国連総会とかG7もそうだけど、ワールドメイトに入会するまでは、ほとんど関心がなかった気がする。
国際情勢を知るのに良い機会なんだと思うけど、自分の身近な事柄だけにしか、当時は興味と関心がなかったからね。
今は、ワールドメイトの神事も、国際情勢や日本国内の問題が関係するものもあるから、自然と関心を持つように変わってきたけど。
とは言っても最近の難しい国際情勢について、専門家やキャスターの解説を、なるほど、ふ~ん、みたいに聞いてるだけで、よく理解しているわけではないけどね。
まぁ、それでも今回の国連総会のニュースを見てて思うのは、良し悪しは別として、世界情勢も転機にきてるのかな~って感じた。
というのも、ゼレンスキー大統領が国連まで来て、対面で演説したのにも関わらず、以前と比べると全体的に熱く賛同する雰囲気ではなかったという報道もある。
侵攻当初からロシア寄りの国もいたし、中立を決め込む国も多かったけど、どこも国内問題が何より最重要というところに戻ってきたのかな。
ウクライナとロシアの争いに振り回され、もう、いい加減にしてほしいと思ってる国もあるだろうし。
ウクライナを支持してきた国も、ロシアと国境を接する国は別としても、本音では早く停戦してくれないかと思っているとも言われている。
そのような、雰囲気の変化を感じさせる国連総会になっていたのかな。
「平和の保証」はウクライナでロシアを打ち負かすことのみ ポーランド大統領 https://t.co/C2eyYFoZw5
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) September 20, 2023
まぁ、アメリカはロシアの弱体化や、民主主義を守るということはもちろんだけど、兵器への需要が高まり軍需産業が潤うことを、バイデン政権が容認して武器支援している可能性も否定できない気がするし。
トランプ大統領の時代は、むしろ海外の軍事費を削ろうとしたり、日本やNATO加盟の欧州諸国に大きな負担を求めていたけどね。
防衛体制を整えることは大事なことだけど、あまり米国に乗せられ防衛費を増大させていくもの、なんだか怖い気がしてきた。
ワールドメイトでも、防衛費に関する話を、少し聞いてはいるんだけど。
ロシアはロシアで、初動こそ失敗を重ねてきたけど、戦争を長期化させていけば、やがて米国も支援疲れをして、地滑り的に占領地域をそのまま領土にできると思っているのかな。
この先、トランプ元大統領とバイデン大統領の選挙戦に突入することになるなら、トランプはウクライナに膨大な軍事支援を続けるバイデンを批判し、もっと国内のために使えと激しく攻撃してくると予想する人も多い。
ブラジルの大統領は、開発にお金を使わず、武器支援に投資する欧米を批判していたけどね。
そのような世界の趨勢と、米国民がどのように判断するかも、ウクライナとロシアの停戦交渉開始の機運に関わってくるだろうし。
ロシア国民にも戦争継続に反対する勢力は、けっこういると思うし、ロシア国内から反戦機運が生まれるのが本当は良いと思うけどね。残念ながら期待できそうにはない現状だけど。
ヘンリー王子夫妻、「インビクタス・ゲームズ」観戦 ドイツ
— AFPBB News (@afpbbcom) September 16, 2023
9月13日にドイツのデュッセルドルフで観戦した。 pic.twitter.com/N8kwx5LtVK
それにしても戦争を長期化させると、ロシアにとってもたくさんの若い兵士の命を犠牲にするわけだよね。
それを平気で行えるのが独裁的な国の怖いところだなと、つくづく思う。
ウクライナには、領土奪還という国の存続に関わる大義があり、そのために戦い犠牲になった人たちは英雄視される。
もっとも残された家族はかわいそうだし、とても辛いことだけど。
それでも家族のため、子供の未来のためにと思って、兵士となって戦場へ向かう。
そんなウクライナ兵士の姿を、最近見たハリー王子が製作総指揮の「ハート・オブ・インビクタス」という、傷病兵のためのスポーツの祭典のドキュメントからも感じたし、この戦争への悲しみと怒りが混じったやるせない気持ちになってしまったけどね。
早く戦争が終結に向かい、ウクライナに、そしてロシア国民にも平和が訪れるように、ワールドメイトで祈り続けようかな。