2013年にロシアのチェラビンスク上空に、隕石が飛来した時の様子はスゴかった。
その後、あの隕石はどうなったのかはよくわからないけど、宇宙にはそんな、いつ飛んでくるかわからない隕石がたくさんあるということを実感できた出来事だった。
ワールドメイトでも、隕石飛来に関する話を昔聞いたことがあるけど、隕石衝突の情報提供を行うアステロイド・デイによると、木星と火星の間にある小惑星帯に、直径1km以上の小惑星が75万個以上存在するらしい。
そんなに大きくなくても、もっと小さいものになるとそれこそ何百万という数の隕石が、その小惑星帯だけでもあるそうだ。ツングースカ級の隕石だけでも100万個はあるそうだ。
ツングースカというのは1908年にロシアのツングースカ上空で爆発したとされる隕石で、もちろんのチェラビンスクの隕石よりも、少なくとも10倍以上の爆発威力を持った強烈なものだったらしい。
そういうものが100万個あっても、監視されているものは1万個程度らしく、ほとんどは把握できてないようなので、飛んできてもほとんどわからないということになる。
それに、それ以外の場所から飛んでくるものもあるだろうから、NASAのチャールズ・ボールデン長官が2013年に米国議会で言った言葉、「世界を壊滅させるような小惑星から地球を守る最善の方法は「祈る」ことだ」というのは、あながち冗談で言ったとは思えないよね。
宇宙監視の予算を上げてくれという皮肉で言った部分もあるんだろうけど、現実的な予測や、ましてや衝突がわかったとしてもその軌道を変えるような手段に関しては、はなはだ心もとないことを認めている。
アルマゲドンのような小惑星衝突に関する映画はたくさんあるけど、そんなことにならないように、ワールドメイトでも祈りたいなと思う。
全く知らなかったけど、今年の9月15〜28日にプエルトリコ付近に隕石が衝突するという啓示を受けた牧師がいたらしく、それを信じた人たちがネットで、アメリカ政府はパニックを避けるために事実を隠している、などと言った噂が広がっていたそうだ。
それを、9月に壊滅的な隕石の衝突は起きないとNASAが断言し、否定したと書かれていたので、ついでに紹介してみた。
今回は無いとしても、今後も絶対ないとは言えないだろうからね。