最強台風と言われた台風10号がようやく消滅した。
と言っても熱帯低気圧に変わっただけで、地域によってはまだまだ大雨をもたらしているけどね。
台風接近前から日本には、太平洋からの暖かい湿った空気が流れ込んでいたからね。そのため台風になってすぐの8月23日ごろには、この台風10号が発達して接近すると、日本に非常に激しい雨をもたらすと言われていた。
台風の進路は当初の予測よりも西側になり九州に上陸した。それでも予想通りに、九州や中四国はもちろん、うんと離れていた東海や関東まで、ひどい豪雨をもたらし、日本各地にかなりの大雨被害をもたらした。
<台風10号は熱帯低気圧に>
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 1, 2024
1日(日)12時、台風10号(サンサン)は熱帯低気圧に変わりました。
熱低周辺の東海や近畿、湿った空気が流れ込みやすい関東甲信は大雨への警戒が続きます。今後は温帯低気圧に変わり、前線と一体化して明日2日(月)に北日本を通過する見込みです。https://t.co/Z4R4M5EcWI pic.twitter.com/faI5PGjBt4
それにしても、今回のように日本に近寄ってからもノロノロしている台風は記憶にないよね。
しかも台風の雨雲からは遠く離れた地域にまで、記録的な大雨をもたらすと言うのも、あまり記憶にない気がする。
そういう意味で、これまでになかったような台風だった。
【#台風10号 “遠隔豪雨”神奈川県内で被害相次ぐ】
— 報道ステーション+土日ステ (@hst_tvasahi) August 30, 2024
・平塚市では8月の観測史上最大となる雨を観測。街は冠水し、車も流される
→複数箇所で土砂崩れも確認
・二宮町では葛川が氾濫。流域の住人に一時“緊急安全確保”が出される
「もうむちゃくちゃ。泥水につかって家具から何からひっくり返って」… pic.twitter.com/qSQjd6H7Cx
ワールドメイトでは、なんだか南海トラフの地震で被害が出そうなところに、やたら大雨をもたらしていると言う人もいたけどね。
たしかに言われてみると、南九州から四国、関西や紀伊半島、東海、関東と、大きな被害が出ていた。
ただ、もし南海トラフ地震が来てしまったら、こんかいの台風被害の数万倍の規模になってしまうだろうけど。
その南海トラフ地震に関する地震臨時情報が、8月8日に初めて発表されていたよね。
けっこう大きな不安をもたらしていたようだけど。
地域によっては、水や食品の買い占めが起きていたし。旅行のキャンセルなどもかなりあったらしい。
8月8日の日向灘のマグニチュード7.1の地震は、南海トラフの西端あたりになるけど、南海トラフ巨大地震だけは、絶対に起きてほしくないよね。
これだけでも東日本大震災の何十倍もの被害になると予想されているけど、さらに、富士山爆発を誘発する可能性が高いとも、研究者からは言われている。
じつは「宝永の富士山大噴火」直前に、「南海トラフ大地震」が起こっていた…それを最後に富士山が決め込む「300年にわたる沈黙」 : https://t.co/svebC8w9iX #ブルーバックス
— 講談社ブルーバックス (@bluebacks_pub) August 29, 2024
さらに関東には、関東大震災を引き起こした相模トラフによる海溝型の巨大地震も、周期的に起きるといわれている。
さらにそれ以外にも、南関東には過去に直下型大地震につながった震源域がいくつも存在している。
もちろん関東だけでなく、日本全国どこにでも、大地震になるだけの活断層が存在していると言われているよね。
だから、今回は台風による主に記録的な大雨が被害をもたらしたけど、巨大地震や火山噴火による甚大なる被害が起きてきたのが日本だからね。
<関東大震災から101年>
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 1, 2024
今日は関東大震災から101年の #防災の日 です。
関東大震災の当時の状況、被害拡大の理由を伺いました。
今日を機に、改めて「もしもの時」への備えを見直してみませんか?https://t.co/oFScHj0t29 pic.twitter.com/zAWZZiCgtK
奇しくも今日9月1日は、関東大震災が起きた日として防災の日になっているので、もっと防災への意識を高めていきたいなと思った。
そして何よりも、いつ起きてもおかしくないと言われる巨大地震が起きないことを願って、ワールドメイトで祈り続けたいと強く思った。