明日17日は、深見東州先生が総裁の世界開発協力機構主催で、第5回世界オピニオンリーダーズサミットが開催される。
今回のスペシャルゲストとして、カナダで首相を10年近く務めたスティーブン・ハーパー氏が来日するそうだ。
今のトルドー首相は自由党というリベラルな政党だけど、スティーブン・ハーパー元首相が属する保守党は、中道右派・保守主義の政党と言われている。
4年前の2015年10月に行われたカナダ議会の下院総選挙で、野党第2党だった自由党は、トルドー党首の人気で一気に与党へと躍進し、10年ぶりに政権交代が起きた。
当時与党だった保守党は敗れて野党第一党に退いたそうだ。
BBCニュース - カナダ総選挙で自由党が大勝 約10年ぶり政権交代へ https://t.co/VN2kaivL6V pic.twitter.com/Lnjm4CHkTQ
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) October 20, 2015
そして4年後の今年10月21日だから、来週の月曜になるけど、カナダ下院選挙が行われる。
カナダ議会には、元首(エリザベス女王)と上院(元老院)もあるけど、実質的には、下院(庶民院)の選挙結果によって首相が決まるらしい。
新聞によると、自由党と保守党の支持率は、現在ほとんど拮抗しているそうだから政権交代もあるかもしれないし、また、どちらも単独過半数を獲得できない可能性があり、連立協議が必要になるだろうとの予測もある。
そんな重要な選挙直前の多忙な時期にもかかわらず、保守党の元党首が来日してサミットに出席するということは、何か面白い話が聞けるかもしれないよね。
カナダ総選挙、10月21日投開票へ 与野党が拮抗 https://t.co/qs63WUxCdk
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) September 11, 2019
カナダ政府も、アメリカのトランプ政権への対応で、なかなか大変そうだし、最近は中国ともファーウェイ副会長の逮捕から関係が悪化しているようだから、難しい問題もいろいろ抱えているようだ。
日本は、今のところトランプ政権との関係は比較的良好で、中国とも最関係改善が進んでいるように見えるけど、まぁ、似たような立場なのかもしれないけどね。
それだけに、何か示唆に富んだ話が聞けるかも。
というか、日本もカナダも、今後も中国や米国との間で難しい立場になりそうなので、お互い信頼できる友好関係を深く築いて、協力体制を整えていけるといいけどね。
日本の外務官僚出身の政治家さんたちも3人出席するので、今の日本の外交に関するお話や、複雑化する国際情勢についても、いろんなお話が聞けるといいなと思う。