ワールドメイトっぽい日々

尋常ではない、竜巻災害に注意!

先日は台風16号による被災者が出ないよう、御祈願をワールドメイトでも行ったけど、台風の去った後に竜巻が各地で起きていた。

18日から19日にかけて発生した竜巻のニュース。

 

静岡県磐田市内で十八日夜に発生した突風について、気象庁は十九日、現地調査の結果、竜巻の可能性が高いと判断した。

竜巻は同市上大之郷(かみおおのごう)から見付にかけてと、市北部の上野部(かみのべ)地区の二カ所で発生したとみられる。強さを示す藤田スケール(Fスケール)は、上大之郷から見付にかけてが七段階のうちの下から二番目のF1(約十秒間の平均風速三三〜四九メートル)、上野部が最低のF0(約十五秒間の平均風速一七〜三二メートル)と推定した。上大之郷から見付にかけて発生した竜巻がどのように移動したかは不明。(中日新聞)

 

19日午前0時半頃、千葉県野田市北部で突風が発生した。市によると、同市桐ヶ作で屋根が飛んだり、物置や塀が壊れたりするなどの損害が31件確認された。けが人はなかった。気象庁は同日、現地調査の結果、突風について「竜巻と推定される」と発表した。銚子地方気象台によると、同日午前0時〜1時に、発達した積乱雲が同市周辺を通過しており、突風が発生しやすい状況だった。(2012年9月20日  読売新聞)

 

十九日午前に茨城県と千葉県を襲った竜巻は、茨城県では境町桐ケ作から百戸の約二キロにかけ住宅五棟の屋根瓦を飛ばし、物置や倉庫八棟をほぼ全壊させた。けが人はなかった。また同二時前から約四十五分間、町内の約三百十軒が停電した。

自宅前の倉庫のトタン屋根がめくりあがる損害を受けた境町桐ケ作、無職上原三良さん(77)は「とにかく風の音と雷の音がすごかったが、建物が壊れるとは思わなかった」と話した。倉庫は駐車場も兼ねており、車四台も損害を受けた。(東京新聞)

 

津地方気象台は19日、三重県いなべ市藤原町で18日午後3時過ぎ、竜巻が発生したと発表した。市危機管理課によると、同町の大貝戸、西野尻の2地区で、計5棟の屋根や瓦が吹き飛ばされ、車庫が2棟壊れたという。けが人はなかった。範囲は約700メートルにわたるとみられる。(2012年9月20日  読売新聞)

 

今回の竜巻は、わかっている範囲で日本で過去最大級と言われる5月の茨城での竜巻に比べれば小規模だけど、それにしても竜巻の発生回数は最近とみに増えている。

2006年頃までは、年平均12個程度だったのが、2010年には37個確認されているようだ。

 

そもそも竜巻ができる仕組みを簡単に言うと、地上と上空の温度差が原因だ。地表が温められて空気が軽くなり、一方上空に寒気が張り出してくると上空の重い空気と下の軽い空気が急激に入れ替わりそのときに上昇気流が発生し、積乱雲が発生する。そして発達した積乱雲において上昇気流を伴う高速の渦巻きが発生し、それが地上付近にまで伸びたものだとされている。

突風とともに、雷、豪雨をともない、巨大な雹がふることもある。

(東京に出現したスーパーセル)

 

 

竜巻の強さは、日本では藤田スケールという強さを示す等級があって、弱い方がF0で、それからF6までの7段階に分類されている。(アメリカでは2007年から改良藤田スケール「EF0からEF5までの6段階」を採用。)

 

ちなみに今年の5月に発生し、茨城などで甚大な災害をひきおこした3つの竜巻のひとつがF3だったという。

国内で発生したF3の竜巻は、それを含めて過去4回あるそうだ。

 

  • 2012年5月6日 茨城県つくば市 死者1名 負傷者37名 住宅全壊76戸 半壊158戸 *寒気を伴う気圧の谷により発生。スーパーセル。災害規模は国内最大級。
  • 2006年11月7日 北海道佐呂間町 死者9名 負傷者31名 住宅全壊7戸 半壊7戸 *寒冷前線に向かって暖気が移流した影響で発生。スーパーセル。
  • 1999年9月24日 愛知県豊橋市 負傷者415名 住宅全壊40戸 半壊309戸 *台風のアウターバンド(外縁部降雨帯)により発生。台風。
  • 1990年12月11日 千葉県茂原市 死者1名 負傷者73名 住宅全壊82戸 半壊161戸 *寒冷前線に向かって暖気が移流した影響で発生。スーパーセル。

 

幅10km程度の巨大な積乱雲をスーパーセルと言うそうだけど、強い竜巻はこのスーパーセルによって起きる場合が多いようだ。

ちなみに、竜巻の8割はアメリカでおき、年間1000個以上が発生している。

特にここ数年は1500個以上に増え、去年の4月なんか875回も発生したらしい。

しかもEF4クラスもざらに出現し、時にはEF5の最大級の巨大竜巻も発生するという、アメリカの中部は竜巻銀座だよね。

 

このEF5とは、風速(秒速)90メートル以上で、あり得ないほどの激甚な被害なのだそうだ。

強固な建造物も基礎からさらわれてぺしゃんこになり、自動車サイズの物体がミサイルのように上空を100メートル以上飛んでいき、鉄筋コンクリート製の建造物にもひどい損害が生じ、高層建築物も構造が大きく変形するなど、信じられないような現象が発生するそうだ。

EFスケールが導入された2007年2月1日以来、この階級の竜巻はこれまでに全米で3例確認されていて、直近のものは、2011年5月24日にミズーリ州ジョプリンで発生した竜巻で、100人以上の死者を出している。

 

そういえば去年の3・11の震災の後、アメリカでも壊滅的な竜巻災害が発生したということで、その御祈願もワールドメイトでやった記憶がある。

これからは日本でも、もっと竜巻に注意しなくてはいけなくなりそう。

 

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