奄美大島や隣にある喜界島など、奄美群島の1部が今年国立公園に指定されたそうだ。
奄美群島は、以前紹介した加計呂麻島をはじめ、奄美大島、請島、与路島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島などからなる、以前は奄美諸島と呼んでいた。
このあたりは、パワースポットもたくさんありそうだよね。
各地に、神様が降りて来る神山、海の神が立ち寄る小島などもあるらしく、神様の通る道や祭祀を行うアシャゲやトネヤといった建造物なども残っているそうだ。
今日は、そんな奄美群島の中から喜界島を紹介。
ワールドメイトでも一度だけ神事を行ったことがある。加計呂麻島も素晴らしい神域と言われていたけど、こちらの喜界島もとてもスゴい神域のようだ。
沖永良部島や与論島と同じく、全島が隆起サンゴ礁によってできた島だけど、この喜界島は、未だに隆起を続けているそうだ。
サンゴ礁でできた島と聞いただけで、美しい島というイメージが湧くけどね。
黒船に乗ったペリーが「クレオパトラアイランド」と言ったと紹介されていた。でも実はバンガローアイランドと言っていたらしい。
その名の通り、山がない平坦な島であり、最高地点が約212メートルの台地になるそうだ。
200メートルほどの百之台からの眺めが見どころ。
段状になっていて、隆起してきたことがわかるらしい。
下は、テーバルバンタという丘。中西公園からの眺めは、地面が隆起してきた様子がわかりやすい。
こんな地形は、ここでしか見られないよね。
しかも海も平地も空もどれも綺麗。
場所はよくわからないけど、宮原山というところには、出口王仁三郎が残した歌碑が建っているそうだ。大本では、坤の金神がご隠退された聖地になっている。
それから、何と言っても海の美しさ、ビーチの美しさは格別らしい。
海の透明度が高いのはもちろん、色も様々に変化するそうだ。
サンゴでできたゴツゴツした岩なども特徴のようだ。
海に潜ると、こんな巨大なハマサンゴにも会える。
そんな美しい自然に驚くけども、太平洋戦争末期には、特攻隊がここから沖縄に向けて飛び立ったそうだ。
そして沖縄戦の後は、ここもかなりの空襲を受けたらしい。
戦後は8年間アメリカの統治下に置かれ、自給自足での苦しい生活を経て、1953年に日本に復帰した。
薩摩藩時代にも圧政に苦しみ、その前は琉球王の侵攻されるなど、そんな厳しい歴史を持つ島でもある。
現在は、サトウキビの栽培が盛んで、さとうきび畑がどこまでも広がる。
このさとうきび畑を貫く3.5キロの直線道路は、よく撮影やCMでも使われていたよね。
ここで記念撮影する人は、なぜかジャンプして写るらしいけど。
奄美大島の方向に沈む夕日がきれい。
そうそう、関係ないけど2009年7月22日の皆既日食では、日本では天候の関係で、ここと硫黄島でのみ観測できたそうだ。