ワールドメイトの深見東州先生の多才な活動ぶりには、紹介したほとんどの人が驚かれるけどね。
紹介する側も、なにから紹介して良いのか、いつも迷ってしまうくらい素晴らしいものがありすぎてしまうから。
そのすべてを書くことは不可能なので、今日は、とりあえず、8月7日に行われる第14回東京大薪能を紹介しようかな。
これはワールドメイトの活動ではないけどね。
深見東州先生が会長をされるNPO法人・世界芸術文化振興協会が主宰するイベントになる。
後援に東京都、駐日エジプト・アラブ共和国大使館、カンボジア政府などの名前があるから、本当に世界に日本の伝統芸能が知られていく感じがするよね。
このような日本文化の世界交流によって、日本の伝統芸能である「能」が海外にも理解されるようになったリト、いろいろと貢献されているのだろう。
でもその前に、いくら「能」が日本の伝統芸能だといっても、それを正しく理解している日本人があまりいないような気がする。
「能」といえば、なんとなくわかりにくいし、退屈な気がして、敬遠してる人も多いのではないかと思う。
ただ今回の「能」は、宝生流、観世流、金春流・・など能にはいくつかの流派があるけど、観世流の能楽師が登場するそうだ。
観世流は派手な動きが多いそうなので、見応えがあり、わかりやすいかもしれない。
そういう意味では、はじめての人でもとっつきやすいから、一見して見る価値はあると思う。
それでも最初に能についての予備知識があるのと無いのでは、やはり鑑賞のレベルに随分と差が出てしまう。
テレビのスポーツ放送には解説者がいるけど。素人にとっては、そのおかげで深いところまで興味深く観戦できるようになることが多いよね。
能のようなハイレベルの舞台芸術の場合も、「能」とはどのような芸術なのかを解説してもらわなければ、鑑賞するポイントを見過ごし、せっかくの面白さをわからないまま見てしまうことになる可能性が大きいよね。
たとえば西洋の「オペラ」が、過剰なまでの大仰な表現を行うのに対して、日本の「能」とは、省略の芸術と言われているそうだ。
極限まで動作を少なくし、わずかな動作で悲しみの表現、笑いの表現、怒りの表現、他、さまざまな微妙な表現を行う。
その一言を聞いているだけでも、能の表現がいかに繊細な動きや間によってなされるものかがわかるし、そういう見方で鑑賞することができるようになるよね。
そういう能を見るときのポイントがいくつもあるので、それを整理して教えてもらえると、鑑賞レベルが飛躍的に向上するし、見るのが俄然おもしろくなると思う。そして、教養も厚くなるよね。
実はそのような解説を、毎回深見東州先生が、大薪能のはじめに丁寧にされている。
深見先生はご自身でも一流の能楽師として、世界中でいくつもの大舞台を経験され、さらに西洋オペラや中国の伝統芸術である京劇においても一流のレベルに達している。
日本の「能」を語る解説者として、そのように古今東西の舞台芸術に通ずる深見東州先生ほど、ふさわしい人はいないと言えるよね。
なので、芸術の心を持っている人がその解説を聞けば、値千金の貴重な内容であることがよくわかると思う。
事実、本番の能はもちろんだけど、その深見先生の解説が素晴らしくて感動したと言う声を、一昨年はたくさん聞いたから。
ちなみに昨年は、3.11大震災があったために、中止になったけどね。
今年はチラシを見た限りでは、入門能楽鑑賞講座として最初に開かれるようだ。これを深見先生(半田晴久会長)がされるようだ。
今年の東京大薪能を観にいく人は、ぜひこの講座からしっかりと聴けば、「能」の神髄を堪能できるかもしれない。