ワールドメイトっぽい日々

武漢で発生した新型肺炎の患者が日本でも確認

お正月のワールドメイトの神事中に、中国の武漢で謎のウィルス性肺炎が発生というニュースが流れ、14日には、WHO(世界保健機関) が、新型のコロナウィルスの検出を正式に発表していた。

そして、今日16日、日本でもこの新型コロナウィルスによるとみられる肺炎患者が15日に確認されたことを厚労省が発表した。

 

 

コロナウィルスは風邪の症状を起こすウィルスの一つで特に珍しくは無いらしいけどね。

今回のは新型であり、2003年にパニックを起こしたSARSや、MERSも新型のコロナウィルスが引き起こしたということで、重症の肺炎を引き起こす種類もあるため心配する声があるよね。

今のところウィルスに感染した場所と見られている武漢の海産物市場は1月1日に閉鎖され、中国でも1月10日以降の新たな発症例は確認されていないとなっている。(17日現在では41人が感染し2人が亡くなっている。)

 

その武漢の市場では、鳥類やヘビなどの生きた動物も販売していたらしいので、それに触れたか食べたのかわからないけど、動物から人への感染という経路で発病したのではという疑いが持たれているようだ。

 

 

2000年の前後から、感染症の問題が世界で活発に議論されるようになったけど、SARS(重症急性呼吸器症候群)の時は、世界中がパニックになって、8000人以上が感染し1割近い人たちが亡くなった。

日本では、奇跡的に水際で食い止められたけど、かなり大騒ぎになっていたし、ワールドメイトでも随分と心配していたことを思い出す。

 

そのあとの2012年のMERS(中東呼吸器症候群)も、やはり人間に対して毒性の強いコロナウィルスが原因で、こちらは致死率が3分の1に及んでいた。

幸い、今回の新型コロナウィルスによる肺炎は、今のところ季節のインフルエンザよりは強いかもしれないけど、SARSやMERSほど重症になるとは思われていないようだ。

 

 

また、人から人への感染も確認されてはいない。ただ今回日本で感染が判明した人は、武漢で感染した人との濃厚な接触により感染した疑いがあるとのことだ。

また、武漢では夫婦の間で感染したと疑われる件もあるそうだ。人から人への感染の可能性を排除できないと、武漢市衛生局の人が言っていた。

 

人から人への感染がおきているのかの判断は、今の時点ではかなり難しそうだけど、このまま終息するようにワールドメイトでも願っているけどね。

ただ、中国政府の場合、SARSもそうだったように、事実を隠蔽してしまうこともあるので不安はあるけどね。正しい情報を常に素早く提供してくれているといいけど。

 

 

それで、日本で感染が確認された人の続きになるけど、武漢に滞在していて発熱があったそうだ。

日本の空港通過のときは解熱剤を飲んでいたそうで、日本の病院で検査を受け軽い肺炎の症状ということで厚労省にまで報告が上がらず、その後治らないので、別な病院で検査をし、重症になる可能性もあるということで厚労省に報告が上がり、検査したところ陽性反応が出たという経緯のようだ。今はもう回復しているらしい。

ということで、今回の武漢の新型肺炎は、感染していても、症状がそこまで重症にならないのでわかりにくいという印象を持ったけどね。実際には、感染している人が、まだ多くいる可能性が出てきたよね。

 

そこで、中国の春節の大移動の話になるけど、今年は大晦日に当たる1月24日から1月30日の7連休になるそうだ。中国政府の発表では、延べ30億人が移動するそうだ。

想像つかない数字だけど、帰省だけではなく、海外で正月休暇を過ごした人が去年は600万人いたらしい。今年もそれくらいにはなると思うけど、中国の旅行会社によると、去年のタイを抜き、東京や大阪などの日本が行き先の一番人気になっているそうだ。

 

まぁ、日本がそんなに人気なのは嬉しいことだけどね。そして、人から人への感染は、接触度合いの濃厚さに関係するのではっきりとはわからないけど、少なくとも簡単に感染するようなことは無いようなので、いたずらに恐れる必要は無いと思う。

通常のインフルエンザ防止でやるように、マスクをしたり、うがいを頻繁に行うとか、それは大事になると思う。インフルエンザウィルスの場合は喉が乾燥すると活発になり感染しやすいからね。コロナウィルスに対しても同じことが言える。

 

