Ustreamのライブ配信で、「スポーツ平和サミット」を視聴した。
全部は聞けなかったけど、イベンダー・ホリフィールドとミシェル・クワンが登場する座談会を見ることができた。
司会は今回のサミットの執行委員長の深見東州(半田晴久)先生で、ゲストに福島県の原発から9キロのところにある富岡の中学、高校一貫のバトミントン部が参加した。
彼らは、当初一日で戻って来れるくらいの認識で、原発事故の当時、その町から非難したそうだ。
ところが、それ以来、町に戻ることは無かったそうだ。
全国優勝するようなバトミントンの名門校で、全国からそこに入学してくる。
そんな部員たちが練習できなくなり、3割くらいは退部し、地元の高校に転校して頑張ってる子もいるそうだ。でも、残りの7割の子たちは練習がずっとできないまま、途方に暮れていた。
それが、ある時から磐梯の猪苗代湖の近くの中高校で、練習を再開することができるようになったそうだ。
もちろん、それでも制約があるから、十分にできるわけではない。
う〜ん、被災地の復興が大変なことは、ワールドメイトの東北出身の会員からも聞いていたけど、こうやって当事者から聞くと、本当に辛いだろうな〜と思う。
そんな彼らに、ミシェル・クワンとイベンダー・ホリフィールドが、やさしくアドバイスして励ましていた。
ミシェル・クワンは、過去の写真や動画で見ていたより、とてもきれいな人だった。というのか、内面から輝いているような上品な顔立ちに見えた。
フィギアスケートは真央ちゃんか、荒川静香のファンだけど、見ただけでミシェル・クワンのファンになってしまった。やっぱりスゴい選手は、人を魅了するだけのスター性を持っている。
しかも、アメリカの民間外交の上級顧問もしていて物腰の柔らかい印象を受けた。
そんなミシェル・クワンから、「私も長野オリンピック前に足を骨折したが、最後まであきらめず、銀メダルをとることができた」「人は、ハンディを背負うことでパワーが生まれる」という話を聞くことができた。
そして、オリンピックに出るのが目標と言う学生たちに、「目標に向かって突き進んで下さいね。その皆さんの勇気が世界を励ましている」と、励ました。
一方、ホリフィールドは、ヘビー級チャンピオンの輝かしい戦績からは想像もつかないような話を披露してくれた。
なんと、ホリフィールドは、小さいころからボクシングをやっていたが、いつも負けて泣いて帰ってきて、そのたびにもう止めたいといっていたそうだ。
そんなホリフィールドを、彼のママはいつも練習に戻るように言いつけ、それで彼もしぶしぶ練習に戻っていたらしい。
ママは、「今は、勝つ時期じゃないだけ、いつか、必ず勝てるときが来るから」と、泣き虫のホリフィールドを厳しくも優しく励ましたそうだ。
そんなある時、彼は実力を発揮して、ある大会で決勝まですすむ。
しかし、決勝の相手は、以前負けた相手で絶対勝てないと思っていた相手だ。
ホリフィールドは戦意を無くすが、そのとき初めて真剣にGODに対して、「試合に勝たせてくれ」と祈ったそうだ。
そうしたら、気がつけば自分の手が上がっていたそうだ。
それ以来、彼は試合の前には、必ず神に祈るようになったそうだ。
今は信仰に厚い、敬虔なクリスチャンになった。
今逆境の中で苦しむ、富岡の名門バトミントン部の学生たちだけど、これを機会に頑張ってほしいよね。
このサミットに参加していた子たちは、皆、絶対にオリンピックに出てメダルを取ると志していたから。
ワールドメイトでよく行く磐梯だけど、きっと磐梯の神さまも見てくれてるんじゃないかな、なんて感じてしまった。
「やっぱりスポーツっていいなあ〜」と思えたサミットになったと思う。