東京大薪能が開催されるのは、かなり久しぶりになるよね。最後に見たのは4年前だったから。
今回も東京都庁舎の都民広場での開催になるそうだ。野外なので雨が降らなければいいけどね。傘をさされると後ろの人は見えなくなるから。
もちろん、今回も入場無料で見ることができる。
そして、毎回かなりの人が集まるようなので、出来たら会場時間よりも少し早めに行って、整理券をもらうのがベストかも。過去には、開演時間に間に合っても、座れない時があったと思うから。
今年も、整理券を配るのかどうかはわからないけど。
それから、背の高い人のすぐ後ろには座らないようにしている。
あと、今までは夏の開催が多かったけど、今回は9月23日なので、昼は残暑が厳しくても夜はかなり涼しくなるかもしれない。
当日の天気予報を参考に、それなりの準備していた方がいいよね。天気の急変も最近多いから油断できないし。
第17回東京大薪能 平成30年9月23日(日)
会場:東京都庁・都民広場
主催:NPO法人 世界芸術文化振興協会(IFAC)
後援:文化庁 東京都
YouTube LIVEで生中継もあるそうだ。どのチャンネルかわからないけど、YouTubeの検索画面で東京大薪能のキーワードを入れると、当日は出てくると思う。フィルターでライブにチェックを入れると、さらに確実かも。
ちなみに中継時間は18時から21時になっている。
それから今回は、これも久しぶりに深見東州先生が、一曲、仕舞を上演される予定になっている。
祝言仕舞「草薙」という演目なので、その日の上演の最後の締めにおめでたい「付祝言」を謳う代わりに、おめでたい仕舞を舞われるようだ。草薙だからスサノオノミコトになって仕舞をされるのだろう。
これは初めて見るかも。「付祝言」はワールドメイトの御祭りの中でもされることはあるけど、「草彅」はまだ見たことがないような気がする。
また、初めに深見東州先生の入門能楽鑑賞講座も開催されるようだ。これも、大学の芸術の講義を聞いてるようだと、とても評判が高い。
まぁ、興味がない人にとっては、大学の講義なんて退屈なんだろうけど、深見先生の場合は舞台芸術の実践家でもあるので、実際に演技をまじえながらされるため、なかなか聞けない内容になっている。
芸術は理論や理屈ではないから、本当にそれをやれる人から教えてもらうと、わかりやいよね。それでいて、能の本当の醍醐味や真髄をさらりと解説されるので、何度聞いてもなるほどなと感心することが多い。
おそらく、西洋東洋の芸術全般について語ると右に出る人はいないと思えるほどの博識なので、1時間でも短いくらいだけどね。
そして、19時から能のプログラムが始まる。
今回は、「羽衣」という、最もポピュラーな演目が最初に演じられる。天女を演じるのは、宝生流の渡邊荀之助さん。女性になりきって演じるところが見どころかな。
そして、最後の演目が「土蜘蛛」。これはクモの糸を投げつけるシーンが、やたら印象に残っているけど、これを辰巳満次郎さんが演じられる。すごい迫力の土蜘蛛になるかも。
また、お楽しみの狂言は、今回は「附子」という演目だ。
有名らしいけど、これは初めてかもしれないので、楽しみにしている。いつも大笑いさせてもらえるからね。