GG という雑誌に、深見東州先生を取材した記事が載っていたので記念に購入した。
ちょいワルオヤジの雑誌「LEON」を創刊し、編集長をしていた岸田一郎という人が創刊した雑誌らしい。
バブルの時代はメディアの仕掛け人の一人として、色々な雑誌の編集をしていたそうだ。それで雑誌「LEON」を読んでた世代もシニア層になったので、その年齢を経た世代をターゲットに創刊したのがGGになるそうだ。
「LEON」という雑誌も名前程度しか知らないけどね。映画は見たことあるけど。
この人の話によると、その世代は高度経済成長期を経験し、バブル経済やITバブルなどいいとこ取りで生きてきた世代になるらしい。その世代は日本の人口の3割ほどもいるそうで、その中の富裕層をターゲットにしているそうだ。
どうりで、ラグジュアリーなファッションや優雅なライフスタイルが提案されていると思った。
深見東州先生も、その編集長から見て、そういう世代の人たちの理想に見えるんだろうね。ビジネスに成功した話や、生き方の哲学なんかが主に紹介されていて、高く評価されていたと思う。
まぁ、深見東州先生のビジネス手腕が一級なのは間違いないと思う。世の中の人から見ると理想の成功者の一人であり、それだけで、富裕層ということになるのだろう。
しかし深見東州先生の場合は、ビジネスだけではなく、宗教、文化芸術・スポーツの分野でも、知る人ぞ知る存在感をはなっているけどね。
ビジネスマンであり、信仰も深いという人は、過去にも松下幸之助や角川春樹など、日本にはたくさんいたけどね。ただ深見先生ほど深く信仰を極めた人はなかなかいないだろうけど。
さらに信仰心からくる普遍的な宗教性を社会において表現し続ける人になると、日本ではほとんどいない気がする。
深見東州先生は、新興宗教の教祖であり、ビジネスでも成功されているわけだけど、フィランスロピーの精神を推進されているところが、これまでの日本の宗教家と違う気がする。
経済人で、社会への貢献ということを大事にする人のことをフィランスロピストというけど、辞書には、「フィランソロピー(英: Philanthropy)とは、基本的な意味では、人類への愛にもとづいて、人々の「well being」(幸福、健康、QOL等)を改善することを目的とした、利他的活動や奉仕的活動、等々を指す。 あるいは慈善的な目的を援助するために、時間、労力、金銭、物品などをささげる行為のことである」となっている。
チャリティと似てる気もするけど、チャリティはもともと宗教的なものと結びついて発展してきたものらしい。
貧しい人を救うために寄付するという行為が、宗教的意味と結びついて喜捨になったらしい。チャリティ自体は素晴らしいのはいうまでもないけど、お金を出す人の自己満足になってしまう恐れもあるようだ。
さらに現在では、国が中心となって社会福祉を整備してきたために、その役割は依然として重要ではあるけど、相対的には低下しているみたいだ。
それで深見東州先生の場合は、ワールドメイトでの弱者救済の活動や、様々な社会福祉活動を、主にアジアで最も貧しい地域の人々のために行われてきた。
本来なら国がするべきことかもしれないけど、当時のカンボジアとかになると、国にそこまでの財政も余裕もなかった。
そして、そのような弱者救済の活動だけにとどまらず、チャリティを超えた、もっと大きな角度から人類の幸福に貢献する活動を、積極的にされていると思う。
それは社会的な地位や経済力を持つ、成功した人たちによる社会への奉仕活動、社会をよりよくすることを追求した活動と言えるのかもしれない。
自分の中では、そのような活動がフィランスロピーなのかなと、最近感じている。
例えば深見東州先生が設立された国際スポーツ振興協会では、「チャリティを進化させ、社会をよりよく」をテーマに活動されている。
これはどういう意味なのかなと前から思っていたけど、チャリティを進化させ、社会をよりよくする活動を追求し実践することは、フィランスロピーの概念そのものなのかなと思う。
だから深見東州先生の場合は、宗教家として、また成功した経済人として、チャリティ活動もフィランスロピー活動も、両方とも本格的にされてきたことになる。
深見東州先生の活動をみると、ワールドメイトでは純粋な宗教活動や弱者救済のための福祉活動を主にされ、それ以外の国際スポーツ振興協会や、世界協力開発機構などの活動では、世界的な著名人や専門家を巻き込んで、大きな角度から人類の幸福や、コミニティや社会に貢献する活動を、主にされているように感じる。
日本や世界のこれはという政治家や人物、世界で政治家を目指す有能な若い人を支援したり育てることは、社会をよくするために意義があることだと思うし、また人権に関する取り組みや、感染症や医療活動への支援、教育活動への取り組みなども見ても、全てその地域の人々の幸福や社会の安定につながることだと思う。
そこに時間と労力と金銭の多くを捧げてこられてきたと思う。
そして、世界でも深見東州先生の活動に賛同し感化され、フィランスロピーを実践する著名人や成功者が増え、あるいはお互いに協力するなど、どんどん素晴らしい輪が広がってきたように思う。
今回ISPS HANDA ヤーマン&ストゥービ爆発カップに参加したジョン・キーニュージーランド元首相や、ブレンダン・スキャネル元アイルランド外交官も、そんな人達じゃないのかなと思える。
そして今回来日した、女子ゴルファーのレクシー・トンプソンやチョン・インジも、深見東州先生の世界的な社会貢献活動を知って賛同し、ISPSのアンバサダーになったようだから。
また、世界的な富裕層でもある英国王室の人たちは、フィランスロピーやチャリティにとても積極的だから、深見東州先生とも意気投合し、お互いに協力して活動できるのかなと思う。
そうやって様々な分野の著名人や経済人に、理解者や賛同者、協力者が増えることは、日本や世界にとって素晴らしいことだよね。
まぁ、深見東州先生の場合は普遍的な宗教性の追求で、芸術活動やスポーツなどを始め、幅広い分野にわたる活動をされてきた。そこに誰も思いつかないような新しい試みも加わり、それらとフィランスロピーが結びついて進んでいるようなので、なかなか理解するのには時間がかかるのかもしれない。
あまり前例のない、誰もやったことがない活動だろうからね。
とりあえず、日本の著名人や経済人にも、もっとフィランスロピーが浸透していくといいけどね。