進撃の阪神巨人ロックコンサートの様子を書いた新聞記事は、どれもこれも興奮が伝わってくる内容だよね。
それだけ書いた人も、興奮して見てたってことなんだろう。
ビートルズの来日の映像を何かのときに見たけど、あの伝説のライブに比肩するようなライブだって書き方だからスゴいよね。
たしかに、それだけ奇跡的なコンサートだったのかもしれない。
最盛期の頃を知らないけど、YouTubeで見るその頃のライブの様子と、皆あまり変わらないような感じがしたから。
う〜ん、それとやはり深見先生がされているから、異常なくらいに神がかって盛り上がったのかもしれない。おそらく、きっとそうだろう。
一緒に行ったワールドメイトの仲間たちも、この盛り上がり方は激しすぎるって思ったみたいで、去年よりも口々にスゴいと言ってた。去年は去年で、自分はスゴく良かったと思うけどね。
4人のロッカーのパフォーマンスも凄まじかったしね。みんな出てくるなり、しょっぱなからフルパワー全開だったから。
声に艶があって高音まで出てるし、バックのサウンドも大音量な迫力もだけど、ほぼ完璧にそれぞれの音を再現してたからね。
やっぱり、今年はロックの神様が降臨されたのかな〜、武道館に。
進撃の阪神 巨人 ロックコンサート
2014年9月30日デイリースポーツ
祭りだ、祭りだ、深見ロック祭りだ!!「進撃の阪神 巨人 ロック・コンサート!!日本武道館」が26日、東京・日本武道館で行われ、大盛況の中で幕を閉じた。今コンサートは〝何でもロックシンガー〟と呼ばれる「一般財団法人 東京芸術財団」の会長・深見東州(半田晴久)氏が、歌うだけでなくプロデュースと司会も務めたノリノリのお祭りイベント。〝進撃の阪神〟深見氏と、「TOTO」の元ボーカル、ボビー・キンボール、「スターシップ」の現役リードボーカル、ミッキー・トーマス、「ジャーニー」の元リードボーカル、スティーブ・オウジェリー、「ディープパープル」「レインボー」の元リードボーカル、ジョー・リン・ターナーという〝音楽界の巨人〟で編成された〝東州ロック5人組〟がヒット曲を歌い、最後は「ビートルズ」ナンバーを超満員となる1万1500人で埋め尽くされた会場に響き渡らせた。「ロックの阪神VS巨人戦」ともいえる〝熱戦〟に、音楽の殿堂が燃えに燃えた。
誰もが歴史の証人になった。ロックの聖地・日本武道館に新たな伝説が生まれた。1966年6月30日から7月2日にかけて、列島を熱狂の渦に巻き込んだザ・ビートルズの最初で最後の日本公演の地。
あのジョンが、ポールが、ジョージがそしてリンゴの奏でる音やハーモニーが黄色い声でかき消された。そのシーンが時空を超え、よみがえった。あの「ディープパープル」のジョー・リン・ターナーのシャウトに、「TOTO」のボビー・キンボールのパワフルな声が、自然にかぶさっていく。そして、「スターシップ」のミッキー・トーマス、「ジャーニー」のスティーブ・オウジェリーが少し照れたようにハーモニーを奏で、最後に深見氏のバリトンが耳に飛び込んでくる。
ベースとドラムの音が観客のストマックを直撃し、ギターのリズムが心臓の鼓動とシンクロしていく。日本武道館を埋め尽くした1万1500人の大観衆は、アンコールで演奏されたザ・ビートルズの2曲の大ヒットナンバーに声を合わせ、甲子園球場でおなじみのジェット風船を飛ばした。
奇跡だった。信じられないようなメンバーが集結した。キンボールが、自らキーボードを弾きながら全米ヒットチャート1位に輝いた「Africa」を歌えば、トーマスがアンドリュー・マッカーシーの主演で大ヒットした映画「マネキン」の主題歌で観客をひきつけた。
さらに、オウジェリーが邦画「海猿」の主題歌ともなった「Open Arms」をパワフルに歌い上げた。トリのターナーは、世界中で今なお愛されている「ディープパープル」の名曲「Highway Star」「Smoke On the Water」をシャウトした。司会も務めた深見氏が「今日はおいしいところばかり。ウニ、イクラの後にトロが出る。カッパ巻やゲソはありません」と紹介した言葉にウソはなかった。ロック界の巨人の集結に、日本のロックシーンは新たなページを刻んだ。
先駆けに行われた深見氏の歌が、早着替えが、観客の心を誘導した。アニメソング「マジンガーZ」の主題歌に始まり、AKBの「ヘビーローテーション」で観客をひきつけた。
甘い声でJAZZの名曲「思い出のサンフランシスコ」、あのオードリー・ヘップバーンが主演した「ティファニーで朝食を」で有名になった「ムーンリバー」、ナット・キング・コールの「モナリザ」を歌い、演歌までロックにした「何んでもロック」を主張する深見氏らしい演出だ。深見氏は「武道館はこぢんまりして、今日は少数精鋭のコンサートです」というギャグを飛ばした。こんなみんなが一体になるコンサートなら、東京ドームでも「少数精鋭のコンサート」になる。(今野良彦)