話はそれるけど、鳥インフルエンザ(N5H1)が話題になったのは、1997年に初めて人に伝播してからだったけど、2003年からは野鳥によって世界各地に拡大した。

その後、鳥から人に直接感染したウィルスが、豚へ感染したウィルスと混ざって、突然変異がおきて人から人に感染する新型インフルエンザになる可能性は、それが起きるかもしれないではなく、いつそれが起きるかだとWHO(世界保健機関)が言っていたよね。

 

そして世界的なパンデミックになった場合、WHOが、その当時数億人が世界で亡くなるという予測をしていた。

そして、メディアを中心に、怖い話が飛び交い、情報も混乱気味になっていたけどね。

ところがある時期を境に、ピタッと報道が自粛されだしたよね。実は、医療関係者も、みんな諦めていたという話をその頃聞いた。

 

結局、2011年の4月以降は、日本での高病原性H5N1鳥インフルエンザウイルスの検出は確認されていない。世界でも人への感染例は稀になって終息していった。

とはいえ、20世紀以降だけを見ても、1918年 ~スペインインフルエンザ(A/H1N1亜型)、1957年 ~アジアインフルエンザ(A/H2N2亜型 )、1968年 ~香港インフルエンザ(A/H3N2亜型)、2009年~パンデミック2009H1N1 など、鳥インフル(2009年は豚インフル由来)から突然変異した新型インフルエンザが大流行してきた。

 

いずれも2011年まで世界や日本で多く検出されていた強毒性の鳥インフルと違って、弱毒性だったそうだけど。

それでもスペイン風邪の時はインフルエンザに対する知識も全く無い時代だったため、当時の世界人口18億人中5億人が感染し、4千万~1億人が死亡したと言われている。

 

今回の武漢の感染症は、SARSやMARSに比べ危険度は低いようだけど、早め早めに対処してもらわないといけないよね。

いろいろな持病を持つ人の場合は重症になる可能性が高いだろうし、また、人から人へ感染する突然異変を起こさないという保証は無いからね。

 

新型インフルエンザ

新たに人から人に伝染する能力を有することとなったウイルスを病原体とするインフルエンザであって、一般に国民が当該感染症に対する免疫を獲得していないことから、当該感染症の全国的かつ急速なまん延により国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあると認められるもの。それ以外の従来から流行しているものは季節性インフルエンザと呼ばれ、北半球では毎年冬季に流行しているが、すでに多くの人が免疫性を持っており、基礎疾患の存在や高齢であることなどの要因無しには、感染した人の多くを死に至らしめるほどの高い病原性は通常ない。また、これまでの知識と経験によりワクチンが開発されており、流行前に使用可能な状態となっている。ウイルス側も、ヒトの免疫から逃れるために毎年少しずつその抗原性を変え流行を続けるが、一定の範囲を大きく超えることはなく、医療資源の需要が供給量を大きく超えて、医療が受けられなくなるというような事態になることはほとんどない。

 

インフルエンザウィルス

A型インフルエンザウイルス、B型インフルエンザウイルス、C型インフルエンザウイルスの3つがあり、一般にはA型、B型のものを指し、中でもヒトに感染するものを意味する場合が多い。ヒト以外のインフルエンザウイルスは、それぞれ分離された動物の名前またはその略をつけて呼ばれるが、ヒトの場合は省略される。本来はカモなどの水鳥を自然宿主として、その腸内に感染する弱毒性のウイルスであったものが、突然変異によってヒトの呼吸器への感染性を獲得したと考えられている。人に感染して上気道炎症状・呼吸器疾患を呈する急性感染症を引き起こす。インフルエンザウイルスによって引き起こされる急性感染症をインフルエンザと呼ぶ。

 

ところで感染症の怖さや問題については、世界的にも議論され、かなり認識されていることを、2016年に深見東州先生が中心となって開催された、「世界の医療と国際政治サミット」に参加してから知ることになった。

そのサミットは、世界の医療界で知らない人はいない、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院のピーター・ピオット博士の最新の話や、国内外から多くの専門家が参加して、とても貴重な話が聞けた。

 

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日本では危険な感染症がほとんど押さえ込まれてきたせいもあるのか、世界の医療界や感染症の世界的な問題について、ワールドメイトの仲間や自分もだけど、そこまで関心が高くないのかなと感じた。

感染症に関する専門的なことはわからなくても、ある程度の知識を知ってから、正しく恐れるようにしないといけないなと思った。

 

世界全体の死活に関わる課題として、感染症対策はますます今後重要性が増す問題だと思うので、世界中で協力し研究と対策が進むといいけどね。

気候変動とも大きく絡んでいるとも言われているし。未知のウィルスや、突然変異による危険な感染症は、今後も、必ず出てくるだろうからね。

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