今朝も関東では震度3クラスの地震が起きていたけど、2月は福島と宮城で震度6強の大きな地震が起きたりと、巨大地震に対する不安が蘇った人も多いよね。
「日本はどこにも、強い揺れに見舞われない場所はありません」と、政府の地震調査委員会の委員長が、最新の地震動予測地図公開で指摘していたけどね。
その震度6弱以上の非常に強い揺れに見舞われる確率を示した2020年版の地図を見ると、宮城から茨城にかけての地域などは、東日本大震災の余震活動を考慮し確率が上昇したそうだ。
まぁ、震度6弱以上の確率と言っても、震度6強から震度7クラスの地震が起きるかどうか、巨大な津波が発生するかどうかが、大きな分かれ目だよね。
日本は東日本大震災のような大陸プレートと海洋プレートの境界付近で起きる海溝型の巨大地震もあれば、熊本地震や阪神淡路大震災のような都市直下の浅いところで起きる活断層型地震(直下型地震)の巨大地震もある。
海溝型の巨大地震は、南海トラフの超巨大地震がいつ起きてもおかしくない時期に入っているけどね。
北海道東沖でも超巨大地震の切迫性が高いと発表されていた。
都市直下型も、首都圏直下型の巨大地震がいつ起きてもおかしくないと言われてきた。
それ以外にも、大きな地震につながる活断層は、未発見のものを含めてたくさんあると言われているよね。
こういう地震予測マップを見るたびに、どれだけ地震や津波災害への備えをしても足りないのが日本なんだなと思う。
ワールドメイトでも、災害が起きないように祈り続けているけどね。
それから、富士山噴火のハザードマップも17年ぶりに改訂されたものが、つい最近発表された。
地震や津波だけではなく、火山噴火による災害も、昔から日本は深刻だから。
山梨、静岡、神奈川3県などでつくる「富士山火山防災対策協議会」による最新版では、富士山噴火時の溶岩流の到達区域がかなり拡大されていた。
溶岩流はゆっくりだから避難する時間はあると思うけど、流れを止めようがないし、除去するのも難しいから大変なことになるよね。
ましてや、噴石、火砕流や融雪型火山泥流などはあっという間に来るから怖い。
今回、その危険の範囲も広がっていた。
もちろん、首都圏など広範囲に火山灰などによる深刻な災害をもたらしてしまうけど。
ハイテク機器の隙間にまで入り込み、ライフラインの停止など都市機能不全に陥り、昔よりもむしろ被害が大きくなると言われているからね。
こうして見ると、日本は自然災害、それも壊滅的な災害が起きやすい国だなと、改めて感じるよね。
その代わり、美しい自然に恵まれ、食材も豊富で美味しいけど。
そんな美しい自然や荒ぶる自然の営みに神様を感じ、日本固有の文化も日本人の豊かな感性も、神道のフィーリングもそんな中で醸成されてきたのかなと思う。
だから、自然災害が多いと言っても、移住したいとは一度も思ったことはないけどね。
逆に、移住したい国としては、日本はかなりの人気らしいけど。
世界の引っ越したい国人気ランキング、日本は2位、1位は...
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— ニューズウィーク日本版 (@Newsweek_JAPAN) December 9, 2020