ワールドメイトの祭事も無事に終了し、なんだかとても元気になった。
始まる前と終わってからの落差がわりと大きいのは、ワールドメイトの祈祷が正真正銘のものであるという至極当然のことへの気づきと、ありがたいという気持ちを毎度もたらしてくれる。
今回も、素晴らしいお取り次ぎをされた深見東州先生には、このあとも目白押しに予定があるようで、休む暇などないようだ。
ところでワールドメイトの祭事中に、国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が始まっている。
ポイントは中国やインドの動向、そしてオバマ大統領になって積極的に取り組もうとしているアメリカの出方だろうけどね。
そのアメリカも、ブッシュ政権の8年間はあまりの後ろ向きな姿勢に、ワールドメイト会員も悲観的な見方しかできなかったけどね。
でも当時、深見東州先生は◯年後からアメリカの方向が変わることをワールドメイトで言われていた。
そうすると彗星の如くオバマが登場して、地球温暖化対策に積極的な姿勢を見せ、就任して程なくノーベル平和賞までもらっていた。
ノーベル賞を受賞した理由の一つとして、核のない世界という演説だけでなく、気候変動への取り組みにアメリカが建設的な役割を果たし出したことが挙げられていた。
そういうことで、深見東州先生の言われた、ぴったりの時からアメリカは変わり始めた。
そうしてオバマの1期目こそ成果が出せずにいたけど、2期目をかけた選挙の時に巨大ハリケーンがニューヨークを襲い、地下鉄が浸水する大被害が起きると、それも追い風になったのか選挙に勝ち、それからより強く地球温暖化対策の重要性を打ち出し始めた。
その中で昨年6月には「2030年までに発電所のCO2排出量を2005年のレベルから30%削減する」と提案し、アメリカはCO2削減に大きく舵を切ったと言われていた。
そして、中国はその間にアメリカを抜いて排出量世界最大国となっていて、しかも恐ろしいほどの勢いで現在も急上昇中だ。
中国の排出量を測る技術は日本のように正確ではないと言われているので、実際はもっと深刻かもしれず、ホントに怖くなってくる。
その中国を制することができるのはアメリカしかいないと、ワールドメイトでは期待されていたけども、はたしてどうなっていくのだろう。
そしてインドの排出量も急上昇中で、現在は中国、アメリカに次ぐ3番手の大規模排出国になっている。
しかも先進国の責任を強く要求する急先鋒といえるモディ首相の姿勢は、かなり手ごわいし、合意に向けてネックになるかもしれないのが気になる。
一方でアメリカも、京都議定書のような義務化になると、国内の議会で否定される恐れがあるのでそこは消極的にならざるをえないし、どこまで法的拘束力のある合意ができるのかまだ見えない。
各国とも経済的な利害や国益が絡むだけに厳しい会議になっているようだ。
ただこの期間に、中国では首都北京のPM2,5によるスモッグで、これまでになく大気汚染が酷いことになっているし、インドでも、南部のタミルナド州が100年ぶりの豪雨に見舞われている。
アメリカも南部のサウスカロライナ州で、これは10月だけど、1000年に一度の大雨による洪水の被害が起きていた。
もうどう考えたとしても、待った無しなんだろうけどね。