ローマ教皇が、ヨハネ・パウロ2世以来38年ぶりに来日されている。
そして、今日は長崎で核兵器廃絶に関するメッセージを発信した。
そのメッセージの中にもあったけど、今の世界情勢は、核を持つことによって平和が維持され、軍備の均衡を保つことを安全保障の要にするという、かなり歪なことになっているよね。
下手をすると、あっという間に国や人類を滅ぼすかもしれない核兵器や大量破壊兵器なのに、それを維持し、強力な軍備を持たないと平和を保つことができないというのは、本当はおかしなことだし、資源もお金も無駄なことだと、みんな気がついてはいると思うけどね。
でも、今の世界情勢や国連では、それを変えることができそうにない。
唯一の被爆国である日本も核兵器禁止条約に署名してないけどね。そこに今の世界情勢の中での、やるせない日本の立場が見て取れるけど。
ローマ教皇 長崎 爆心地から核兵器廃絶のメッセージを発信
「核兵器や大量破壊兵器を持つことは平和や安定につながらずむしろさまたげになる」と述べて、核兵器のない世界の実現に向けて各国政府をはじめ、全ての人が一致団結して取り組むことを呼びかけました。https://t.co/7OtnGkrJ9E pic.twitter.com/u9Sc8NjO51— NHKニュース (@nhk_news) November 24, 2019
真の平和はお互いの信頼の上にしか構築できないものです、というメーセージは心に響いたけどね。
もしも将来、核廃絶の日が来るとしたら、それは政治的な決断になると思うけど、核廃絶の願う宗教の力も大きいのかもしれない。
もちろん、政教分離でないといけないし、また、そうなるには、世界の宗教同士が仲良く、協力して世界の平和と繁栄のために取り組めるようにならないといけないよね。
「長崎は核兵器が悲劇的な結果をもたらすことの証人の場所だ」「核兵器は安全保障への脅威から守ってくれるものではない、と心に刻んでほしい」。ローマ教皇(法王)フランシスコが爆心地公園で訴えました。https://t.co/nTXCQlkqHY
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) November 24, 2019
だから、今年の6月に深見東州先生の世界開発協力機構が共同で主催したG20世界宗教サミットのような、様々な宗教と政治・経済界の協力によって、各国の為政者や指導者たちに提言するような会議は、今後、ますます大切になるんだろうなと感じる。
そのサミットには、フランシスコ・ローマ教皇もメーセージを寄せてくれていたけどね。
深見東州先生は、キリスト教の指導者の人たちとも協力して、これまでにも、様々な活動をされてきた。
古くは、カンボジアに建設した24時間体制の無料救急病院があるけどね。キリスト教の団体と協力して運営され、何百万人という人たちの無料治療を行い、何万人という人たちの命が救われている。
また、英国国教会の元カンタベリー大司教とも協力され、世界的な宗際化運動に取り組み、ルーテル世界連盟(ルター派教会の世界的共同体)の事務総長と協力して、アフリカの平和にも貢献されてきた。
そして、昨年からは、バチカンのスポーツ局のようなところと、深見東州先生が会長の国際スポーツ振興協会がパートナーシップを結んで、スポ-ツを通して社会をよくしようという取り組みも進められている。
カトリックもプロテスタントも関係なく協力関係を築かれてきたけどね。
ロード・キャリー・元カンタベリー大主教は、深見東州先生と私は信じる宗教は違えども、考え方は同じなんですというようなことを言われていたように記憶している。
さきほど、教皇フランシスコは被爆十字架、焼き場に立つ少年の写真パネルが設置された「長崎爆心地公園」にて、原爆による犠牲者の冥福と恒久平和の実現を祈り、核兵器に対するメッセ―ジを発信しました。#popeinjapan pic.twitter.com/4vJspTuWBk
— POPE IN JAPAN 2019【公式】 (@pope_in_japan) November 24, 2019
そもそも、世界のどんな宗教であっても、あるいは、無宗教の人たちも、世界の平和と安定を望まない人たちはいないと思うので、なぜ、そうならないのかなと思うけどね。
今回のメッセージでは、現在の世界が、手に負えない分裂の中にあり、相互の対話を蝕んでいることを危惧されていた。
全ての人類家族が共有する相互尊重と奉仕への協力と連帯という、世界的な倫理によってのみ、世界の平和と安定は実現可能になると言われていた。
その理想を実現するためには、個々人、宗教団体も市民社会も、核兵器保有国も非保有国も、軍隊も民間も、国際機関も、全ての人たちの参加が必要ですと呼びかけられていた。
いつの日か、そんな日が来ることを信じて、ワールドメイトで祈り続けたいなと思う。
ローマ教皇フランシスコ、長崎の爆心地公園でメッセージ。
長崎は核兵器が人道的にも環境にも悲劇的な結末をもたらすことの証人である町。核兵器から解放された平和な世界、それはあらゆる場所で数えきれないほどの人が熱望していることです。この理想を実現するには、すべての人の参加が必要です。 pic.twitter.com/2RxYhX92hL— 長崎ニュース!NBC報道制作部 (公式) (@nbc_nagasaki) November 24, 2019
それから、フランシスコ教皇は82歳になられるのに、あんなに強行軍のスケジュールで、大丈夫なんだろうかと心配してしまうけどね。
神様の恵みと、信者の人たちの支えを受けて、元気をもらってあるのかな。
ローマ教皇を迎え 長崎でミサ始まる 3万人が参加
ミサを前にフランシスコ教皇が「パパモービル」と呼ばれる屋根を取り払った乗り物で入場し、信者などおよそ3万人が歓声をあげながら手を振ったり、スマートフォンで撮影したりしていました。
(長崎県営野球場)https://t.co/Wo8wYR9pE8 pic.twitter.com/pjsKSbaJU7— NHKニュース (@nhk_news) November 24, 2019
それにしても、新天皇陛下が即位されてから、前から決まっていたとはいえ、G20 サミットに始まり、ラグビーW杯の開催があり、来年はオリンピックがあるし、日本に世界の注目が集まる機会が増えたよね。
即位の礼にも世界中から元首や代表が集い世界に発信されたし、今回はローマ教皇が38年ぶりに来日されるし、何かあるのかなと感じてしまう。