ワールドメイトの神事が始まったけど、今回は感染症対策として、オンラインや衛星放送での参加になった。
その神事の中でもウクライナとロシアの戦争のことを祈るけどね。
最近TVで見たのは、ウクライナがロシア兵に降参のやり方をネットで教えていて、実際に降参する兵士も出ているそうだ。
ゼレンスキー大統領は、ロシア兵に対して前線に送り込まれた場合には、逃亡や投降することは呼びかけていたよね。
戦場で命を落とすより、捕虜になった方が良いとして、文明的な方法で扱うと述べていた。
ロシア国内でも、徴兵を逃れて脱出するロシア人たちのことが、連日報道されているけどね。
反戦の表れというより、個人に被害が及ぶようなことには従えないということのようだ。
すでに100万人以上のロシア人男性が出国したという情報もある。
徴兵を逃れようとするロシア人にとって、ビザなしで入国できるアルメニアやウズベキスタンなどは避難所になっている。国外脱出のための資金があり、すぐに移動できる都市部の中流階級には特に良い避難先だ。 pic.twitter.com/SVdWWvmoHA
— ロイター (@ReutersJapan) October 5, 2022
一方ウクライナは、ロシアの侵攻当初から、徹底抗戦を国を掲げて行い、押し込まれていた時でも士気は相当に高いように感じていた。
それはロシアに降伏しても、命の補償がないこと、民間人もどんな目に遭うかわかっているからだと解説する専門家もいた。
太平洋戦争では日本が全面降伏した後に北方領土を奪い、北海道にも攻め込んでいたけど、そちらはギリギリのところで追い返されたということもあった。
戦争が終わった後も、60万人もの日本兵をシベリアなどに送って過酷な強制労働をさせた。
日本人だけではなく、ドイツ人などの捕虜はさらに酷いことになっていたらしいけど。
そのように、信じられないくらい国際法や国家間の条約を守らないのがロシア国家の常だよね。
ウクライナは、ロシアによってホロドモール(飢餓による殺害)のような大虐殺を経験するなど、そんなロシア時代からの歴史をしっかりと身に染みてわかっているから、ロシアに対してあれだけ屈強に戦う意志が挫けないのだろうね。
ウクライナ国会はやっと正式に北方領土を日本の領土と認めた。そうさせるべく、2017年にキーウの北方領土返還デモの実行委員会に入ってた自分として嬉しい。翌年、私達は直接外務省に依頼書を渡すことにしたが、また別の関係ない団体が北方領土返還デモしてくれた。やっと要求が実現して嬉しい pic.twitter.com/IMwKaLWkak
— ナザレンコ・アンドリー🇺🇦🤝🇯🇵 (@nippon_ukuraina) October 8, 2022
最近ウクライナ議会で、北方領土に関して日本の立場を支持するとの決議が行われていた。
ゼレンスキー大統領は、ロシアは北方領土に対して何の権利もない。世界の誰もがそう理解していると語っていた。
日本に恩を売っても、日本からは兵器をもらえるわけではないけどね。政治的な意図もあるだろうけど、ロシアの横暴を世界に訴えて、共に連携しようという表れだと思っている。
今、そのウクライナは攻勢をかけ、ロシアの侵攻から領土を奪い返している。
夏くらいから反撃に出るとはずっと言われていたけど、少し遅れたとはいえ、本当にその通りになってきた。
昨日は、ロシアに奪われたクリミアとロシアを結ぶ大きな橋が、ウクライナ?によって爆破された。
橋崩落、ウクライナ歓喜 「クリミアの未来は快晴」 https://t.co/VW2XFVU7Lb
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 8, 2022
クリミア橋はロシアが2014年、一方的にクリミア半島を併合した後に建設され、ロシアの横暴の象徴とみられてきた。
ただ、ロシアが押し込んでいた時は、可能性が低いと思っていた戦術核の使用が、ここにきて現実味を帯びてきているようだ。
ウクライナへの侵攻で占領した4州のロシア編入を一方的に強行し、そのロシア領への攻撃に対して核使用の口実にするのではとも言われている。
バイデン大統領は資金調達イベントにおいて、プーチン氏が戦術核や生物・化学兵器の使用について話すのは冗談ではないと言っていた。
それは「彼の軍隊は、言ってみれば性能が著しく落ちているからだ」そうだ。
「もしこの状況がこのまま続く場合、我々はキューバ危機以来初めて核兵器使用の直接的な脅威を受けることになる」「ケネディ大統領時代のキューバ危機以来、ハルマゲドンの予感に直面したことはない」とも語ったそうだ。
大統領が資金調達の場で、このような発言をすることは異例のことらしい。
バイデン大統領は、キューバ危機以来の核使用危機が迫っているとの認識を仲間の民主党議員に語ったとの報道。プーチン大統領は冗談で戦術核の使用を言っているわけではなく不利な戦況を打開するため大量破壊兵器の使用に手を染めようとしていると。緊張は急速に高まっている。 https://t.co/v1mgoO0xnV
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) October 7, 2022
クリミア半島を併合した後のプーチンのインタビュー記事で、戦術核を使用することも考えていたと、平気で語っていたことを覚えている。
当時、核を使用するなんて発言はタブーに近い空気があったけど、そんなことは全く意に介さず、核を使う気があったんだなと感じさせた。
もし核を使用すれば、米国や同盟国も何らかの反撃に出るだろうと言われている。
NATO は核を使用した場合は、ロシアに対して破滅的な結果を与えると、ロシア側に伝えているようだ。
ロシアやアメリカ政府関係者の核使用に関する発言に関しては、高度な政治的駆け引きがあるとは思うけどね。
「核使用すれば黒海艦隊を殲滅」とロシアに警告…プーチン大統領に「二の足」を踏ませるか? https://t.co/oje3KxcktH
— 池田信夫 (@ikedanob) October 4, 2022
ちなみに、戦術核というのは、戦場で通常兵器の延長上で使用することを想定した核兵器だそうだ。
米ソの間では射程距離500キロ以下という定義があるらしい。
まぁ、定義なんてあまり意味がないというか、小型の核というイメージを持ってしまいがちだけど、戦術核でも原爆の数倍の威力がある大量破壊兵器であり、放射能の影響も大きい。
絶対に使ってはいけない兵器であることだけは断言できる。
報道によると、米国もEUもロシアが核を使わないように、かなり慎重な行動をとっているようだけどね。
ただこのままロシアが劣勢になったときに、プーチンは国内で責任を問われ、権力基盤を失うか、混乱が起きる可能性がある。
そうなった場合に、核を絶対に使わないという保証はないからね。
万が一そうなると、NATOが反撃に出て、その後のことはもう何が起きるかわからない状態になるかも。
ウクラナイが領土と国民を守ることができて、ロシアにも一定のメンツを与えて混乱や暴走しないように収める方法など、果たしてあるのだろうか?
深見東州先生は、先日の世界オピニオンリーダーズサミットでも、そのことを懸念されていたようだけど。
ウクライナが勝たなければならないが、必ず反動がくるので、同盟国が組んで勝ちすぎない勝利に持っていくために協力しなければいけないと、話されていたようだ。
ワールドメイト会員としては、これはもう祈り続ける以外無いのかなと思えてくるけどね。