福島原発の事故処理のため、東電の社員や協力会社など、数百人の人たちが現場で従事している話は、ニュースでも良く取り上げられていた。
かなりの放射能を被爆しながら、ものすごい劣悪な環境や待遇の中での作業だけに、かわいそうな気持ちがある反面、でも、なんとかやってもらうしかないという、複雑な気持ちがあったけどね。
そんな中に、ワールドメイトの会員をしている人が4人もいて、今回の氷見神事にも一人が来られていた。
ワールドメイトの九頭龍祈願のおかげで、最悪の事態は回避できていることと、待遇が随分改善されたらしくて、少し休みももらえたらしくて、それで参加できたようで良かったけどね。
それから、現地で危うく大津波に飲まれそうになった、東北の会員の人の話も凄かった。
高台に避難した後も、その高台にまで津波が押し寄せ、とっさの機転で岩に昇って難を逃れ、茫然としている人たちにも叫んで、非難させたらしい。
それでもどうしようもなく、何人もの人たちが目の前で津波に流されていて、本当に聞いているだけで、胸が詰まりそうになってしまった。
その話を聞いたとき、2009年秋に行われた、ワールドメイトの宇佐神業のときだったと思うけど、深見先生のお話を思い出してしまった。
近い将来、洪水か津波かで、目の前で子供が波に流されてしまったとき、母親がその時にどれだけの哀しい思いをすることか。
でも信仰がある人は、まだ、なんとか乗り越えていけるけど、そうでない人は、絶望の淵に沈んだまま、どれだけの喪失感に苦しみ続けることか・・。
たしか、そういう話をされていたのを聞いた覚えがあるけど、本当にそういうことが日本でおき始めたんだよね。
いつまでも平和な世が続くとは限らない。
今度の震災で、そんなことを感じてしまった。
でも、それをどれだけ少なくできるかが、ワールドメイトに託された神仕組みであることも、よくわかった。
2005年から必死で祈らずにはいれない時代になると、もう15年も前から言われていたからね。
そして本当にスマトラ沖大地震や、カトリーナの災害など、信じられないような自然の猛威がおきだしたのが2004年の暮れからだったよね。
それ以来、世界中で異常気象が吹き荒れ、毎年どこかで大きな災害が続いている。
日本でも、数年前に台風がたくさん来て大変だったりしたけど、深見先生の呼びかけで、ワールドメイトの九頭龍師が立ち上がり、それからは何かあるごとに九頭龍祈願をしたり、神事でも真剣に祈ってきた。
そのおかげだろうね、日本だけは、それからそんな大きな災害がおきてないからね。
でも、ここ一、二年くらいかな、なんとなく神事の結集も、命乞い形代の結集も、緩くなっていたのかもしれない。
2年前、2011年の大きな災いを防ぐために行われた宇佐神業ですら、十分な成功に至らず、2年後の天の時にもう一度やるしかないでしょうね、と言われていたからね。
いつの間にか、ワールドメイトの神事の取り組みに対して、甘くなっていたかも。
深見先生は、いつのまにか私が会員を甘やかしすぎていたと、悔やまれていたけど・・。
でも深見先生は、滅茶苦茶忙しい中で、よくワールド会員に教育して下さっていたと思うけどね。
なんか深見先生に申し訳ない気がして、反省した今回の氷見神事だった。