ワールドメイトっぽい日々

湖北省中心に新型コロナウィルス感染拡大は続いているけど、となりの湖南省ではH5N1型鳥インフルエンザ発生も報告されている

ワールドメイトの御祭りは続いているけど、新型コロナウィルスによる感染拡大のニュースが連日流れている。

感染者も世界中に拡大しつつあるし、中国での死亡者も増え続けている。この先、1日でも早く終息に向かうことを願っているけどね。

 

今回の新型肺炎感染のことでは、まだ、どうなるのか先が見えない状況ではあるけど、いろんなことを考えさせられる。

まず、中国政府の対応の遅さと隠蔽体質だよね。一応、珍しく謝罪をしていたけどね。この体質というのはなかなか直りそうにないなと思った。

 

そして、湖北省を封鎖したり、10日間で巨大な「火神山病院」を作って、1400人もの医療関係者が来たことなど、一括号令のもと、対策に動き出すと大きなことをやれる長所もあるけどね。

それにしても、あまりに最初の1ヶ月の対応がお粗末だっただけに、挽回するのは容易では無いし、これが収まったとしても、今後中国国内でかなりの不満が膨らむおそれがあるよね。

 

今、断片的に入ってくる中国国内の状況を見る限りでは、緊急時の医療体制や指示系統にも、かなりの問題があることを感じるよね。

今でも医療関係者の感染防止のためのグッズが不足しているようだけど、品物はどこかにあっても、なかなか思うように行き渡らず、ようやく民間の力を導入するようになったとかで、かなり混乱が続いているようだ。

 

このような緊急時に、行政からのトップダウンだけで動いていると、思うような効率が上がらないのかもしれない。

まぁ、中国では民間人の情報交換も制限されているから、それも対応の遅さにつながる要因になっているのかな。

 

 

それで思い出すのは、東日本大震災が起きたあと、深見東州先生がすぐに英国から高性能のガイガーカウンターをツテによって取り寄せ、ワールドメイト救援隊を結成して、放射能汚染対策をしながら、東北各地にトラックなどで物資を届けに行ったことだけどね。

この時、深見東州先生は、東北各地の会員からの情報を収集し、刻々と変わり続ける現地の状況に対応するべく、物資などを厳選して必要なものを素早く届けに行かれていた。国のような大規模ではないにしても、このような小回りの効くところが、民間の力の良いところだなと、その時に思った。

 

また、現場に行けば、マスコミや行政が掴んでいない事実や情報もあり、それをもとに、行政の目が行き届いていない地域に向かうこともできたそうだし、そこの自治体からも、後日大変感謝されていた。

おそらく中国には、そのような民間の力を生かすだけの土壌がないのかなと感じた。日本も、この中国で起きている様々な教訓を、今後の危機対応に活かせるといいけどね。

 

あと、非常時の危機対応で言えば、今回、武漢から邦人を救出したことは、とても良かったと思うけどね。

日本政府の対応も早かったけど、中国も、日本と米国のチャーター機を外交的な配慮からか、まず初めに発着枠の手配をしたようだ。

ただ、驚いたのは、そうやって第一便で戻ってきた人の中に、検査を拒否した人がいたことだった。まぁ、その後、検査を受けたそうだけどね。

 

また、1便から3便まで、すでに多くの人が脱出したけど、症状がなくても、2週間はホテルなどの指定された場所に滞在するようになっていた。でも、理由はわからないけど、すでに10人以上の人たちが家に帰っている。

滞在先の現場では、かなり大変な状況になっているところもあるようで、帰国した人たちからのクレームもすごいらしい。それを苦にした結果なのかどうかはわからないけど、対応している役人が自殺したことが、報道されていた。

 

まぁ、武漢に滞在した人たちも、今回のウィルスに巻き込まれた被害者なので、気持ちもわかるけどね。

政府の対応も万全とは言えないだろうし、部屋に軟禁状態というのも、相当なストレスになるのもよくわかる。

それでも、このような緊急時の対応としては、とても残念な行動だなと思う。

 

武漢市内など、封鎖地域では、いまだに診察や治療を十分に受けることができない人がいたり、そのまま亡くなってしまう人もいることが、断片的な情報ではあるけど伝わってきている。

