ただでさえ活発化した秋雨前線のために、21日土曜から能登半島中心に激しい大雨による災害が発生していたのに。
なぜか中国に上陸した台風14号まで、急激に進路を変えて日本海に向かい、温帯低気圧に変わった後も湿った空気を大量に全線に送り込んだため、22日日曜も激しい雨で被害を拡大していた。
台風並みの強い風が吹いていたところもあったそうだ。
3連休前から東北の一部は大雨で、3連休に入ってからは北海道を除いて、かなり荒れた天気になってしまったところが多かったようだ。
天気は激変するし、ゲリラ豪雨や雷や強風などもあるし、観光にも大きな影響を与えていたと報道されていたけど。
9月になっても続く真夏のような猛暑は、さすがに和らいだけどね。
地球温暖化の影響で、激しい雨が増えたり、高温で乾燥する地域が増えるという予測はよく聞くけどね。
ホントに激しい雨が、それも突然降ることが増えたのは間違いない。
豪雨など、気候変動に関しては複雑な要因が多々あるそうだけど、それにしても線状降水帯と呼ばれる、同じ箇所が集中的に豪雨になることが増えた。
そのために、日本でも大きな災害が増えているよね。
世界でも、激しい災害に見舞われているところがたくさんあるけど。
災害に遭遇した地域の人たちは、大変なことになっているから、国をあげて救済や復興に取り組まないといけないけどね。
ただ、このまま大きな災害が増え続けると、立て直すための財源が足りなくなるのは明らかで、かなり気にかかるけど。
すでに世界中でも、そんな国や地域はたくさんあるだろうからね。
最近、プラネタリー・バウンダリーという、地球に安定的に住める状態を維持するのに守るべき限界を定めたものがあるのを知った。
気候変動も含めて、大気汚染や資源の消費、水や土地の利用、オゾン層の破壊、などなど地球環境に関する9項目を設けて、改善や取り組みの指標として活用されているらしい。
これらの項目が、ある限界点を超えると、地球の生態系や人類の未来に破滅的な危機をもたらす可能性があるとする研究のようだ。
そして今、その多くの項目では、すでに限界を超えているという研究も発表されていた。
地球の限界 「プラネタリーバウンダリー」とは? 9つの項目や現状を解説 https://t.co/Mf43n9nY0l
— ELEMINIST (@eleminist) September 20, 2024
国連総会で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」とか、気候変動に関する国際枠組みを決めるCOP21とか、いろいろな地球環境保全への取り組みもあるけどね。
すでに多くが危険領域に入っていると警鐘を鳴らす科学者や研究者は増えているようだ。
ワールドメイトで話を聞いていると、人類の未来にもっとも影響がある気候変動は、ますます大変なことになっていくのではないかと思えるし。
今後は猛暑や洪水の被害を最小限にするためのあらゆる対策もだけど、海面上昇への備えも本格的に考えないといけなくなるかも。
対策ができる時間が少しでも多くとれるように、できるだけ、ゆっくりと進んでくれることを願うしかないのかな。
ただ地球環境に関しては、このプラネタリー・バウンダリーに書かれているリスクだけではなく、実際に今起きている戦争や、今後起きるかもしれない戦争、核使用の可能性や原子力発電の安全管理、新たな伝染病のリスクなどもあるよね。
ワールドメイトで祈り続けたいことが、今後も、ますます増える一方なんだけど。