ヨーロッパにも、ワールドメイトで聞いたパワースポットがいくつかある。
中でも、アルプス山脈のマッターホルンは、格別の山になるようだ。
あまりに有名な山なので、知らない人はいないと思うけどね。でも、マッターホルンがヨーロッパで長いこと魔の山として恐れられていたことは、知らない人が多いと思う。
ワールドメイト会員も、知ってる人は少なかった。自分も今回のマッターホルンの神事で初めて知ったから。
だから、1865年に初登頂に成功するまで、長い間、誰も登頂したことがない、アルプス最後の山になっていたそうだ。
山が切り立っているから登れなかったのかなと思ったけど、それもあるとは思うけど、本当の理由はそれだけではなかったんだね。
本当は、その前に何度かイタリア側からは登頂したそうだけど、難所が多くて失敗続きだったそうだ。かえって、急峻で登頂不可能に見えた北東の尾根の方が、それよりはなだらかに見えたイタリア側から登るより適していて、ついに7人の登山隊が成功した。
しかし、下山の時に不幸にもロープが切れる事故により、4人がはるか下の氷河まで転落して命を落としている。
そのあと、残った3人はなんとか安全な場所まで来た時、山上に巨大なアーチ模様が現れ、その中に十字架が2つはっきりと浮かんでいるのを見たそうだ。
なんともすごい話だけど、3人が見たのだから本当だろうし、遭難事故と関係があると信じているそうだ。
現在では、絶壁のような急峻な岩山に見えるけども、山岳ルートができていて、日帰りで登れるほどまでになっているそうだ。もちろん、まともに北壁なんかを登ろうとすると、熟練した登山家でも困難らしい。
麓の標高1600メートルのところに、観光の街、スイスのツェルマットがある。そこからマッターホルンが見える 。
さらにクラインマッターホルンという、標高3900メートル弱のヨーロッバ最高所の展望台まで行って、パノラマに山々を眺めることができるそうだ。
あるいは登山鉄道で、ゴルナグラートという標高3100メートルほどある尾根まで行き、雄大な眺めの観光を楽しめるそうだ。そこまでいくと、さすがに空気が薄くなるだろうね。
東北の尾根を仰ぎ見るマッターホルンの姿が、普通見慣れているよね。
朝焼けの時は、上からだんだんと黄金色に染まるようなので、神々しいなんてものじゃないよね。
金塊の山のように見えるけど。
マッターホルンは、ピラミッドのように四角錐になっている珍しい山で、ツェルマットから見る姿も、左側が東面で、右側が北面になっている。
ゴルナグラートからだと、より東面の割合が大きくなるみたいだけど、北面も見えているそうだ。
ゴルナグラートから、少しマッターホルン側に降りたところには、リッフェル湖という小さな湖があり、逆さマッターホルンの眺めで有名だ。
他にもシュテリー湖やシュバルツ湖、グリンジ湖でも逆さマッターホルンが観れるそうだ。
クラインマッターホルンまで行くと、かなり違った形に見えるようになり、左が南面で右側に東面が見えている。
そして、マッターホルンはイタリアとの国境にあるけど、イタリア側まで降りて行くと、チェルヴィニアという街が拠点となっている。
そこから見ると、主に南面だと思うけど、西面も見えてるのかな?なんだかいつも知ってるマッターホルンのイメージとは違うけどね。
見る角度によって、かなり違ってくるのがわかるよね。
スイスから見た姿の方が良くて、マッターホルンのイメージになってるせいか、スイスの山という認識だよね。
冬でも斜面が急すぎて、深く雪が積もらないマッターホルン。
見るだけで満足だよね。登りたいとはけっして思わない。
これは、近寄ると火傷しそうなほど輝いている。あったかそう。
夏になると、アルプスの少女の世界が広がっていくみたいでいい感じかも。
だいたいの位置関係はこんな感じ。
スイスにちょっとだけ行った気分になれるサイトがあった。絶対行きたいなと思う。
http://traintravel.myswitzerland.com/glx_en/#