今回のISPSハンダグローバルカップの録画を、もう一度見てみた。
グローバルな大会ということで、個人的には誰が優勝しても良いと思っていたけど、冷静に考えると日本選手が勝ってホントに良かったと思った。
今年の国内男子ゴルフトーナメントでは、海外選手の優勝が続いていたようで、賞金ランキングも上位はずらっと海外からの参加選手だった。
いくらスボーツが実力主義だといっても、毎回国内ツアーで海外選手が優勝していると、日本のゴルフファンも関心がなくなってしまうような気がする。
今回も、海外招待選手はわかるとして、最終的に上位にきたのは、日本ツアーに遠征にきた選手が目立っている。
海外にも放送されているから、そういう意味ではいいのだろうけど、そんな中で日本選手がホームの意地を見せてくれたのは、やっばり良かったと思う。
そうじゃないと日本の男子ゴルフのレベルが、海外で見た人たちから、低く見られてしまいそうだよね。
ところでグローバル化の良い点は、民主化が進み、自由、人権を尊重する方向へと向かうことだそうで、問題点は、その国のアイデンティティーがはっきりしなくなってしまい、その反動でナショナリズムに走り始め、ナショナリズムが台頭しやすくなることらしい。
そこまでいくとおかしなことになりそうだけどね。
まぁ、晴れの初代チャンピオンなんだし、また、あまりに海外選手の活躍に押されている国内ツアーの現状を見ると、日本人が優勝して良かったと思う。
これをきっかけに、今年の男子ゴルフも、どんどん面白くなっていけばいいけどね。
今回はギャラリーも多かったようだし、海外の有名選手のプレーがそばで見れたのもあるけど、地元の小池一平選手の後半の頑張りも、大いに地元ファンの来場につながったようだ。
やっばり地元の選手が活躍すれば、おもわず応援したくなるからね。それも大事なことだなと思った。
それにしても本当に様々な国の選手が優勝争いに加わる、日本ではなかなか見みられないトーナメントになった。
しかし、その中で日本人の武藤選手が勝ったのは、やはり目立ったよね。9位以内に日本人選手は2人だけだったからよけいにね。
それから現地で見たワールドメイト会員によると、深見東州先生は4大メジャーのマスターズのグリーンジャケットを意識して、日本らしいグリーン羽織を用意されて優勝者に贈られたそうだ。
なかなか素敵な色合いだよね。
しかも自身で描かれた牡丹の花柄の扇子も贈呈されたそうだ。
それは能楽の舞の時に使用する、綺麗な立派な扇子のようだ。
そして、深見東州先生も羽織袴で表彰式に出ると聞いてはいたけど、本当に羽織袴で出られたようだ。
その様子も海外で放映されたのかな。
日本の文化が紹介されるなど、グローバル化の中にも、しっかりと日本人のアイデンティティーを示されているところがいいよね。
そもそも羽織袴は、日本のナショナルドレスとして、第一正装になるらしいから。
以前、深見先生が天皇陛下とカンボジア国王の宮中晩餐会に招かれた時の宮内庁の案内には、当日は羽織袴かタキシードでお越しくださいとなっていたそうだ。
それから富士山も、最終日には見えていたとワールドメイト会員からも聞いた。
日本を象徴する、一番日本らしい自然の風景も演出できたことで、山梨で開催されたことは良かったなと思った。
ISPSハンダグローバルカップ 記念すべき初代チャンピオンは武藤俊憲
日本ゴルフツアー機構
半田・大会会長が、この第1回大会を開催するにあたって、世界6大ツアーを代表する選手たちをここ、山梨県のヴィンテージゴルフ倶楽部に集結させたのは、今大会において世界ランクの加算ポイントを上げて大会の価値をいっそう高めるためだった。
半田会長によるとこの1勝は国内ツアーとしては、公式戦の日本オープンに次ぐポイントの高さになる見込みであるという。そんな記念の大会で、日本ツアーの選手が初代チャンピオンに輝いた主催者の喜びようは、半田会長の表彰スピーチが、20分あまりに及んだことでも十分に窺えた。
「日本にも、こんな選手がいるんだ、と。世界にアピール出来たことが嬉しい」と武藤。今年、3人目の日本人覇者に輝いたことで、どうにか現状を打破したい欲求も出てきた。
強い者が勝つ。その現実は承知しているし、共に日本ツアーで戦っている限り、誰がどこの国の選手と区別するつもりはない。それでも、武藤が日本選手を代表する身としてなお気になるのは現在、賞金ランクの上位5人を、外国人選手に独占されていることだ。
「僕らもそこにきっちりと、割り込んでいかなければいけない」。その自覚を新たにした1勝となった。「やるからには、トップになってやろうと思ってやらないとしょうがない。しっかりと、積み重ねていって、賞金王になれたらいい」。まだツアーは中盤戦にさしかかったばかりで、早々に初の戴冠も視野に入れた。