地球温暖化とワールドメイト

地球温暖化対策の国際的枠組みが来月に決まる

投稿日:2015年10月28日 更新日:

地球温暖化対策が気になるワールドメイト会員もいるので、今日は来月の11月30日からパリで開催される、第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)のことについて。

温暖化ガスの削減に関して途上国と先進国の間では、まだ多くの対立を抱えている。途上国は先進国にその義務を負わせようとしているし、途上国への支援金についても法制化するように主張している。

 

しかし途上国といっても、中国のような温暖化を促進している国は、早急に自国内で真剣に取り組んでもらわないと現実的じゃないよね。

中国は強大な経済力を持つに至ったのだから、むしろ先進国同様に、積極的な支援する国にならなければ納得できないよね。

そうじゃないと先進国も経済的にもたないだろうし、排出量の多い途上国の対策も進まないだろうし、共倒れになってしまいそうだ。

 

本当は地球全体の持続的な繁栄を考えるならば、今、争っている場合ではないと思うけどね。

しかし各国代表とも国益と自国内の事情があるから、対立は避けられないようだ。それが世界の今の現状なんだろうし、国際的な協力体制の枠組みの限界なのかもしれない。

今回のCOP21も、各国が対立して紛糾することになれば、十分な成果が出ない可能性もある。そうなると人類の先行きはどうなるかわからなくなる。

ここは何としても世界各国の叡智に期待したいけどね。

ワールドメイトでもそのことを祈りたい。

 

ところで、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)というのは、地球温暖化問題に対する国際的枠組みを設定する条約のことで、条約を締約しているのは、現在では国連加盟国数を上回る195カ国とEUの1機関に上っている。

これまでを簡単にふりかえると、2008年〜2012年の第一約束期間では、米国を除く先進国が多数参加したものの、中国などの途上国は関わっていなかった。

2013年〜2020年の第二約束期間になると、今度は日本、ロシア、ニュージーランドなど第一約束期間に参加した多くの国までが不参加を表明し、EUとオーストラリアのみの参加となった。

第一約束期間のヨーロッパに有利な条件や、日本の原発事故の影響もあって、このような結果になったと思う。

そして2020年以降の温室効果ガス排出量削減に関する国際枠みについては、今回の会議で国際合意をすることになる。

とても重要な会議となるわけだけど、温室効果ガス排出量の半分近くを占める米中2大国が参加する初めての枠組みになる。

 

今回のCOP21までに、全世界規模での温室効果ガス削減のため、今まで削減義務の対象外とされた国々も含む全ての国が、気温上昇を工業化以前から2度未満に抑えるための削減目標案を出すことに合意している。

その目標は明確で透明性のあるものでなければならず、案には基準年や取り組み期間なども盛り込むことも決定している。

各国は自主的に今年3月までに目標案を提出し、10月1日までに提出された各国案を対象に、「気温上昇を2度未満に抑える」目標達成に十分かどうか、また、公平かつ意欲的かどうかをUNFCCC事務局が評価し、報告書を11月1日までに作成するそうだ。

それを受けて、本番の会議は11月末に始まる。

 

その中で、EUは早くから目標を発表してきたし、アメリカや中国も早めに目標を発表してきた。

その後、日本はかなり出遅れたけど、各国も目標を随時発表してきている。

EUは積極的な排出削減を、経済成長にとっての好機と捉え、野心的な目標に向かって取り組みをすすめている。

対して日本を含む多くの国々は、温室効果ガス排出量削減が経済成長の停滞を招くとして及び腰であるとされる。

 

たしかにEUが積極的なのは事実だけど、基準年の設定をうまくしているため、やけに突出して見えるのも事実。そこを考慮すれば、日本もそこまでひけをとらないはずだけどね。

最近は中国が炭素の排出量取引市場を2017年に全国展開することや、発展途上国が炭素を出さずにエネルギーを得る技術のための財政支援も表明している。

アメリカは、オバマ大統領がこれまでも積極的に取り組む姿勢を見せてきたものの、産業界や共和党の抵抗にあって思うように進まなかった。

だけども、ここにきて協力企業が増えていると強調していた。

あとは、11月1日までに作成するという各国の取り組みへの評価がどうなるかで、会議の様子も決まってくるんだろうね。

 

2020年以降の温暖化対策の国別目標案(約束草案)の提出状況・一覧

 

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が、産業革命前に比べて気温上昇を2度未満に抑えることを国際目標として提案し、それには2050年に世界の温室効果ガスの排出量を、2010年に比べて40%から70%削減する必要があり、今世紀末にはほぼゼロにする必要がある、と明示している。

温室効果ガス排出量の国別割合(2011年度)

 

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