ワールドメイトの節分大祭は、今月最後の土日から始まるけど、こよみの上での節分と立春は先日終わったばかり。
節分は、世間では豆を撒いて邪気を追い払い、無病息災を願う風習とされているけどね。
でも本当は、天界のお正月にあたる立春の前日、つまり天界の大晦日になるそうだ。
話せば長くなるけど、ワールドメイトでは、本当の節分の意味を詳しく教えてもらえる。
それは、神典古事記にもちらっと出てくる、国祖国常立大神様に大きな関係がある。
大本教の霊界物語には、その、国祖国常立大神様の御隠退の段というのが詳しく書かれているそうだ。
あまりに善一筋の厳格な神様だったから、当時の世界を統率されていたけど他の神々様から疎まれてしまって、とうとう御隠退を迫られるんだよね。
その時に最後は艮の方角にあった富士山に身投げまでされるそうだ。
もちろん自殺とかではなく、表から姿を消したという意味で、以来、富士に鎮まられたんだね。
そして、艮の金神、鬼神として畏れられ、唾棄されて、炒り豆に花が咲くまで二度と出て来るなと言われたんだよね。
炒り豆に花が咲くはずはないから、永遠に出て来るなという意味が込められているそうだ。
だから、節分の豆まきには煎り豆を使うよね。
そして明治22年の節分の時に、出口なおに艮の金神様が神がかって、あの有名な言葉、「三千世界一度に開く梅の花」の言葉とともに再び表に出て来られた。
炒り豆に花が咲くときがやって来たと、大本教では言われたそうだけど、埋没神となっていた国祖国常立大神様の復活の時節が到来したことを表わしている。
だから、ワールドメイトでは、『鬼は外、福は内』ではなく、『鬼も内、福も内』というんだろうね。
本当はまだものすごい意味があるけど、そういうおめでたい日が節分だから、ワールドメイトでも節分大祭は、とても大事な神事と言われているんだよね。