ナマハゲが無形文化遺産に登録というニュースが流れていたので、なんだろうと思ってみると、日本各地に残っている来訪神の伝統行事10件が、「来訪神:仮面・仮装の神々」として、ユネスコの無形文化遺産に登録されたそうだ。
ナマハゲは、秋田県の男鹿半島の伝統的な行事として有名だよね。
「#来訪神 仮面・仮装の神々」が #ユネスコ の #無形文化遺産 に登録されることが決まり、秋田県・男鹿市役所で吉報を待っていた #ナマハゲ たちは大喜びです。https://t.co/at1arOkY5U(や)#なまはげ pic.twitter.com/JjOwOS2uLD
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) 2018年11月29日
ワールドメイトでの、鳥海山にまつわるお話でも時々ナマハゲのことが出てきていたので、ナマハゲのニュースに反応してしまった。
よく読んでみると、以下の10件のうち、鹿児島の甑島だけは以前に登録済みで、新たに9件を加えて「来訪神:仮面・仮装の神々」として拡大登録されたそうだ。
- 甑島(こしきじま)のトシドン(鹿児島県薩摩川内市)
- 男鹿(おが)のナマハゲ(秋田県男鹿市)
- 能登(のと)のアマメハギ(石川県輪島市・能登町)
- 宮古島(みやこじま)のパーントゥ(沖縄県宮古島市)
- 遊佐(ゆざ)の小正月行事(山形県遊佐町)アマハゲ
- 米川(よねかわ)の水かぶり(宮城県登米市)
- 見島(みしま)のカセドリ(佐賀県佐賀市)
- 吉浜(よしはま)のスネカ(岩手県大船渡市)
- 薩摩硫黄島(さつまいおうじま)のメンドン(鹿児島県三島村)
- 悪石島(あくせきじま)のボゼ(鹿児島県十島村)
【愛すべき異形の神々】
今回、ユネスコの無形文化遺産へ登録が決まったのは日本各地に伝わる10の伝統行事。そこに登場する神様たちはいずれ劣らぬ個性の持ち主です。ナマハゲだけにとどまらない異形の神々の魅力から、現代のスマホに降臨する“着神”までを取材しました。https://t.co/Yvhvjbyt4v— NHK科学文化部 (@nhk_kabun) 2018年11月30日
ナマハゲとよく似たアマハゲという来訪神もいるそうで、山形県の、鳥海山の麓の遊佐の伝統行事として継承されてきたそうだ。遊佐は、たしかワールドメイトの鳥海山の神事で行ったところだったと思う。
ユネスコ無形文化遺産に
秋田のナマハゲとか面を被って行われる伝統行事の一部が
登録されました。その中に山形県の遊佐町に伝わる
「アマハゲ」という行事も入ってます。どんなものかと言うとナマハゲ似てるもので3地区で、正月の1日、3日、6日に行われています。 pic.twitter.com/miyiBFsXVZ— watanabe (@wkazuya3) 2018年11月29日
岩手県大船渡市の、吉浜のスネカという祭りも、ナマハゲと共通点が多いそうだけど・・。
秋田、山形、宮城、岩手となぜか東北に多い気がするけどね。
東北地方は、自然があまり荒らされてないから、神々もたくさんいるという話を、ワールドメイトで聞いたことがあるけど。
ユネスコの無形文化遺産になった「来訪神」に10の行事しか入っていないことには少し違和感があって、男鹿のナマハゲ館に展示してあった各地の来訪神分布図をみてもこれだけあるし、入っていないものも多くある。こうした行事を後世に伝えるということであればイザイホーの復活にも力を入れてほしい。 pic.twitter.com/kDBj3xAJMe
— 坂本大三郎 (@daizabu3) 2018年11月29日
宮城県は、仙台に深見東州先生が経営される時計のお店が出店したばかりだけど、その北に行くと岩手との県境に登米市がある。
