史上最強クラスの台風襲来ということで、甚大な被害が出ることが予測されていた台風10号だけど、ニュースで見る限りでは、やはりかなりの被害が出ているように感じた。
九州に実家があるワールドメイト会員もいるので、心配して、みんなで祈願をしていたけどね。
九州や中四国の一部では、日持ちするパンなどの食料が数日前からあっという間に店頭から無くなったり、窓ガラスをテープで補強したりと、さすがに今回は、今まではやったことがないような、台風への備えをしていた人が多かったらしい。
ただ、現地の人の話によると、ニュースで見ると大変だったように思うけど、実際にはそれほどでもなかったそうだ。
最大級に発達した後、そのまま勢力を維持し九州に近づくという予測だったけど、なぜか急速に勢いが弱くなったと報道でも言われていた。
台風10号衰退、9号通過で海面水温低下か…「動力源」の水蒸気取り込めず https://t.co/PU2Qmwa0X8
記録的な風は吹いたけど当初の予想より勢力が小さくなった原因は、前の9号の通過で東シナ海の海面水温が例年より1~2℃下がっていたからだそう。なるほど。 pic.twitter.com/X8DF3Jjqbm— ヤギの人(手洗い) (@yusai00) September 7, 2020
史上最強とまで言われた台風10号が直前になって衰退してくれたのは、本当に感謝ですよね。思わず手を合わせてしまった。
ホントに良かったわーー
— オルガノンニコマコス Organum・Nicomachēa (@gnwYqaRm8ZsvmTC) September 7, 2020
理由はあとから色々言われているけど、いい意味での空振りに終わって良かったと思っている人がほとんどらしい。
さすがに台風の進路のすぐ左側にあたる鹿児島や長崎の一部では、かなりの風が吹いていたようだし、宮崎などでも記録的な雨が降って危険だったとは思うけどね。
今回は、想像していたような大規模災害にならずに済んだようだけど、今年は今後も猛烈な台風が来る可能性があるので、油断はできないよね。
そして、昨日は東北でマグニチュード6クラスの地震が起きていた。
3.11の後から、日本列島もプレート境界で起きる巨大地震対策が急務になったけど、4つのプレートがひしめき合う上に位置する唯一の国ということで、地震は日本の宿命だよね。
地球の地震の2割は日本付近で起きているし、マグニチュード6以上の地震に限れば、この120年間で1300回も起きているそうだ。
台風襲来もだけど、世界の8パーセントを占める111の活火山もあるし、地震(津波)と火山噴火の国だと言えるよね。
でも、そのおかげで、今の日本のような風光明媚な豊かな自然があり、温泉も多いし、美味しいミネラルウォーターもたくさん採れるからね。
海洋資源の豊富さや、また、日本の食材が豊富で美味しいのも、それらのおかげでもあるよね。
とはいえ、やはり今後いつ起きてもおかしくないと言われる、南海トラフの巨大地震や、北海道東部沖で起きると言われている巨大地震、東京直下型地震などが、まともに起きてしまうと、大変なことになるけど。
さらに地震や津波よりも怖いとも言われる火山噴火も最近多い。
東日本大震災以後の日本列島は、地震と噴火が繰り返される「大地変動の時代」に突入したという専門家もいる。地震と火山噴火は連動する面が多いそうだから。
日本での地震と噴火の関係は、最近のこの動画の説明がわかりやすかったけどね。
3.11 の大地震によって、日本列島に様々な歪みが生じた結果、それを戻そうとして地震や火山噴火が増えているとする専門家の説が有力らしい。
それほど大規模ではなかったけど、ここ数年の、御嶽山や草津白根山のように、前触れなく噴火されると怖いよね。
規模に関わらず、噴火の時期を正確に予測するのは非常に困難と言われているので、地震と同じくとても厄介。
「富士山」のマグマに異変が 専門家が警鐘「いつ噴火してもおかしくない」(デイリー新潮)https://t.co/jBAN0uADN2
先月気になった記事
東海大学教授の長尾年恭氏の研究は信憑性高しだと思っています。
— 愛の媛野 (@tyst3103) September 5, 2020
中でも、今、火山の専門家が最も警戒しているのが、富士山と言われているそうだ。
何しろ、この1200年だけで11回も噴火しているのに、1707年の宝永噴火を最後に噴火していないからね。
地下のマグマだまりには、すでにたっぷりと溜まっていると推測されている。
噴火するメカニズムは複雑で、噴火の兆候についても様々な意見があるようだけど、過去の噴火の周期からすると、300年もの長期にわたって沈黙していることを「不思議」と考える専門家は少なくないそうだ。
300年溜め込んだマグマが噴出すると聞くと、ちょっと怖いものを感じるよね。それに江戸時代の噴火と現代では、被害の大きさも比較できないほど大きくなるからね。
富士山噴火で首都機能まひ 政府が被害想定 https://t.co/iU0BIzVq7e
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) April 22, 2020
今年の4月には、日本中が新型コロナで大騒ぎしている時に、政府がひっそりと富士山噴火時の被害想定を公表していたよね。
内容は多岐にわたるけど、もし宝永噴火なみの大規模な噴火をすると、首都圏に桜島の噴火で降る火山灰の約200年分が、わずか2週間で堆積してしまうらしい。
除去が必要な堆積物は、東日本大震災で発生した災害廃棄物の10倍になるそうだ。
吸い込むと健康にも有害だし、何よりもあらゆる交通機関、手段が麻痺し、コンピューターもやられてしまう。
停電や断水、通信障害など、インフラへの影響に甚大な被害が想定されていた。
食料確保も大変になるから、買占めも起きて大混乱になってしまうよね。
これまでも、何度も噴火すると言われながら、ここまで噴火しなかったけどね。
まぁ、富士山だけに限らず、巨大噴火がどこかで起きたりすると、その地域の被害だけでは終わらず、地球全体の気候にも大きな影響を与えることがある。
それは世界の食料問題にも繋がることから、地震や津波よりも怖いと言われる所以なのかな。
歴史を見ると国や文明の興亡には、巨大火山の噴火が関係していたこともけっこう多いからね。
強烈な火山の噴火は、世界のどこであっても、おきて欲しくないなと思う。
「富士山が噴火するんじゃ…」心配する室井滋が専門家に聞くhttps://t.co/l7DHlo5AaX
室井:私、富士山がすぐにでも噴火するんじゃないかって、すごく心配なんです。コロナの話題に隠れてますけど、政府は4月に富士山が大噴火した時の被害想定を初めて公表しましたよね。#室井滋 #富士山 #噴火— NEWSポストセブン (@news_postseven) August 10, 2020