今年最初の記事は、ワールドメイトで聞いたパワースポット太平山を紹介。
秋田市など複数の市町村にまたがる太平山は、地元では古くから信仰の山として知られている。
昔は「おおひら」「だいだら」と呼ばれていたらしいけどね。
「たいへいざん」という名の通り、この山には「太平の世」という神徳があると聞いた。
2023年の新年の門出に、混迷を極める日本や世界の情勢が、太平の世になっていくことを願いたいけどね。
山頂からは世界遺産の白神山地から男鹿半島、大潟村干拓地や大館樹海ドーム、鳥海山や岩手山まで、360度大パノラマの眺望が広がる。
深見東州先生の著作によると、太平山の山頂に奥宮をいだく太平山三吉神社には勝利とか成功という功徳があると書かれていたけどね。
天武天皇の時代に役小角が創建し、その後坂上田村麻呂が戦勝を祈願して社殿を建立したそうだ。
それ以降、山岳信仰をベースに修験道の霊場として崇敬され、江戸末期には太平山信仰が爆発的に広がったそうだ。日本の新しい時代が来る前のことだよね。
1000メートルを超える太平山山頂に鎮座する奥宮は、火災のため最近立て直されたそうだ。どうりでマッサラなお社だなと思った。
毎年7月17日の開山祭になると、御神体を里宮(広面赤沼)から奥宮へお遷しする。
そして9月17日の閉山祭までの間は、祈祷や祭典を行っている。
里宮は秋田市内の秋田駅の近くに建立されているけどね。
本当はさらに深遠な功徳や働きを秘めているのが、この太平山を主峰とし馬場目岳など複数の頂を持つ太平山地になる。
秋田県だから当然冬は厳しい雪山に変わってしまうよね。
秋になると山麓が色とりどりに染まり、美しい紅葉が広がる。
この地域には天然の秋田杉やブナ林の手付かずの樹海が広がっているそうだ。
馬場目岳の夏の山麓の緑もとても美しい。
太平山山麓には自然公園である仁別国民の森もある。
仁別国民の森では「天然秋田スギ」を保存し、景観の維持や市民の憩いの場になっているそうだ。
ところで太平山三吉神社の御祭神は三柱で、そのうち秋田の郷土神と言われるのが三吉霊神で、力の神、勝負の神、破邪顕正の神と神社の由緒にあり、曲がった事が大嫌いで、力持ち、弱きを助け、邪悪のものをくじく神様と言われている。
スポーツ選手が大切な試合の前に参拝することも多いらしい。
パワースポットが多い東北の中でも、太平山はひときわ素晴らしいパワースポットになるからね。