日本とは、人権に関する価値観も違うのかもしれないけどね。でも、同じ人間なんだし、悲惨な現状を知ると、ホントにかわいそうな気持ちになる。

それだけに、邦人の希望者には、今後も湖北省から脱出できるといいなと思っているので。それに悪い影響を与えるようなことにならないといいけどね。

 

 

現在、クルーズ船の部屋に待機状態に置かれている人たちも、大変なストレスだろうけどね。

今回の、感染拡大を防ぐ危機管理については、政府だけではなく、個人個人もしっかりと、どうあるべきなのかを考えないと行けないなと思う。

 

今回のウィルスは、今のところ重症になる人は少ないような報道が多いけどね。

これがもし10年前に起きるかもしれなかったH5N1鳥インフルエンザだったら、それが人から人へ感染するように変異し流行しはじめるものなら、それこそ大パニックになりかねなかったけどね。

今回の至らない点を踏まえて、水際作戦など、今後の対応の改善につながっていくといいけど。

 

 

強毒性で、6割の致死率と言われるH5N1鳥インフルエンザだけど、実は2月に入って、中国の湖北省の隣の湖南省で発生し、大量の鶏が殺処分されていた。

また、同じ時期に、サウジアラビアでもH5N8型鳥インフルエンザが発生し、ベトナムでもH5N6 型鳥インフルエンザが発生している。

中でも、H5N1型は非常に危険と言われていて、これがパンデミックになると、世界で2億人が亡くなると推定されているそうだ。それと、H7N9 型もやはり危険なタイプになるそうだけど。

 

インフルエンザウィルスのほとんどは弱毒性だけど、「H5亜型」「H7亜型」に関しては強毒性に変化することがあるので怖いらしい。

そして鳥インフルエンザは、本来人には感染しにくいはずだけど、突然変異しやすく、人に感染する新型インフルエンザになってしまうそうだ。

 

H5N1型は、1997年に香港で発生し、人に感染して18人中6人が亡くなった。

その後もずっとこのウィルスは中国南部の野鳥などに存在していて、世界各地の鳥に感染し流行は続いているそうだ。

人にもかなり感染していて、2015年までに、844人が感染し、449人がなくなっている。

なので、今回の中国での発生は、新型肺炎の流行もあって大きく報道されたけど、報道されていないだけで、今でも事例はたくさんあるそうだ。

 

幸い、日本では東日本大震災が起きた後の、2011年4月以降、H5N1型ウィルスが国内で確認されたことは無い。

この強毒型に感染すると、家禽は100%死ぬそうだから、すぐにわかるけどね。

でも、カモやアヒル、ガン、ハクチョウなどの水禽類の多くは感染していても症状が出ないそうだから、ひょっとすると国内にも入っているのかもしれないよね。

 

で、これまでに鳥から人に感染したウィルスを分離し、H5N1型に対応するワクチンも開発されているそうだ。

ただ過去の型から作ったものなので、今のH5N1型に感染すると、抗原性に変化が起きている可能性が高く、効かない可能性が高いそうだ。

つまり、新型インフルエンザ用のワクチンは、それが発生してからでないと製造できないというのが原則になるそうだ。それには少なくとも半年くらいかかる。

 

2009年ごろにメキシコ発の豚インフルエンザが大流行したけど、豚インフルのウィルスH1N1に感染した人が、このH5N1型インフルエンザに感染すると、細胞内で混合され、人から人へと感染する史上最悪のインフルエンザに変異する可能性があるという。

 

 

2013年には、中国の研究チームがモルモット実験によって、モルモットからモルモットに空気感染するH5N1型の新型ウィルス開発に成功したという報道があった。

自然界では、まだそのような混合は起きてないと言われているけど、その実験の成功によって、流行している2つのウィルス間で遺伝子交換が起きる可能性が示されたそうだ。

 

しかし、万が一このウィルスが流出して、人から人に感染するようになった場合、モルモットでは致死率が低かったそうだけど、ひとへの影響は不明なため、人類を危機に陥れるという批判もあるそうだ。

ちょっと怖い話になったけど、そんなウィルスを開発するなら、それを抑止できるワクチンも開発してほしいよね。でも、実際に流行り出してからでないと、それもできないのかなと思うと、複雑な思いになるけど。

 

H5N1型鳥インフルエンザと聞くと、ワールドメイト会員はドキッとする人も多いと思うけどね。とにかく、こちらが本命にならないように、初動でしっかりと封じ込められるように、ワールドメイトで祈りたい。

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