ワールドメイトっぽい日々

ベツレヘムの星とクリスマスが同時期に!?

クリスマスが終ると、ワールドメイトではまもなく正月神業の時期になる。

30日くらいから翌年にかけての年末年始、特に大晦日から元旦をピークとして、極寒の荒れた天気になるようだけどね。

ただでさえ、今年は移動が少ないのに、さらに人出が少なくなりそう。

 

 

ところで今年のクリスマスでは、木星と土星の超大接近のことが、ワールドメイトでも話題になっていた。

皆既日食などに比べると、メディアの報道は少なかったけどね。

冬至の21日から22日をピークに、正月ごろでもかなり接近して見える感じだったようだ。

実際には、このように小さく見えていたけど。

 

 

木星と土星が見かけ上接近することは、周期的に20年に一度くらいの頻度で起きているそうだ。

基本的に太陽を中心に公転している惑星を横から見ると、その公転軌跡はほぼ全てが1平面上にあるといってもいいくらいの公転角度で、同じ方向に回っているからね。

 

 

とはいえ、それぞれわずかにずれているため、地球から見て完全に惑星同士が重なって見えるようなことはほぼ無いようだ。

地球から見た場合に、ここまで大接近して見えることは、非常に珍しいことになるそうだ。

 

 

今回は地球と木星と土星が、限りなく一直線上に並んだことになるよね。

肉眼では、ほぼ一つの惑星のように見えた人も多いようだ。

 

日本から見ると約400年ぶり、欧米からでは約800年ぶりの大接近になるそうだ。

400倍視野の天体望遠鏡で見ても、同時に収まって見える距離まで接近していたらしい。

ただ、最接近の22日午前3時は地平線の下になっていたようで、その前後の日に肉眼や望遠鏡で見た人の写真が、たくさん出回っていたよね。

 

 

ところで、今回の大接近とまではいかないまでも、紀元前7年にも、やはり土星と木星がかなり接近していたらしい。

しかもその年は二つの惑星が接近を3回も繰り返していたそうだ。

 

 

1614年に、ドイツの天文学者であるヨハネス・ケプラーは、そのときの現象が聖書の記述にあるベツレヘムの星の正体だと結論づけたそうだ。

ベツレヘムの星とは、マタイによる福音書2章の、

イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」これを聞いて、ヘロデ王は不安を抱いた。エルサレムの人々も皆、同様であった。王は民の祭司長たちや律法学者たちを皆集めて、メシアはどこに生まれることになっているのかと問いただした。彼らは言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者がこう書いています。『ユダの地、ベツレヘムよ、お前はユダの指導者たちの中で決していちばん小さいものではない。お前から指導者が現れ、わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」そこで、ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめた。そして、「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。わたしも行って拝もう」と言ってベツレヘムへ送り出した。彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。学者たちはその星を見て喜びにあふれた。

からきたものだよね。

 

 

キリストの生誕日が、西暦元年では無かったであろうことは、広く知られていることだけどね。

はっきり確定はされてはいないけど、少なくとも紀元前4年には誕生していたとする説が有力らしい。

 

ベツレヘムの星は、土星と木星の3回の接近だったとするケプラーの説以外にも、ハレー彗星の接近(紀元前12年という説)や、紀元前2年ごろの惑星の会合などとする説など、いろいろあるらしいけどね。

まぁ、聖書の記述を見る限りでは、何度かその星が現れている様子がみてとれるし、時期から言ってもケプラーの主張する木星と土星の3回の接近説が、他の説よりも有力な説だと言われているようだ。

 

 

ちなみに、ベツレヘムの星は、クリスマスの星とも言われている。

イエスの誕生日がクリスマスの日ではないことはわかっているけどね。

というか正確な日はわからないということで、クリスマスはイエスの誕生を記念して祝う日だと思えばいいのかな。

 

そして、クリスマスツリーのてっぺんに大きな星を飾るけど、これはキリストの誕生を告げた星のシンボルの意味があるらしい。

その誕生を告げたベツレヘムの星が木星と土星の大接近とするならば、それがクリスマスの冬至の時期とピッタリ重なる今年は、とても珍しい巡り合わせといえるよね。

 

ただ本当のベツレヘムの星は八芒星で表されるそうなので、ツリーの飾りのような五芒星ではないけどね。

当時は、もしかしてこんな感じに見えたのかな〜

 

 

 

新着記事

おすすめ記事

1

それほどの野球ファンではないのに、大谷翔平選手のことがとても気になっていた。 マリナーズに決まるのかなと思っていたら、本命に上がっていなかったエンゼルスに決まったけどね。 まぁ、球団の名前にはとても親 ...

2

今年も、あと数日で終わりになるけど、最後になってワールドメイトのことがテレビに出るとはね。ふいを突かれたのでさすがに驚いた。 まぁ、深見東州先生も出られていたということは、テレビ東京の取材を受けられた ...

3

前回、熱田神宮のことを書いたけど、それを書くのに深見東州先生著作の「日本霊界風土記 熱田」を久しぶりに読んでみた。 記事を書きながら、改めて熱田の神様の功徳の大事さを感じてしまった。というか、忘れかけ ...

4

Quick Japanの最新号に、7月に開催された「深見東州武道館オリジナルソングコンサート」の潜入記事が書かれている。     舞浜でのデビットフォスター&フレンズとのコ ...

5

初めてForbes JAPANという雑誌を買った。普段はこんな経済誌を買うことはないけど、深見東州先生のインタビューが掲載されてるとワールドメイトで聞いたので購入してみた。 世界有数の経済誌ということ ...

6

ワールドメイトで、久しぶりに「守護霊を味方にする秘伝」のアニメを見た。 何度も見たことがあるはずだけど、何か新鮮なものを感じた。 神様にはいつも祈るけども、最近あまり守護霊さんのことを意識してなかった ...

お鏡 7

古事記に、「此れの鏡はもはら我が御魂として、吾が前を拝(いつ)くがごとく、斎(いつ)き奉れ」と、天照大御神が瓊瓊杵命に言われた言葉がある。 この我は、当然1人称だと思うので、この鏡を(私)天照大御神様 ...

8

ワールドメイトの氷見の神事では、いろいろためになるお話をたくさん聞くことができた。ためになるというか、とてもやる気が出るようなお話が多かった。   興味深かったのは、まずお料理のお話。料理は ...

9

ワールドメイトで、慧能禅師の風幡問答の話を聞いたことがある。 これは、無門関という説法集にも載っている有名なものだ。 その慧能禅師というのは無学文盲だったけど、達磨大師を初祖とし、その法を継承する禅宗 ...

10

コロナが発生したおかげというのも変だけど、最近のワールドメイトは、オンラインによる新しい形での神業もはじまった。 家にいながらライブ参加している感じで、今までにはないものを感じるけどね。 神業に参加し ...

11

7年前のラジオ放送になるけど、今日はそこで話された深見東州先生のお話から紹介しようかな。 お金に関する、リスナーからの直球の質問に答えられているものがあった。短い番組なので、全ては語りつくせないものが ...

-ワールドメイトっぽい日々