平成も間も無く終わりになるからか、最近は、平成時代を振り返る特集がいろんなところで目につくようになった。
似たような特集が多いけど、昭和から平成へ変わるころから時代が大きく変わったということで、ベルリンの壁崩壊に象徴される冷戦の終結や、中国の台頭や、日本ではバブル崩壊による経済の停滞などが取り上げられることが多い。
個人的には、この時代に大きく世界が変わったことの一番は、インターネットの時代になったことかなと思う。
スマホの普及で、一気にインターネットの裾野が広がったといわれるけど、インターネット自体は90年代のはじめから本格的に使われはじめていたようだ。
初めてインターネットを使ったのは、たしか90年代の終わりごろだったように思う。
その頃のネットの情報は、かなりいい加減な内容が目についたので、あてにできないなと思ってすぐに見なくなった。
それに比べると、今は多くの人が使用するからか、専門的で良い情報もたくさんでてくるよね。
この20数年間で、ホントにネットなしではやっていけなくなるまでに、環境が変わった。
実際テレビよりも、報道だけをとってもネットの情報の方が真実がわかる時代になったからね。もちろん、テレビにしかできない良い報道番組もあるけど。
まぁ、ワールドメイトのことに関していえば、うら覚えだけど、2000年代の頃のネット上には、無茶苦茶な情報が平気で流れていたんじゃないかと思う。
その頃はあまり見てなかったので、単純な比較はできないけど、今はかなりマシな感じになってるのかなと思っている。
それでも昔の酷い情報が残っているのか、また、昔悪い情報を見た人が勘違いしたままなのか、いまだに、時々デタラメな内容が平気でリピートされてることもあるけどね。
ネットの情報の真偽を見分けるのは大変だけど、最近は分断が進んでいるせいなのか、あらゆる分野において、意見が両極端に分かれることも多い。
日本では、よく目につくのは安倍政権に関することで、擁護する側と、嫌う側では、あまりの意見の隔たりに、いくら何でも極端すぎるよねって感じてる人も多いと思う。
普通はいいところもあれば、悪いところもあると書くならまだわかるけど、特に貶している人の場合、何から何まで悪の権化のように決めつけて、安倍政権に関しては全てが悪のように書くケースも多い。
あと最近は日本会議なんかも、ネットではボロクソに書かれているよね。
日本会議のことはよく知らないので、今度、たちばな出版から出た本を買ってみようかなと思う。おそらく高齢者がほとんどの、小さな組織だと思っていたので、それほどの影響力は無いように思うけどね。
まるで、ずっと日本を支配しているように書かれると、さすがにそれは無いよねって思う。
まぁ、当人たちにすると、ネットなんか見ないお年寄りの人が多いかもしれないので、何を書かれても平気なのかもしれないけど。
それからフリーメーソンやイルミナティみたいな一部の組織が、いまだに陰謀をこらして世界を動かしているかのように思ってる人も、いまだにいるようだしね。人工地震説とかも見るし。
まぁ、そういう陰謀論的な話が好きな人が一定数はいると思うので、今後も形を変えて続いていくのかな。
最近のことで一番不思議なのは、あれだけTPPはアメリカの陰謀だとか、アメリカに取り込まれるとか、大騒ぎしていた人たちは、トランプ政権誕生後はどこに行ったのかなって思うけど。
別な話題に鞍替えして頑張っているのかな。
まぁ、そんな感じで、あまり極端な意見を信じるのはちょっと怖い気がする。
全部がそうだとはいわないけど、特に一方的に批判する意見にはちょっと距離をおいてしまう。
ワールドメイトのことにしても、昔は、ものすごく酷いことを平気で書いてた雑誌もあったらしいけどね。
さすがに、今はそんなものを見ないので、そうやって時間がたつにつれ、だんだんと本当のことがわかっていくんだなって思った。
ということで、最後に個人的な思い込みだけど、昭和の終わり頃にできたワールドメイトをホップとすると、平成の時代のワールドメイトはステップで、次の時代はジャンプになるのかなと思っている。