ワールドメイト富士箱根神業後期では、星ツアーという祈願も行われる。
星ツアーというと、とてもファンタジーな感じがするけど、ワールドメイトの場合、空想でも幻想でもないところがすごい。
星ツアーとは、自分の奇魂を星の神霊世界に飛ばして、星の神様から功徳をいただくワールドメイトの秘法会のことだから。
それで、今回行く星のテーマは南半球で見える星座や星雲になる。
88星座の中で、主に南半球だけで見える星座は36星座あり、その中から南十字星など、いくつかが今回の対象になる。
今回は初めての星が多いから、なんとなくうれしい。
ちなみに天体観測では、北半球で観察できる星座は、南半球では逆さまに見えるそうだ。
人間が逆さまに立っているため、たとえばオリオン座やサソリ座などは逆さまに見えるそうだ。
もちろん北斗七星やカシオペア座など、北半球でしか見れないものは、当たり前だけど南半球では見ることができない。
それから北半球では、北の方角を知るとき、北斗七星の柄杓の先やカシオペア座のwの形を利用して北極星を見つけるけど、南半球には北極星に該当するような天の南極星というものはないそうだ。
そこで南十字星を利用し、南十字星のうちの長い一辺を結んで5倍延長した位置が、天の南極の位置になるそうだ。
天の南極がわかれば、後ろが北、左が東、右が西というように、たちどころに方位がわかるよね。
という雑学はともかく、南半球で一番有名な星座といえば、やはり南十字星だろうね。通称サザンクロス、正式にはみなみじゅうじ座というそうだ。
88星座でもっとも小さいながらも、主な4つの星がきれいな菱形になっているのでかなり目立っているけどね。
ただし近くには、一回り大きい菱形があり、これはニセ十字と言われていてよく間違えられるそうだ。
そばに「ケンタウルス座」のα星(リゲル・ケンタウルス)とβ星(ハダル)という明るい星が2つ輝いていればそちらが本物。
写真の真中がみなみじゅうじ座。その左の明るい二つの星が、「ケンタウルス座」のα星β星。右の赤く見えるのは、イータカリーナ星雲。この星雲もワールドメイトではなじみが深い。
まあ、日本では与論島とか石垣島まで行かないと見えないから、あまり必要も無いだろうけど。
ワールドメイトの星ツアーで、まさかニセ十字のほうに間違って飛んで行く人はいないだろうし。
とにかく南十字星は初めてだから、今から楽しみでしかたがない。