ワールドメイトでは、毎年10月の10日前後くらいに富士箱根神業が行われている。
箱根山と富士山は現実的な距離も近いけど、ワールドメイトでは、とても密接なつながりがあると言われている。
今日は、富士山のことを少しだけ紹介。
富士山は、今さら言うまでもないことだけど、パワースポットの代名詞のようになっている日本を代表する神山霊山だよね。
古くは、聖徳太子も富士山に登り、役小角や空海や日蓮も登ったと言う言い伝えがあるそうだ。
大本教の出口王仁三郎は、天の教えが出てくるところとして、富士山を天教山と呼んだけど、富士の神様の中心である、木花咲耶姫様に導かれて言ったのかもしれない。
木花咲耶姫様(木花之佐久夜毘売命)は、富士山本宮浅間神社の主宰神であり、富士山を御神体山とし、山頂には奥宮が祭られている。
ワールドメイトではさらに、9合目より上には尊い神様がいらっしゃると聞いているけど。
ところで木花咲耶姫様は、仏界では観音様になるそうだ。深見先生の著書で、「パワースポットガイド・富士箱根」にそのあたりは詳しく書かれている。
また、木花咲耶姫様は、天孫瓊々杵尊の皇后となられた方であり、そのときのご懐妊の際に貞節を疑われ、それに対して潔癖である証を立てるため、戸の無い産屋を建て、周りに火を放ち出産するというほどの勝ち気な神様でもある。
まるで、火山のような神様なんだろうね。
でも、富士山はどこから見てもきれいであり、裾野もとても広く、日本一高い山だ。そして、多くの人が富士山に魅了されてきた。
ここに、富士山のもの言わぬ教えがあると、ワールドメイトで聞いた。
日本一高くて立派になろうと思えば、それだけ裾野が広い知識と経験と人脈とひきたてという基礎と年季と実力があってこそであり、ぼこっと高くなろうとしても駄目だそうだ。
そして、どこからみても偏りが無く、味わいがあり、バランスがとれてないといけないことを、富士山の姿で教えているのでしょうと言われていた。
さらに何も言わなくても、皆のほうから訪ねてきてもらえるよう、つねに自分に厳しく己を磨き続けようと、言うことなのだそうだ。
そういう素晴らしい富士山を仰ぎ見る伊豆に、ワールドメイトの総本部はあるけどね。
素晴らしい神様の道を弘める団体として、ワールドメイトもいずれいろいろな人から、そう思われるような立派な組織にならなければ。