第26回高校生国際美術展の表彰式の様子をYouTube LIVEで見た。
と言っても、主催者である世界芸術文化振興協会、半田晴久会長のお話の部分だけだけど。
毎年、興味深いお話をされているけど、今年のお話は特に面白くてためになるお話だったなぁと感じた。
日本と中国の、絵画や書のやり方の違いも興味深いお話だった。
つい最近お亡くなりになられた、最高顧問の絹谷幸二さんとの出会いや、追悼にふさわしいお話もたくさん聞くことができた。
絹谷幸二さんの絵画は、好きなものがいくつもあって推しの画家だったから、とても残念でならないけどね。

高校生国際美術展は、高校生に特化した美術展であり、出展料無料で、学校と選考の癒着が一切ないことが大きな特色になるそうだ。
客観性と平等性と公平性を大事にしていて、自治体から知事賞を出してもらっても、その県からふさわしい作品がないときは、賞の授与をお断りするそうだ。
そんな美術展の賞だけに、入選すると、ホントに嬉しいと思うよね。
さらにアーティストファーストと言われていたけど、奨励賞以上の受賞者の名前を、全て表彰式で読み上げるそうだ。
ちょっとした気遣いのように見えるけど、賞を取った高校生からすると、高校時代の良き思い出としてずっと残るに違いないよね。
嬉しすぎだから言っちゃお‼️
— 鏡 千雨🦕 (@ERROR_CODE4O4) August 6, 2025
高校生国際美術展‼️奨励賞‼️F50です‼️
去年に引き続き‼️連覇しました‼️ひゃあ〜ッやったー‼️
国立新美術館さんに8/17まで飾られてるらしいよ‼️ pic.twitter.com/q5dU7duuaY
高校生国際美術展にて奨励賞を取ることができました!!!!!やったー!!
— ふみか (@z9Qvi1Oltl49609) July 9, 2025
油絵 F30 pic.twitter.com/IWf5LDLC5b
それから2番目の特色として、高校生というのは、スポーツや文学の世界でも、大人も顔負けの驚くような才能を見せる子たちがたくさんいる。
だけど、完全に大人になっているのではないから、大人の始まりであると捉えているそうだ。
才能が開花する始まりなので、この美術展においては、輝く個性を大事にして選考を行うそうだ。
荒削りであっても、才能の片鱗が見えるような作品に賞を与え、励ましてあげたいということだ。
この先どのような道に進むかはわからないけど、そのような才能、個性を大事にしてほしいという願いもあるそうだ。
完成度が高く、技術的に優れた作品であっても、個性の輝きが感じられる作品でないと、良い賞をもらえないようだね。
そんな美術展の方針が浸透してきて、年々、個性的な作品がどんどん集まってくるようになったらしい。

最後の3つ目の特色としては、ある程度以上の賞を取った人たち同士、書でも美術でも、互いに交流してもらうそうだ。
そこに海外の10数か国の、絵画で優秀な賞を取った高校生が合流し、交流する機会を毎年設けている。
万葉集では、天皇や貴族だけでなく、防人や読み人知らずの歌もあり、短歌のもとにおける平等という、日本文化の良さがあるそうだ。
この美術展でも、高一、高二、高三、とか、各国によって上手いとかそうでないとかあるかもしれないけど、美を愛する人たちのもとにおいては平等ということで、国籍も人種も言語も関係なく、国際的な文化交流を行っている。
最後の話が、最も心に響いたんだけどね。チラッと、実際の表彰式の様子も見たけど、ちょうど日本の高校生と、海外の高校生が何やら親しく話していて、すでに仲良くなっている感じがした。なんだかいいなぁと思った。
この美術展には、ロシアやイスラエル、中国やミャンマーの高校生の作品もあると思う。
国際的にはいろいろ問題があったり、物議を醸している国であっても、そういう国だからといって、美術を目指す高校生には関係ないよね。
あるいは国と国との間には、政治的にはいろいろあったりするし、冷え切ってしまうこともあるけど。
それでも文化交流は熱く、絶やさない方が、お互いの国の人たちにとって幸せにつながるんじゃないかと、そのような考えを持たれているようだ。
深見東州先生は、政治の世界にはあまり関心がなく、でも政治は必要なものとして、日本にとって有用となる政治家を超党派で応援されている。
ワールドメイト会員は、それぞれ自分の気に入った政治家を応援するけど。
深見東州先生は世界の多くの政治家たちとも交流を持たれている。
世界オピニオンリーダーズサミットの開催など、超党派で世界の諸問題についての、平和的な解決を探る機会も設けられてきたし。
でも中心は、文化や芸術の交流、スポーツの交流、そして福祉活動における協力、宗教間における平和のための協力などにおいて、積極的な国際的活動をされてきたと思う。
その奥には、そのような考えがあったんだなと、改めて深く思い知った気がした。
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日本全国、そして世界から。高校生の豊かな感性が、国境を越えて響き合うアートの祭典!「第26回 高校生国際美術展」8月6日(水)より開催!! | NPO法人 世界芸術文化振興協会 (IFAC)のプレスリリース
NPO法人 世界芸術文化振興協会 (IFAC)のプレスリリース(2025年8月4日 16時16分)日本全国、そして世界から。高校生の豊かな感性が、国境を越えて響き合うアートの祭典!「第26回 高校生国 ...
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