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ハリー王子製作総指揮「ハート・オブ・インビクタス」をイッキ見した

ハリー王子が創設した「インビクタス・ゲームズ」が、昨日9日からデュッセルドルフで始まった。

それで、ちょうどNetflixで「インビクタス・ゲームズ」を題材にしたドキュメンタリーが配信されていたので、どんなものなのか視聴してみた。

戦争に関係するものは、あまり見ないんだけど、深見東州先生も第一回目の時からずっと応援されているインビクタス・ゲームズなので、最初のエピソードだけでもと思って見てみた。

結局止まらなくなって、一気見してしまったんだけどね。

このドキュメントは、前回オランダのハーグで開催された「インビクタス・ゲームズ」に参加する数名の選手を追いかけるという形で進んでいく。

ところが当初2020年開催の予定が、コロナのために2022年5月にまで延期されてしまう。

さらに2022年2月には、ロシアによるウクライナ侵攻が始まる。

というような、この数年の激動の時代と切り離せない内容になっていた。

それで、どうなっていくんだろうと、つい見てしまった気がする。

本来は、戦場で傷ついた傷痍軍人たちが、インビクタス・ゲームズへの参加を通じて、社会に復帰できるようになるまでの感動の物語がメインになる予定だったのかもしれないけど、いろんなことを考えさせられるドキュメントになっていたと思う。

最初に思ったのは、やはり戦争は誰も幸せにしないということだった。だから、本当ならば、このような傷痍軍人のためのスポーツの祭典が開催されずに済むような世の中になるのが理想なんだろうなと思った。

それは、ハリー王子も同じようなことを言っていた。「傷つく人がいないことが理想ですが、(傷ついた兵士が)存在する限り、この大会を続けます」と語っていたから。

インビクタス・ゲームズは、パラリンピックの軍人版という認識でいたんだけど、それはかなり違ったかなと思った。

予選とかで出場国や選手が決まるわけではないようだし、記録や勝利よりも、やり遂げていくプロセスの過程で回復していくことが何よりも重要な感じがしたから。

出場する元軍人も、戦場で体に障害を負った兵士たちだけでなく、軍隊生活の中で病気になった人や、あるいは心が病んでしまった人たちなど、さまざまだった。

深見東州先生は障害者ゴルフを長らく支援されているし、ワールドメイトにも、自分のみじかなところにも、いろんな障害を持つ人が何人かいるので、障害を持つ人への理解は多少なりともあると思っていたけど。

でも、戦場から戻ってきた兵士に関しては、よくPTSDになるという話は知っていたけど、みじかにそんな人がいないせいか、真剣に考えたことはなかったし、理解もしていなかった。

海外では、家族や国を守るために兵士に志願した人たちが戦場で傷を負って退役した後、日常の社会に復帰できないでいる人たちがたくさんいることを知った。

これから先の長い人生において、展望が見えずに絶望し苦しんでいる人たちが大勢いる。アメリカでは毎日20人もの退役軍人が自殺をしているそうだから。

心の傷、体の傷、心身ともに傷を負った人たちは、生きる気力を失い、引きこもり、人が変わってしまう。そして酒やドラッグに走る人も多いようだ。

それは本人だけでなく、その家族までも不幸にしていた。

ハリー王子は軍に志願し、アフガニスタンでは戦闘経験も体験していたよね。

命の危険にさらされる戦場に身を置いた体験があるから、戦争の怖さも知ってるし、その時に負傷した兵士たちを見て、彼らの苦しみも知ったのだろう。

インビクタス・ゲームズは、そんな退役して苦しんでいる人たちが社会復帰するのに、スポーツが役に立てるというところから、ハリー王子の提唱によってはじめられた。アメリカの傷痍軍人のスポーツ大会にインスピレーションを得たようだ。

その後3年以上も構想を練り、準備のために奔走し、深見東州先生もそんな海のものとも山のものとも知れない頃から、何の見返りを要求することもなく、協力を惜しまれなかったのだろう。

だから、ハリー王子は深見東州先生のことを、今でも大事に思っているそうだ。

今ではインビクタス・ゲームズの知名度も上がり、世界的な大企業がスポンサーについているけど、ふつうは必ず支援の見返りとして何らかの要求をして来るそうだから。

インビクタス・ゲームズのことを知った傷痍軍人たちは、スポーツに打ち込むことによって、肉体の損傷による痛みや苦しみを忘れることができた人も多いそうだ。

スポーツを始めたことによって、達成感を味わい、元の自分を取り戻すことができた人もたくさんいる。

それは家族にとっても、本当に嬉しいことだよね。だから、これだけ多くの人たちから感謝されているのだろう。

スポーツが人生を救ったり、人生を変えるという事実は、深見東州先生が創設された、国際スポーツ振興協会の活動の中でも、よく言われていることだけど。

今回はインビクタス・ゲームズのドキュメントを見て、たくさんの傷痍軍人がさまざまな苦しみに直面していることを知り、スポーツの力によって癒された人たちがたくさんいることも知ることができた。

仲間ができ、生きがいとやる気を取り戻せる力がスポーツにあることを改めて理解できたし、社会すら良い方向に変えることもできるんだなと思った。

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