高校生国際美術展のレベルはただもんじゃなかったよ。
せっかくなので、明るすぎる劇団東州の定期公演を見る前に、高校生国際美術展に行ってきた。
そして正直に、これはスゴいなと思った。
ワールドメイト会員で見に行った人からも、良かったよとは聞いていたけどね。
数年前に一度見たときは、上手なんだけどダークな作品が多くて、いくつかは印象に残ったけど全体としてスゴいという感動は、そこまでなかったような気がする。
しかし今回の作品は、素晴らしいものばかりだと思った。
最近の高校生のレベルが上がったのかな。それとも上手な人が応募してきたのかな。どちらでもいいけど、ドキッとするような、そんな作品ばかりだった。
さっと見るつもりだったのに、ひとつひとつ立ち止まって、しげしげと見てみたくなった。
もともとこの美術展のポリシーは、完成度というより、キラッと光る個性や才能を感じされるものを選ぶようだ。
気のせいかもしれないけど、作品に明るい色使いや、繊細な中にも鮮やかできれいなものが多い気がした。
暗めの色づかいの作品でも、暗い印象ではなくて、若くて元気なエネルギーがあふれている感じがした。
これは時代が変わったからなのかな。明るい時代になってきているということなのかな〜。そんな短期間で変わるとも思えないけど。
一緒に観に行ったワールドメイト会員は、毎年のように観に行くそうだけど、やっぱり同じような感触をもったらしい。
ついでに同じ国立新美術館内の、アート未来展も見た。
こちらは大人の、絵画が好きな人たちが応募する美術展のようだ。
やっばり高校生の作品とは違って、完成度は高いのかなと思った。
ただ、どこかで見たような感じの作品に見えてしまって、斬新さはそれほど感じなかった。
あと題材の着想は、高校生の作品には観念がないのか、面白い組み合わせや意外性があると思った。
それにしても大人の作品は2畳くらいの巨大な作品が多かった。
高校生は、そこまでお金をかけることはできないのか、大きな作品は無かったけどね。もしかすると応募の規定があるのかもしれないけど。
あと、高校生国際美術展は書の作品数がとても多いけど、それに関しては上手すぎるという以外に褒め言葉が見つからない。
書の芸術性については知識がないため、上手いという以外に言いようがないというのもあるけどね。
一緒に行ったワールドメイト会員から、深見東州先生は「書は気韻生動が大事だ」と言っていたと教えてくれた。
ますますわからなくなってしまったので、会場を後にして、今、お茶しながら忘れないうちに書いているところ。