ワールドメイトの神事が終わった。というか、次のGW神業に託された部分もあるようだけどね。
とにかく、今年から混沌とした情勢が出て来るのかなと思った矢先に、さっそく難しい問題が出てきたので驚いた。
ロシアがいろいろ理由をつけてクリミアに軍事侵攻しているけど、これで日本の立場が難しくなってきた。
なにしろロシアと何回も首脳会談をやってきたし、関係を改善しようとしている最中だったから。
一歩対応を誤ると、とんでもないことにつながりそうな感じだ。
しかし西側諸国と同調せず、ロシアの行為を黙認する選択などありえないから、やっぱりロシアには気をつけろってことなのかな。
アメリカも、今度ばかりはかなり強気で対応していくだろう。ロシアの大義名分は、どう見ても世界で通用する内容ではないしね。
まさか戦争にはならないと思うけど、問題が長引くようであれば、米露が冷戦状態に戻らないかを懸念する論調もあるようだ。
それにしてもワールドメイトの神事で、今後の世界情勢をいろいろ聞いたあとだっただけに、もしかして数年後の災いが無くなるための混沌のはじまりなのかもしれない。混沌は未来が良くなるためのものだから。
このたびの事件でロシアへの警戒感は、世界中で一気に加速するだろうからね。
とにかくワールドメイトでは、軍事行動による応酬にならないよう、死傷者が出ないように祈るつもりだけど。
米ロ、再び冷戦懸念 G8から追放論 ウクライナ問題
2014年3月4日 朝日新聞
米国のケリー国務長官は2日のテレビ番組で、ロシアがウクライナ南部のクリミア半島を掌握しつつあることについて「信じがたい侵略行為」と批判。「ソチのサミットは開けないし、この状態が続けばロシアはG8に残れないだろう」と、ロシアをG8から追放する可能性まで口にした。
ケリー氏はロシアへの経済制裁も検討。4日にはウクライナの首都キエフを訪問し、ロシアが正統性を認めていない新政権に「強力な支持」を表明する。
ロシアを除くG8参加国の日米英独仏伊加は2日、ロシアを非難し、ソチ・サミットの準備作業への参加を当面見合わせるという声明を共同で発表した。
1991年のソ連崩壊で誕生したロシアがG8に迎えられたのは97年。当時のクリントン米大統領が、米国の軍事同盟の北大西洋条約機構(NATO)を旧ソ連の勢力圏だった東欧に拡大することを納得させるために提案した。それから17年。ウクライナに自国の勢力圏を維持しようとするロシアがG8から排除されかねない状況は、まるでソ連と西側の対立への先祖返りだ。
モスクワ・カーネギー研究所のトレーニン所長は「クリミアの危機で、世界は『第2の冷戦』に向かいかねない」と指摘する。
安倍晋三首相は3日の政府与党連絡会議で「全当事者が自制と責任を持って慎重に行動」するよう訴えた。日本政府はG7各国と共同でロシアを非難する声明を発表したが、首相はロシア批判を抑えている。2日夜の外相談話も、ロシア黒海艦隊のクリミア半島駐留を認める協定がロシアとウクライナの間にあることに言及。政府関係者によると、ロシア側への配慮を求める首相の意向が反映されたという。外務省幹部は「批判を入れたが、米ロの両方にバランスを取っている」。
首相は北方領土問題解決を重視し、第2次政権発足以来、首脳会談を5回重ねてきた。秋にプーチン氏訪日も控え、信頼関係を傷つけたくないとみられる。だが、米ロ関係の悪化が戦略を難しくする。政権幹部は「ロシアの行為は許容レベルを超える。日本が親ロ的行動に出れば日米同盟が崩壊しかねない」と心配する。