ワールドメイトの神事も終わって3日目、何か動きがあるかもしれないなとか思いながら、国際情勢のニュースを見てるけどね。
なんだかもう、最近の世の中の動きは早くて、なかなかついていけてない気がする。
アメリカのマティス米国防長官が、先日韓国と日本を訪問したけど、日本では日米同盟の重要さを強調し、尖閣諸島についても日米安全保障条約が適用され、米国に防衛義務があると確認した。そして、中国の海洋進出には懸念を共有していたよね。
それから、今日、こんなニュースもあった。
日米両政府が、安倍晋三首相とトランプ米大統領が米ワシントンで10日に予定する会談の後、大統領専用機「エアフォースワン」で一緒に南部フロリダ州へ移動する方向で調整に入ったことが分かった。日本政府関係者が2日、明らかにした。避寒地パームビーチにあるトランプ氏の別荘で、夕食を交えて再会談する。日本側は異例の厚遇を首脳間の信頼関係醸成につなげたい意向だ。
外国首脳が米大統領専用機に乗る例は少ないとみられる。初会談で大統領の別荘に招かれるのも珍しい。フロリダでは、両首脳共通の趣味であるゴルフをプレーする案も浮上している。(共同通信)
安倍首相って、プーチンとの関係をうまくやり、トランプには、はじめからこんなに厚遇されるようだけど。
それからトランプは大統領就任後、いろんな国の首脳と電話会談を行い、物議をかもす内容もあるけども、未だに習近平とだけはやっていないよね。
TPPの思惑は外れたとはいえ、日本にとっては、良い流れのようにも見えるけどね。
ビジネスマンのトランプのことだから、相手をもてなして、いい条件で取引するのかもしれないけどね。
それにしても、ここまで異例の厚遇をするということは、かなり安倍首相のことを気に入ってるのかな。
去年のフィリピン訪問でも、ドゥテルテ大統領の地元の家に招かれるという、これも親密な関係を築いていた。しかも、地元の日系人を中心に、信じられないような熱狂的な歓迎を受けていたので、かなり驚いた。
安倍首相は外国人首脳との接し方で、なんだかとっても人たらしになってきたようにも思えるけど、思い過ごしかな。
安倍首相の外交については、かなり評価する人としない人に分かれているけど、成果は時間が立たないとわからないからね。ただ最近の外交を見る限りでは、直接トップとの良い関係を作ってる点では成果を上げているようにも思うし、そういうのが上手なタイプだったのかな。それとも首相になって変わったんだろうか?
日米首脳会談では、ゴルフ外交もする予定らしい。ゴルフは接待やおつきあいを深めるのに役に立つだろうから、いいと思う。
話は飛ぶけど、人たらしというと、悪いイメージを持つ人もいるけど、できることなら絶対に身に付けたい能力だよね。
それができれば、どれほど人間関係の問題や悩みがなくなることか。
よく聞くのは、豊臣秀吉が無類の人たらしだったことだ。それによって秀吉は、敵をも味方にして、無用な犠牲を出さずに勢力を広げ、天下統一という目的を達することができたとも言われている。
まぁ、ワールドメイトの深見先生も、「経営者は、人たらしの秀吉のように!」という著作があるほどだけど。
人にお世辞を言えないようではいけないと、何度も言われていたし、ゴマスリもできないようではいけないとも言われていた。
ただし、目上(上司)にだけゴマをするのではなく、同僚にも、目下(部下)にも360度、全てにゴマをすらないと、嫌な奴だと思われるそうだ。
そのように全方位に向かってすると、みんなにとって良い結果になるので白ゴマ(スリ)になり、単に出世するための上司に媚びる我よしのゴマスリならば、腹黒いから黒ゴマ(スリ)になるんだろう。
政治家や一国の首相ともなると、ゴマスリだけではいけないと思うし、様々な能力が必要だろうけど。
しかし人たらしの能力がある人がトップになると、少なくとも外交関係はうまくいきそうな気がする。何と言ってもトップ同士の関係は、その国との関係においても、お互いの国民感情においても、かなりの影響を与えるからね。
国と国の関係といっても、最後には首脳同士のおつきあいがものを言いそうだから。関係が良好なのと、普通なのと、うまくいってないのでは、良い関係の方が絶対良いよね。
それに国内の政治基盤も、結局は安定するのかもしれないなと、最近の政権の支持率を見ていて感じた。
日本人はあまり意識してない人もいると思うけど、海外の人からすると、今の日本は安定していると思われているらしい。
逆にいうとそれだけ世界の国々の多くは、今、すごく社会が激動しているんだろう。
日本も激動していると思うけど、世界の人たちの目には、それでも安定した国のように写ってるんだろうね。