見東州先生のコンサートは、過去一盛り上がったかも。

前半は主にオリジナルの新曲が中心で、後半は最近のオリジナル曲の中でノリの良い曲を中心に歌われた。

後半の途中、ストリングスの新曲「アルプスの少女ハイハイ」「ドンコルは飛んでいく」と、ピアノ曲の新曲「パースの夜空」が演奏されたけどね。

ストリングスの曲といっても、ダンサブルな曲だったけど。

「パースの夜」はピアノで静かに聴かせる曲かなと思わせつつ、その後ドラマチックに展開していく曲だった。

その3曲の演奏の間、バンドマンは休憩に入ったけどね。

深見東州先生だけは出ずっぱりで、舞台から伸びる花道に出られて踊りまくられていた。

結局、一度も休まれることなく、3時間半にわたり歌い続け、踊られたことになるよね。年齢を考えるととんでもない、尋常ではないよね。

ちなみに新曲を少し紹介すると、先ほどの3曲もそうだけど、まず今回のさいたまアリーナがある埼玉県のうた「翔ばずに埼玉」を歌われた。

タイトルに笑ってしまったけどね。

続いて「闇より現る龍神」「とにかく龍神」「琵琶湖の龍神さん」と、龍神シリーズの歌が続く。

どれも軽快なノリの、キャッチーなサウンドを取り入れた曲だったと思う。

最近のオリジナル曲は、昔の曲も含めてアレンジがダンスミュージックになっていて、深見東州先生独自のパリピ系ソングみたいになっている。

一緒に行ったワールドメイトの仲間たちも、踊り疲れるほどで。

最初から最後までノリまくって、忘れられない楽しい一夜になった。

せっかくなので、記念にクィック・ジャパンのライブレポートが出たので、そこからも少し紹介しようかな。

シンガーソングライターとして、これまで800以上の曲を作ってきた深見。オリジナル曲の発表は2022年の武道館以来2年ぶりだという。前回の武道館は古今東西の名曲のカパーを中心にオリジナル曲を織り交ぜていたので、すべてオリジナル曲というのは筆者にとっても初めてだ。

さいたま新都心駅に到着し、歩いて会場に向かう。平日にもかかわらず会場は老若男女問わずさまざまな人たちで活気に満ちている。今回、 QJ編集部から「深見氏のオリジナルTシャツとうちわを持って参加してほしい」 (?) と連絡があったため、 Tシャツに着替えて会場入り。 すると、「キンチョーは蚊取り線香だけにして、リラックスしてスラックス履いて楽しんでください」と、深見によるギャグを交えた会場ナレーションに先制パンチを受ける。8870 枚用意されたチケットはすべて完売。 満員の観客の中、18時30分にライブは幕を開けた。

この日の演奏を行う「ROCK54」 のメンバーたちとともに、深見が登場。ギター、ベース、ドラムに加え、 ピアノ、キーボード、サックス、弦楽器と、名うての演奏人たちが生演奏するのも醍醐味だ。楽曲を披露する前に曲の背景についてMCを行うのも特徴で、歴史やギャグを交えたトークも楽しみのひとつだ。

1曲目は「アンドロメダ王子」。 深見の凛々しくも艶やかな歌声が響くと、客席からは大きな歓声が起こり、色とりどりのサイリウムが会場を包んだ。「ここからが怒涛の新曲ラッシュです」とタイトルコールされたのは「翔ばずに埼玉」。各土地をテー マにした楽曲の多い深見だが、スーパーアリーナ公演をする上で作った新曲だという。「古い伝統から、最新のあいみょん、Ado、米津玄師なども心がけてアレンジをした」という同曲を、「埼玉に敬意を払い歌います」と歌い上げた。

深見の楽曲には「龍神」というワー ドがたくさん登場するのも特徴だ。 なんと今回のライブでは、本編全23曲中8曲に「龍神」が登場。「龍神」 シリーズの新曲を3曲続けると、ピンクレディ風の強い女性を犬にたとえたという「ピンクのポメラニアン」、深見が長年住んできた西荻窪をモチーフにした「西荻セレブ」など新曲を歌い上げる。中でも、約20分に及ぶ人物や歴史の解説後に始まった新曲「楠木正成」は、「ギザギザハートの子守唄」から「ウィリアム・テル序曲」につながるメロディから始まり、観客たちの度肝を抜いた。

中盤には、スカ調の「人生は仮の宿」から、観客も一緒にダンスする「メタボの雀」で金テープが舞い、ディスコ調の「メスの狼」と大盛り上がりを魅せた。ストリングスの演奏ゾーンでは、金ピカに輝く風船のついたカートに乗った深見が登場。花道を渡りセンターステージまでたどり着くと深見もダンス。一転、「永遠の旅人」ではピアノだけで壮大な世界観を演出し、シャボン玉が会場を舞った。

終盤は怒涛の「龍神」シリーズを歌い上げ、「ラストは踊り狂いましょう ! 」と「龍神21世紀」を会場一体となって踊り、銀テープが舞う中、本編は幕を閉じた。

アンコールが起こると、真っ赤な上着を羽織り再登場した深見。 バンドメンバーも赤のTシャツを着て、ハロウィン仕様のステージセットの中、ファンおなじみの「GAT MAN」を熱唱。「聖者の行進」では、再び深見が歌いながらセンターステージへ。 ファンたちも一気にセンターステー ジに押し寄せ、"翔ぶ" ように声援を送り、ライブハウスさながらの熱気を生み出した。最後は「スーパーアリーナに捧げます」と、この日2回目となる「翔ばずに埼玉」を歌い、3時間30分にわたるライブは大団円 を迎えた。

全曲オリジナル曲ということで、 正直最初は楽しめるか心配だったが、 一曲一曲ギャグを交えた解説に加え、 豪華な演出と演奏、深見氏の歌唱力によって、最後まで楽しむことのできたアリーナ公演だった。果たして次はどんなことを考えているのか ? 何度体験しても深見東州の底知れなさを思い知らされるばかりだ。

Quick Japan VOL175

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