南極大陸の氷が実は増えていたというニュースが、ちょっと話題になっているようだ。
こんな時期にこんな発表があるのも怪しいけど、今月末からの大事な会議にも影響が出るんじゃないのかなぁ。
普通に常識で考えれば、南極の氷が増えていようが減っていようが、実際の気候は暑くなっているわけだから温暖化が進んでいると分かるよね。
そして、どう見ても地球温暖化が原因となって気象異変は頻発しているよね。
地球温暖化が取り返しのつかないレベルになりつつあることくらい、わかりそうなものだけどね。
また、考えようによっては、本当に南極の氷が増えているのであれば、かえって怖い話かもしれない。
ワールドメイトでも地球温暖化についてはずっと懸念しているけども、やっばり最後は南極が怖いのであって、これか溶け始めるととんでもないことになるのは誰にでもわかる。
南極の氷が増えても、海面もじわじわ上昇しているのだから、この先、いつの時点かで南極の氷が減り始めることにでもなったら、それこそ深刻さの度合いがさらに増すだけかなと思う。
南極がこの先どうなるかというのは、科学者にも正確なことはわかっていないんだから、冷静に考えてもこわい話だと思う。
地球の気候のメカニズムは、そう簡単にわからないほど複雑のようだから、すべての原因の解明を待って対策を考えていたら手遅れになるよね。
できることから最大限にやっていかないと危険だと思う。
今は南極の氷が溶ける以上に内陸に雪が降っているのかもしれないけど、やがて降らなくなる時期がくるかもしれないしね。
今は砂漠に雨や雪が降ったり、温暖な天候のところに雨が降らなくなって乾燥したりと、いつ異常な気候変動に襲われるのか予測がつかないからね。
(CNN) 南極大陸で年々失われていく氷よりも、増えている氷の量の方が多いとの研究結果を、米航空宇宙局(NASA)のチームがこのほど発表した。事実ならば、南極氷床の融解が海面上昇につながっているという従来の説は覆される。
すぐに気がつくことだけど、南極の氷が溶けても、降雪によってそれを上回るだけの氷が増えていれば、それだけで海面が上昇しない理由になるとは言い切れないよね。
南極の溶けた氷の分がそのまま南極に降雪するのならわかるけど、もしかすると、増えた分と言うのは、どこかの大陸の降雨の減少によるものかもしれないし。
地球全体で考えないと、一概に結論は出せないと思うけど。