ワールドメイトでは、いつも世界平和を祈念している。
最終的には、世界中が軍備を撤廃するように願っているけどね。早くそういう日が来るといいと思っている。
しかし今は、アジアだけでも北朝鮮や中国など、民主主義政権ではなく、軍事力でもって、周辺国に影響を与えようとする国がいる現実がある。
そんな中で、ワールドメイト会員同士でも賛否のいろいろな意見があるけど、安保問題が大きなニュースになっているよね。
昨日は主催者側発表で12万人、警察発表では3万3千人と、最大級のデモが行われたようだ。
それにしても、なんでこんなに参加者の発表に開きがあるのかは疑問なんだけど、まぁ、それはいいとしても、いまさらだけど論点はどこなんだろうと思う。
細かいことはいろいろなところで書かれているから省くけど、今回の安保法案によって同盟が強化されることになるメリットは、戦争のリスクを減らせるとする肯定派。
まぁ、ほかにもメリットがあるけど、それが一番だと思うし、その根拠は、過去のデーターの研究からはっきりと実証されている。
それに対して反対派は、アメリカが行う戦争に巻き込まれるリスクが増えるというものだ。
ほかにも違憲だとか、いろいろあるけど、中心はそこだろうね。
自分は、もちろん戦争反対なのは言うまでもない。はやく軍備なんか撤廃してほしいと強く思っているくらいだから。
しかし、日本だけが戦争は絶対しませんと言って、軍備を撤廃すればいいと思ったことは一度もない。
それをやるんなら、世界中の国が同時にする以外は考えられないわけで、日本だけが恒久平和の理念を掲げて実行すれば、世界が納得して平和な世界になっていくとか、最低でも日本には手を出さないだろうとか、そんな甘い考えはもとよりないからね。
そしてアメリカとの同盟に関しては、集団的自衛権が行使できなくて、はたして日本にイザと言う状況がきた時、アメリカ国民が納得して助けに来ることがあるんだろうかという長年の疑問があった。
常識で考えて、せっかく助けにきてくれた国の人たちが攻撃を受けても、それを、法律があるので助けることができませんなんて、アメリカの国民が納得できるはずがないと思っている。
もちろん、戦争のような人殺しは絶対に嫌だから、そもそもそんな争いの事態にならないように、ワールドメイトで常に祈り続けてはいるけどね。
しかし、いくらワールドメイト会員として神様を信仰していると言っても、今の世界情勢において、ただ世界平和を祈ればどこからも攻められることは無いなどと思ったことはないし、むしろ、日本を狙ってる国があるということを、はっきりと理解できるようになったと思う。
戦争に反対していれば、戦争がおきないなんてことはないし、現実的に戦争がおこせないように、米国と協力しないと無理だというのははっきりしている。
そのためにも早く安保法案の整備をしておかないと、日本の周りには、危険な国がありすぎるからね。
日本を取り巻く世界情勢においては、戦争を抑止できる、現実的で確率の高い方法でもって、国際社会と連携するしかないし、今のところ安倍政権では、それが成功しつつあると思っている。
まぁ、それにしても肯定派反対派を別にして、学生が政治に真剣に関心を持つようになってきたことは、日本の将来を考える時には良かったと思う。
そうしていかないと、日本の未来を考えた時に、衆愚政治にならないとも限らないからね。
最後にみんな知ってることだけど、今回の日本の安保法案に反対しているのは、国際世論を無視しているような中国と北朝鮮、そして韓国だけという事実にも注目しておきたい。
それが何を意味するかは、もはや、言うまでもないことだよね。
それ以外の国が肯定的なのは、国際情勢や世界の常識として、それが普通のことだと思っているからだし、世界は、日本が積極的に戦争に参加することを望んでなんかいないわけで、もしもその心配があるのなら、アジアの国から反対がたくさん出るはずだからね。