今年の5月に口永良部島の火山が爆発して2ヶ月。今度は、その近くの諏訪之瀬島の火山が小規模ながら噴火したそうだ。
もともと活発な活動をしてきた火山なので、珍しくはないようだけど、この諏訪之瀬島はトカラ列島のなかのひとつなだけに、ワールドメイトに馴染みが深い場所でもあり気になった。
ワールドメイト総本部では、毎月トカラ龍神祭という祭事が斎行されている。
火山爆発のニュースは、去年の御嶽山の爆発が大変な惨事になって以来、よく目にするようになったけどね。
現在は箱根の火山活動が続いているけど、また桜島も活発に噴火しているけど、火山爆発の規模としては幸い大規模な爆発、非常に大規模な爆発というものは近年おきてないそうだ。
やや大規模というレベルのものは、ときどきおきていたそうだ。
日本は世界の陸地の0.25%しかないのに、世界の7%にあたる110もの火山が集中する世界有数の火山大国だからね。
ふつうの地域の30倍近い火山密度になっている。
そして専門家が言うには、チリやインドネシアのような同じ火山大国では、大規模な噴火がくりかえされているが、日本では1929年の北海道の駒ヶ岳以来、大規模な爆発はかれこれ85年ほどおきていないそうだ。
なので、そろそろおきてもなんの不思議もないというのが、火山の専門家の考えらしい。
少なくとも1600年以降は、40年程度大爆発が無い時期もあったけど、だいたい20〜30年程度の間しか空けずに大爆発が発生していたようだ。
そうなるとここ数十年というのは、いつ大爆発がおきてもおかしくない時期なんだなと思えてくる。
ワールドメイトでも、火山爆発の危険の話が時々出るけど、本当にそういう時期なんだなと、あらためてデーターを知って感じた。
ところで話はとぶけど、このトカラ列島には、ワールドメイトの深見東州先生も、はるばるといかれたことがある。そのことが新聞にも載っていた。
続アカスリ半田劇場の6には、この海まで何時間もかけて行って、そして巨大魚を釣り上げた話が載っている。
もちろんバカンスで行かれたのではなく、大事な要件で行かれたわけだけど、はるばる時間をかけていくことの大切さを学ばれたそうだ。
「人生に影響与えたトカラ列島での釣り」
“はるばる”自分で足を運ぶことの大切さを学んだ
魚釣りも好きだと言う半田氏が、釣りから学んだこととは——。
防波堤での釣りや、アユ釣りなどを楽しんでいた半田氏。しかし、奄美大島から、船で5時間かけて行ったトカラ列島で、ムロアジを餌に、37キロと24キロのロウニンアジなど16匹を釣り上げたことが、人生に大きな影響を与えた。
「はるばると、誰も来ないような遠くの海で、美しくて大きい感動的な魚が釣れたことで、44歳での音大受験を決心した」。40歳から始めた、プライベートレッスンで声楽は頭に入ってはいたが、“はるばる”音大に行かなければ、音楽理論の基礎や歌やオペラの高い領域にはいけない、と感じたからだ。46歳で武蔵野音大特修科声楽専攻を卒業し、47歳からは、西オーストラリア州立エディスコーエン大芸術学部大学院に入学し、3年がかりで修士号を取得。その後、世界5大バリトンの先生について、50歳から毎年フルのオペラの主役をやった。それを10年間続け、バリトン主役の、ほとんどの難曲をやりこなした。
また「はるばる南アフリカに行ったら、ボクシングの元ヘビー級世界王者イベンダー・ホリフィールドに会えた。はるばるニューヨークに行ったら、ビル・クリントン元米大統領に会えた」。今、世界中で、たくさんの活動ができているのも、“はるばる”、自分で足を運んだからこそできたと言う。
「難しいことに挑戦しなければ、誰もできないようなことはできない。その意味で、トカラ列島での釣りから学んだことは大きかった」。遠路はるばる、でかい魚がいる所に飛び込んで行き、真正面からぶつかって釣ってくる。「度胸と根性がないと、一生防波堤釣りで終わってしまう。今は、どんな釣りでも好きですけどね」と笑った。
ちなみにカッボレも釣れたらしくて、刺身で食べたらとても美味しくてたまらなかったそうだ。
どんな調理をしても美味しく食べることができる高級魚らしい。いつか食べてみたい。