ワールドメイトの仲間と話していて、なんだか今月は、国際情勢の大きな曲がり角になりそうな出来事が多いねと、そんな話になった。
アメリカでは、とうとう警察官が銃撃されるような事件が起きていた。白人警官が黒人を射殺したことに対する抗議のデモの中で起きた。それでなくても、銃乱射によるテロや殺戮事件が続いていたのに、追い打ちをかけるような、人種問題に関わる一連の事件だった。
アメリカの国民も、これらの事件は自分の命にもかかわってくる重大な問題だけに、今度の大統領選挙戦にも、大きな影響を与えるだろうと言われている。今はヒラリーが若干リードしている選挙戦も、今後の展開次第では、どうなっていくのか誰にも予測がつかない。
移民、宗教、人種、同性愛などが絡むテロや銃撃事件、そして経済格差や雇用などの問題を受けて、アメリカの民意はどう動いていくんだろう。国民が、激しく分裂していってるように見えるけど。
英国も、国民投票によって国民が真っ二つに分裂した挙句、離脱が決まり、キャメロン首相が辞め、女性のメイ首相が誕生した。
離脱に関しては、今の所悪くなるという話ばかりがほとんどで、あと離脱のしこりで、国民感情が分裂しているのも気になる。これからメイ首相のもとで、イギリスがどう変わっていくのか、分裂気味の国民をどうまとめていくのかが注目される。
そして英国が抜けるEUの方も、加盟国の間で、やはり分裂しかねない火種を抱えてるだけに、一層、困難な状況になっていきそうだ。
そして中国。
仲裁裁判所の判決の結果は予想どおりだったけど、それを受けて、今後どのように出てくるつもりなのかな。
そして、それに対して欧州、米国、アジアなどの国々が、どのように中国に対応していくのか、かなり緊迫していく可能性もありそうだ。
中国は、経済の失速も含めていよいよ大きな分かれ目に立たされていると思う。中国人の民意、世界からの圧力によっては、中国政府が強硬な手段に出る可能性も言われているけど、中国の今までのやり方では、もう国際社会の中で限界に来てると思うけどね。
台湾の政権も、独立を志向する民意によって変わったし、韓国は相変わらず中国に追随しているけど、さすがに終末高高度防衛ミサイルの配備に関しては、中国の反対を押し切って決めていた。
中国は、内部で激しい権力闘争が続いているというし、もう何が起きても、驚かないようにしないとね。
そんな、世界の国が分裂気味に動いている中で、まぁ、日本は何とか安定してるのかなと思えるので、問題は多いながらも、まだ救いがあるように思う。
そして、話は変わるけど、そのように世界が激動しているときに、深見東州先生の武道館ライブが今月はあるんだけどね。ワールドメイトで武道館コンサートのTVCMを、今年はじめて見たけど、なかなかかっこよかった。
音楽やスポーツには、宗教や人種や民族や思想などの違いも関係ないし、みんなを一つにしていく力があると思うし、ここで、とにかく盛り上がりたいなと思う。