ワールドメイトの深見東州先生は、健康管理にもとても詳しく、ご自分で実践されて成果を出されている。
そしてワールドメイトでは、会員の高齢の人たちにも、いろいろと配慮されているのを感じる。
高齢化社会にどんどんなっていくけど、個々の健康管理も含めて、組織としても、早めに対応されているのはさすがだなと感じる。
ところで健康管理といえば、ワールドメイト会員もだけど、生活習慣病にならないようにすることに、世の多くの人の関心があると思う。
とくにメタボな人は、ドミノ倒しのように生活習慣病といわれる糖尿病、高血圧、動脈硬化につながりやすいだけに、肥満大敵だ。
皮下脂肪よりも内臓脂肪が問題だといわれるけど、そのような脂肪細胞には、余剰な脂肪分となった肉や魚の脂肪分、植物由来の油はもちろん、ご飯や砂糖などの糖質や、たんぱく質も余ったら中性脂肪にして細胞内に蓄える。
そして中性脂肪がどんどん溜まると、脂肪細胞の直径が2倍くらいに肥大し、さらに脂肪細胞の数がふえていくそうだ。
そうやって溜め込み、いつでもエネルギーとして取り出せる貯蔵庫の役割もあるけどね。
そしてエネルギー貯蔵庫の役割だけでなく、実は様々なホルモンを分泌する内分泌臓器であることも近年わかってきたそうだ。
ところが脂肪細胞が肥大化してしまうと、パンパンになって引っ張られる力が加わり、ホルモン分泌に異常をきたすこともわかってきているそうだ。
その結果として、生活習慣病につながっていくらしい。
また脂肪細胞が大きくなると、マクロファージやリンパ球が集まり、脂肪細胞を取り囲んで刺激するため細胞が炎症を起こし、インシュリンを効きにくくしたり、血圧を上げたり、脂肪の代謝を阻害するホルモン分泌物を出すようだ。
そういう悪さをする脂肪細胞になりやすいのが、皮下脂肪よりも、内臓脂肪になるそうだ。
皮下脂肪の多いお腹は、俗に言う二段腹、三段腹という見た目は醜いけど、あまり健康に害は無いといわれている。
ゆびで簡単につまむことができるのが特徴だよね。
でも内臓脂肪がしっかりあるお腹は、パンと張ってる感じでつまめないよね。
ただ必ずしも表面だけでは分からないので、レントゲンや体脂肪の数値も見て確認したほうがいいけど。
ワールドメイトの仲間にも、一見痩せているように見えるけど、内臓脂肪の多い人がいたからね。
皮下脂肪だったらいいというわけではないけど、内臓脂肪のような健康への危険性は少ないようだ。
そして、どこに脂肪が溜まりやすいかについては、個人差もかなりあるようだ、
今日のニュースにも、関係する話題があったので、紹介してみる。
肥満が進んで糖尿病や高血圧などの生活習慣病になる仕組みを、大阪大の研究グループがマウスの実験で解明したと発表した。高脂肪・高カロリーの食事をとると出てくる特定のたんぱく質の働きを抑えることで人でも糖尿病の発症を防ぐことが期待できるという。
肥満になると単に体重が増えるだけでなく、脂肪細胞などからなる脂肪組織で炎症が起きる。この炎症が糖尿病や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病につながると考えられている。だが、何が炎症を起こす「引き金」になっているか分かっていなかった。
研究グループは、通常の食事を与えたマウスと高脂肪・高カロリーの食事を与えたマウスの脂肪組織で起きている現象を調べた。すると、高脂肪・高カロリーの食事をとったマウスの脂肪細胞から特定のたんぱく質が出ており、免疫に関係する細胞を呼び寄せて炎症を増やしていることが分かった。
糖尿病のマウスに、このたんぱく質の働きを抑える抗体を入れたところ、炎症が食い止められ、糖尿病を改善する効果が見られた。たんぱく質は人にもあり、同様の働きをもつと考えられるという。阪大の石井優教授(免疫学)は「肥満になっても、糖尿病などの生活習慣病にならないようにする新たな薬ができるかもしれない」と話す。
まあ、それが成功すればとてもいいことだけどね。
でも、できればそうなる前に、高脂肪・高カロリーの食事を改善して、内臓脂肪を増やさない努力が一番大切だと思う。
ワールドメイトの深見東州先生も、糖質を控えられているし、植物油もココナッツオイルやオリーブオイルにして、もちろんバージンのものに限るけど体に良いものを選ばれているようだ。
何を食べるのか、食べ物はとても大事だよね。
深見東州先生が作曲し歌われている「メタボの雀」という歌があるけど、そのようにならないようにしよう。