深見東州先生の、今年のバースデー書画展のお知らせが出ていた。今年のタイトルは、会話みたいになっててうける。
ダヴィンチや長谷川等伯、空海や本阿弥光悦に、”劣るとも勝らない”、というコピーも笑う。
“勝るとも劣らない” は、勝っていることはあっても劣っていることはないという「互角以上」の状態だから、”劣るとも勝らない” になると、劣ることはあっても勝ることはない、ということでよいのかな。
レオナルド・ダ・ヴィンチや空海、本阿弥光悦に勝ることはできません。しかし、素晴しいところを学び、手がけなかったことをやれば、個性が輝きます。彼らに追いつき、追い越そうとする気概や研究、努力が尊いのです。これを50年続けるのが、深見東州の“劣るとも勝らない美学”です。
という深見先生からのメッセージが書かれていた。
偉大な巨匠に学び、正統な書画の技法を踏まえ、絵画、書、陶芸、木版画、B級食品など、自由な心で創作します。しかし、どうしてもギャグの要素が入るのが、深見東州の性質なので、いかんともしがたいところです。これが、深見東州の作品を理解するヒントです
2017年3月18日(土)〜31日(金) 11:00〜21:00(31 日 17:00 終了)
入場無料
泉ガーデンギャラリー
(東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅直結)
去年までは、ラフォーレミュージアム六本木で開催されていた。1100人以上が開幕式に来たと聞いたけど、広い会場がぎゅうぎゅうになるくらい人が多かった。今年は会場が、去年のところの近くではあるけど、もっとわかりやすい泉ガーデンギャラリーという場所に変わった。広さはどうなんだろう。
去年以上にたくさん来たら、収容しきれなくなるかも。
でも、開会式はとっても楽しいので、行くに越したことはないけどね。特に去年の政治家さんたちのスピーチは、とにかくおかしくてみんな爆笑の連続だった。平沢勝栄さんや城内実さんとか、ホント笑わせてくれるから。
もちろん、深見東州先生の書画についても、評価が高かった。深見先生の絵画を最初に見出した、求龍堂元編集長の松井武利さんは、深見先生の絵は、上手く描こうとか、賞を取ろうとか、そんなところがないと言っていた。
画家の重要な3要素である「純粋、素朴、稚拙」の3つを全部持っていると言われ、特にゴッホやゴーギャン、棟方志功に匹敵する稚拙さがあるそうだ。それは素人目で見ても、確かにそんな感じがするけどね。
素朴で純粋というのも、深見先生の小説や詩集を読んでもそう感じるし、そういう内面性に秘められたものは、誤魔化しようがなく、芸術作品に出てくるんだろうね。
去年は130点もの新作を発表されたけど、今年もそれ以上になるのかな。
普通の画家は、一枚書くのでも大変なんじゃないかなと思うけど、とにかく描くのが早いのもスゴいなと思う。
たくさん描く中から、秀作や傑作が生まれるという考えなのかもしれないけど、どれも魅力あるものばかりだからね。
あと、去年は海外からも、元シカゴのピーター・セテラが駆けつけていた。2日前にデビッドフォスターたちと一緒に、コンサートで共演していたからね。
そして、海外からはたくさんのビデオレターも届いていた。
エリザベス女王の孫のピーター・フィリップスの奥様オータム・フィリップスさんの親しみのこもったメッセージがよかった。
みんな親しみがこもってたけどね。ドミンゴからも少し遅れて届いたみたいだけど、バースデーソングを歌っていてさすがに上手かった。
いろいろと盛りだくさんな開会式だったので、とても楽しかった。
そして、今年の絵画はどんな絵があるのかな。毎年違った雰囲気のものが出てくるから、それも楽しみ。
あんな風に絵が描けるなんて、なんて素晴らしいことなんだろうと思う。