過去に何度もワールドメイトで熊野本宮大社に行ったけど、ここは深見先生によると、地に現れ出ずる即効力において、No1の神様だと言われていた。
だからと言って、なんでも熊野に行けばいいわけではなく、それぞれの働きの神様がいらっしゃるので、まずそれらの神様にお願いして、それでもどうしても開かない時に、最後に行くのが熊野なんですよと言われていた。
それだけ本当に困った時に、努力してるけど思うようにならない時に、究極としてここの神様の所に行くと良いようだ。
それくらいまで煮詰まってから行くと、気持ちも極まってるだけに、バシーッと霊験を出してくださるのが熊野の神様なのだろう。
そんなものすごい霊験を、多くの人が体験しているから、昔、蟻の熊野詣でと言われるほどまでに、多くの参詣客が訪れるようになったんだろうね。
今、その熊野詣での道の一部は、熊野古道として、世界遺産になっているよね。
それから霊験の秘密の一端は、熊野権現にあることも、ワールドメイトで聞いた。
そもそもこの熊野と言われる霊域は、昔から自然崇拝的な土着の信仰があった上に、役小角によって始まったと言われる修験道が流入し、山岳信仰の霊場となっていた。
さらに神仏習合により、熊野本宮大社の主祭神の家都美御子神(素盞嗚尊)は阿弥陀如来、熊野速玉大社の熊野速玉男神は薬師如来、熊野那智大社の熊野牟須美神は千手観音とされた。
その3つの神社を熊野三山と総称し、本宮にはその3神も祀られていて、熊野三所権現と呼ばれている。
現実界に近い権現になると、はっきりとしたおかげが出やすくなることをワールドメイトで知ったけど、この熊野権現においては、さらに深い神秘も隠されている。
とにかく熊野とは、そのような古代から続く信仰の地であり、その中心が熊野本宮と言える。
ところで、明治22年の大水害で社殿が流される前までは、上4社、中4社、下4社の12殿に、三所権現を含めた、熊野十二所権現が祀られていたそうだ。
現在は小高い山の上に、上4社だけが復元され、中4社、下4社の神々は旧社地の大斎原にて合祀されている。
そして国のことになると、権現ではなく、とどめの金神である、艮の金神としてお出ましになる地球規模のスケールの神様がいらっしゃる。
深見先生が、以前熊野本宮の九鬼宮司に、なぜ素盞嗚尊か熊野にいらっしゃるのかを尋ねられたら、「熊野には言い伝えがあり、正月の寅の刻、深夜2時から4時までの2時間だけ御扉を開いて、それを『開寅祭』と言います。そうすると,艮の金神様が、霊威を発揮して、天の素盞嗚尊様をお迎えするんです。これは昔からの言い伝えで、『開寅祭』の神事をもっとも大事にしているんです」というように言われていたらしい。
金星の主宰神素盞嗚尊と大地の金神が合体して、芸術、学問、宗教の神の働きをされるそうだ。その霊力は、全世界的な問題も解決する神として参拝されるべきでしょうと、深見先生は言われていた。
その昔、ワールドメイトで団体参拝をした時、参拝前に宮司さんから、ここの神は時折地響きを立てて出てこられることがありますと聞いたそうだ。
そして参拝がはじまった時に、本当にそれが起きたそうだ。玉串奉天をされている間、拝殿の奥の方からブルドーザーの工事のような音が聞こえてきたそうで、それがだんだん近づいてきてドーン鳴り響き、大地がユサユサと揺れたそうだ。
その時に参加したワールドメイト会員は、皆はっきりとそれを体験したそうだ。
この熊野の地には、そんな、ものすごい霊力を持つ神様がいらっしゃるということだよね。