フランス同時テロの後も、依然として緊張が続いている。
ベルギーではテロの可能性が濃厚ということで最高度の警戒態勢を引いている。
また、アメリカもニューヨークへのテロ攻撃の宣言を受けて、警戒態勢を強めていくようだ。
今回のテロ攻撃を受けたフランスは、非常事態宣言を三ヶ月延長するそうだ。
もちろん日本も他人事ではなく、テロの標的になってるので、主要施設や大規模なイベントなどで警備を強化する必要に迫られている。
ワールドメイトの支部に行くと、すでに警察の動きが目立つと言ってる会員もいたので、実際にそうなのだろう。
しかし民間の施設やイベントのすべてを警護するのは事実上不可能なので、テロを防ぐにも限界があると言われているけどね。
フランスでは、今後のテロ攻撃に対して柔軟に対応できるよう、憲法改正に乗り出すそうだ。
テロの脅威を想定してない時期のものなので、治安対策上不都合なことが多々発生するのだろう。
今回のフランスの事件と対応を見ていると、時代に応じて憲法を変えていくのも必要なのだろうと思える。
人間が作ったものなので、いつまでも同じものが通用するとは思えないしね。
時代に合わないところは、その都度検討していくのが当然ではないかという当たり前のことに、テロの暴力が気づかせてくれたのは、少し皮肉な気もする。
できれば非常事態が起きてなくても、そういう議論ができる環境が、日頃からできていればよかったのだろうけど。
そこまで大きなニュースにはなっていないけど、西アフリカのマリでは、アルカイダ系によるテロにより、20人くらいの人たちが死亡している。
規模の大小はあれ、このようなテロはアフリカや中東、アフガンなどではよく起きている事実も知る必要があると、ワールドメイト会員の一人が言っていた。
先進国の中でも最も華やかなパリの街なので、世界的な注目を浴びているけど、それ以外のところでも頻繁にテロの悲劇が繰り返されている現実がある。
しかもイスラム国に対する対抗意識から、アルカイダ系が存在感を示すために行っている可能性もあるそうだ。
そういうこともワールドメイトで祈るときには忘れないようにしようと思う。
また今回のパリの事件によって、今後難民流入に対してきびしい対応になることが予測されるし、罪のないイスラム教徒に対しても、感情的な対立が生まれやすくなることも懸念される。というかすでに起きている。
EU加盟国内でも不協和音が出ているし、各国の政治情勢にも、そして世界経済に至るまで、様々な複雑な問題が生まれている。
そのこともできる限り漏れることなくワールドメイトで祈りたい。
最後に、ワールドメイトでは、音楽やスポーツが平和へのメッセージになることを理解している人が多いけど、今回のテロ実行犯は、結果的にそういう音楽ファンを狙い、サッカーを愛するスポーツファンを狙ったことになる。
襲撃された人たちは、おそらく平和を愛する、人種差別もしないような人たちだったかもしれない。
深見東州先生も、音楽やスポーツが世界平和への大きな力を持っていると言われているけど、そういう平和のシンボルへの挑戦だったとも言える。
そうであれば、そのことが持つ意味は、彼らが思う以上に大きいことになると思う。