話はそれるけど、今回の仙台店出店のイベントには、俳優の藤岡弘、さんもゲストで参加していた。
その藤岡弘、さんが主役に抜擢されて、名を轟かせた仮面ライダーの原作者である石ノ森章太郎の出生地が、宮城県の登米市米川のすぐ近くになるそうだ。
この米川で、火伏せの祭りとして、全身を藁で覆い水をかけていく米川の水かぶりという祭りが行われている。
【宮城・米川の水かぶり】<2月初午の日>火伏せ行事。地区の男衆が藁装束で顔に煤をつけ、火の神の使いとなる。彼らは大慈寺に祈願をしてから町へ繰り出して手桶の水を家にかけてまわり、人々は彼らのしめ縄等を抜き取り、お守りとする。 pic.twitter.com/8h2RIporho
— 奇祭ファン倶楽部(KFC) (@clubkisai) 2017年10月23日
来訪神が、仮面・仮装の神様になっているけど、仮面ライダーの証かな。仮面ライダーは人造人間だけど笑。
それと、カメンライダージオウが、現在放送中だけど、時空を超えたり、ウォッチが関係するストーリーらしいので、ハンダウォッチワールドのテレビCM に藤岡弘、さんが出演するのも、タイミング的にシンクロしているね。
宮古島のパーントゥとかいうナマハゲ怖すぎだろ pic.twitter.com/thkXR3TB5q
— かふお (@kafuka_tan) 2018年10月25日
あ〜ぁ、子供たちみんな泣いてる。
大人でもこれはコワいね。
*ボゼは、鹿児島県トカラ列島の悪石島に伝わる来訪神行事、ボゼは盆の終わりに現れるとされる仮面装束で、その出現理由には諸説あるが、盆行事の幕を引くことで、人々を死霊臭の漂う盆から新たな生の世界へ蘇らせる役目を持つと指摘する研究者もいる。 pic.twitter.com/2f8JzktKvm
— 福禄寿 (@nebisodake) 2018年11月29日
こんな神様もいるんだ。
【「来訪神 仮⾯・仮装の神々」がユネスコの無形文化遺産に登録されました!】
本日、本県の「甑島のトシドン(薩摩川内市)」、「薩摩硫黄島のメンドン(三島村)」、「悪石島のボゼ(十島村)」の3件を含む『来訪神:仮面・仮装の神々』がユネスコ無形文化遺産に登録されることが正式決定しました。 pic.twitter.com/04INWrtVTr— 鹿児島県政情報 (@kagoshimakensei) 2018年11月29日
鹿児島の神様はスゴすぎて。
*能登のアマメハギ、石川県の輪島市や鳳珠郡能登町に伝わる伝統行事(妖怪)。《特徴》 囲炉裏や火鉢に長くあたっているとできる火だこのことをアマメと言い、怠け者の証とされ、これを剥ぎ取る妖怪のことをアマメハギと言います。 pic.twitter.com/aGIzbbBurX
— 福禄寿 (@nebisodake) 2018年11月29日
石川県も負けてないかな。
この佐賀の神様は、身なりは怖くないけど、賑やかな音がスゴい
こちらのカセドリ(佐賀県見島)は中々シュールですな
伝統のカセドリ、厄払う(2017年2月17日佐賀新聞ニュースS) https://t.co/JUCXaY8lIu @YouTubeさんから— 提督 (@bonbon7893) 2018年11月29日
宮古島のパーントゥもそうだけど、このような来訪神のお祭りには、やはり元となった神様の伝承や優れた人物がいたと思われるので、伝統を大事に守っていきたいよね。
日本は八百万の神々だから、各地に様々な伝承やお祭りが残っているけど、どれも神様と人間との触れ合いというのか、そんな共通点があるように感じる。
そうやって、昔から人と神様の交流が続いてきたんだなって、改めて感じるような訪問神登録のニュースだった。
東北地方の神々さまも喜んでいるかもね。