ワールドメイトでは、1998年から2012年ごろまで、年によっても違うけども神事が行われる頻度が高かった。
2013年からは、深見東州先生のワールドメイト以外での活動がとても多くなってきたから、その分ワールドメイトの活動が限られてきた気もする。
まぁ、やがてそのようになることは聞いてはいたけどね。
不思議なのはなぜか気候変動で、世界の気温が1998年から2012年ごろまでは、ほとんど上昇しなかったことだ。
それを温暖化のハイエイタス(停滞)問題と呼んでるそうだ。もちろん、その期間もCO2の排出量は増え続けているけど。
わずかな国が、わずかばかりの削減に貢献しても、それを上回る中国などの途上国の排出量が膨大なため、もちろんアメリカもだけど、まったく排出量が減るどころではなかったのにね。
気候モデルでは、CO2が増えるに従い気温の上昇もないといけないのに、それがなかったため対策への説得力が欠けてしまう結果につながってしまったようだ。
もともと地球温暖化の原因の科学的な証拠は確立していないため、温暖化懐疑論まで出てきてしまった。
さらに今後の予測になると、気温上昇の予測の幅もかなり大きいしね。
その予測も確実かどうかは、究極的にはわからないといえるよね。
そんな状況の中、今月末からバリで開かれる第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)は、とても重要な会議になるけど、地球温暖化抑止の決定的な決議がされる可能性は低いだろうといわれている。
気温上昇を産業革命前と比べて2度未満に確実に抑えることができる水準にするには、2050年までに世界全体の温暖化ガス排出量を、2010年比で最大70%削減することが必要だとされる。
それにどこまで近づけることができるのか、下手をするとまったく水準に及ばないこともありうるようだ。
ワールドメイトでは地球温暖化に関して、一ノ関は越えてもニノ関は越えられないと言われていた。
それがどういう意味かはわからないけど、本当はハイエイタス(停滞)の間に全地球的な協力体制を整え、革命的なエネルギー転換を決議しなくてはいけなかったのかもしれない。
そのためには現在5兆3千億ドルと言われる化石燃料への補助金を、再生可能エネルギーの研究開発費に使うなど、先進国の国家的な戦略が不可欠だったのかもしれない。
過去十数年間の間に気温が上昇しなかったと言っても、北極の氷や世界の氷河が溶けるとか、巨大ハリケーンや竜巻、洪水、高温乾燥の被害だの、異常気象は頻発していたからね。
これは何かおかしいということに、人類はもっと真剣に、気がついて行動しなくてはいけなかったのかも。
まだ、手遅れになっていないことを願って、ワールドメイトで祈ろうかな。